2005年11月26日(土) |
スピーキング・ウィズ・エンジェルズ |
Jリーグは上位も下位もかなりおもしろいことになってるのですがとりあえず今は違う話をします。
きのうにひきつづき、暗い話なので注意してください。
「本当にね、何もかもすばらしく、美しいからね。それというのも、すべてが真実だからだよ。馬を見てごらん、人間のわきに寄り添っているあの大きな動物を。でなければ、考え深げに人間に食物を与え、人間のために働いてくれる牛を見てごらん。なんという柔和な表情だろう。自分たちをしばしば無慈悲に鞭打つ人間に対して、なんてなついていることだろう。あの顔にあらわれているおとなしさや信頼や美しさはどうだね。あれたちには何の罪もないのだ、と知るだけで心を打たれるではないか。」
(ドスト/カラマーゾフの兄弟/第六章・ロシアの修道僧)
愛犬アルカージィ君ですが、今朝早くに、世を去りました。
もうすこし、もうすこしだけは一緒にいられるかと思ってました。昨日面会した時点で、あと一晩だけ治療してもらって、それで無理なようだったらもう朝いちばんで家につれて帰ってずっと一緒にいようと思っていたのですが、叶いませんでした。でも苦しんだ時間は短かったようで、暴れもしなかったようなので、それだけはよかったと思います。
私は前にも一度飼い犬が死んでいますし、祖父母もみんな他界していますし、お葬式にも何度か出たことはあるのですが、それでも、遺体をこの腕に抱いてつれて帰ったり、花も供え物も何から何まで自分で用意するというような、そういう別れは今までしたことがありませんでした。(前の犬が死んだときにはちょうど一ヶ月家を離れていて、何も知らされていなかったのです)
よくドラマや映画にはありますが、ほんとうにすぐに、冷たく、重く、かたくなってしまうのですね。そしてこれもまたよく言われてることですが、やっぱり、いつもの場所の、いつものベッドに寝かせると、眠っているようにしか見えませんでした。よく考えたら人の寝ているところってあまり見ないですけど、犬は普段ほとんど寝てるから、いつもと変わらないようなのです。ただ起きてこないだけなのです。
それから、かわいがってくれていた友人にとりあえず報告の電話をしたら、「天使になるんだね」と言われました。それを聞いて、9年前のアルカージィ君が家にきた日、その寝顔を見て母が「天使みたいね!」と言ったことをふと思い出しました。
そして午後、花とおもちゃと好きだった食べ物を棺につめて、葬儀場で火葬にしてもらいました。さいごまで、ほんとうに天使みたいにかわいい子でした。
なんでこんな話からはじめなければならないのかよくわかりませんが、私は小学生のときイギリスに夢中で、アガサクリスティを読み耽り、ガーデニングからアフタヌーンティーまで自分でこそこそやっている小学生でした。そこで両親が「中学生になったら夏休みにイギリスに連れて行ってくれる」という約束をしてくれて、中学受験も私は最初あまり乗り気じゃなかったのですが、イギリスに行きたい一心でがんばって、どうにか受かりました。
しかし、姉が音楽をやっていて親がそれに尽力しなければならないという事情から、中学一年の夏、その約束は先延ばしになり、その次の年もおなじ理由で、約束は先延ばしになりました。今であればどうってことないのですけど、当時は姉が理由で自分の望みが叶わないというのは大変ショックで、イギリスに行けないことだけでなく、姉と自分を比較して他にもいろいろ悩んでしまい、私は長いこと苛ついた状態のまま陰鬱に過ごしていました。
そんな状態の私を見かねた両親がちょうど夏休みにはいるときに私に与えてくれたのが、アルカージィ君でした。そして私はその夏を暗く過ごす代わりに、朝から晩までかわいい子犬の世話に夢中になりました。飼い方の本を買って、ご飯を作り、しつけをし、名前を考えました(私はずっと犬につけたかった名前があって、10歳くらいのときから頭の中の架空の犬にその名をつけたりしていたので、アルカージィ君にもその名をつけました)。
それからずっと、私が家に帰ってきたときはたとえ終電の時間帯でもアルカージィ君は玄関まで迎えにくるし、夕食後はいっしょに遊ぶし、眠そうなときは私がベッドに連れて行ってやり、夢にうなされているときはさすってやり(犬も夢を見るのです)、雷や風に怯えるときは一緒に寝るという、ずっと、そんな9年間でした。
動物を飼う理由は「可愛いから」とか「癒されるから」とかいろいろ思われるでしょうが、考えてみれば、人間同士で、無条件にそんな純粋な信頼関係がずっと築けるものでしょうか。そんなふうに相手に何の感情も隠さず素直に接し、何もかも頼られ、甘え、恥ずかしげもなく信頼と愛情を示し続けることは、簡単にできるのでしょうか。そう思うと、私がアルカージィ君としてきたことはすごく貴重でした。プライドや意地や悪意や卑屈さ、そういったなんの感情の隔たりもなく、ずっと接してきたのです。私のような人間はアルカージィ君がいなければ、けっしてそんなことは誰ともできませんでした。きっと私に限らず、動物を飼っている人はみんなそういう感動を味わえるのでしょう。ペットの存在が特別だというのは、きっとそういうことなのでしょう。
今日、自然と口をついて出るのは「ああどうしよう!」という言葉でした。今は、この穴をこれからどうやって埋めればいいのかほんとうにわかりません。それは、いままでしてきたそれは、いったいどこへ行ってしまうのか、どうしたらいいのか、どこへ行ってなにをするべきなのか、なにをしたら代わりになるのか、代わりなどないのか、どうしたら、いつどうしたら誰のためにもいいのか。
とにかく悲しむのは悪いことじゃないと思うので、今は思いきり悲しむことにします。
アルカージィ君との9年間に、愛と感謝を。
2005年11月25日(金) |
きみをあいしてるよ! |
くらいはなしです。
ここのところ入院していた愛犬アルカージィ君の病状が急に悪化しました。
なんだか危なそうだという連絡が母から入ったので、会社を早退させてもらい、面会しにいきました。いろいろかんがえていたら会社から家までずっと電車の中でも泣いてしまい、恥ずかしかった…涙より鼻水が出るんですよ…。
お医者さんの説明(何かいろいろな数値を調べてそれぞれの値について詳しく説明してくれたけどあまり頭に入らなかった…)もなんだかもう本人の体力に任せるしかないとのことなので、ほんとうにそういう段階にはいってしまっているようです。
あんなに元気だった子がどれほど弱ってしまったのだろうとこわくてこわくて会う勇気がなかなかだせなかったのですが、いざ見ると、ぐったりとして動くこともできない姿でも、ほんとうに生きているうちにまた会えてよかったと思いました。あまりの弱々しさと不吉な予感に悲しくもあったんですが、それでもなでるとあたたかくて、嬉しかったです。あたたかいというだけでこれだけすばらしいと思えるんだから、もしまた走ったりしてくれることがあるなら、それはどれだけすばらしいことだろう、そのために何かできるなら何だってするのに!
最初は静かになでていたのですが、耐えきれなくなって泣き出してしまったら、アルカージィ君はつらそうに頭を持ち上げて、私の手にもたれかけてきました。あんな小さな生き物が死にかけていて、意識ももうはっきりせず、動くこともままならないというのに、泣いてる私を気にかけて体を起こしてくれたんです。人間ではなく犬なのにあまり騒ぎ立てるのはどうなのかと思われるのかもしれないのですが、そのとき、ああ私はこの犬がほんとうにほんとうに好きだなぁ!これってきっと愛だなぁ、間違いなく愛だ!と思いました。なによりも誇りに感じました。死の床にいるきみが頭をもたれかけてくれたことはどんな栄光にもまさる。私はそんな栄誉に値するんだろうかと思う。
あした、あさってと、どうなるかまだわからないのですが、いろいろ覚悟や準備をしなければならなくなるかもしれないです。なんだか何もする気がしないのですが、なんとなく「カラ兄弟」のゾシマ長老の回顧録のところが読みたいなぁと思ったのでひたすら読み返したりしてます。ううむ、やはりこういう気分のときに最適な書物だわ。
2005年11月24日(木) |
グッドナイト・ラヴィング |
レッズのビデオが観れないままに溜まっていくわけで…
おぉぉなんだか忙しいぞ仕事とか仕事とか…
昨日は休みだったのにいろいろ片すべき用事があって、重いギターを担いだまま銀座→渋谷→原宿→渋谷→新宿という強行軍をしてしまった…どこも容赦なく人が多くて「ヨロヨロ…ドン!」「まっすぐ歩けよねーちゃん!」「す、すみません!」という感じだった…都会は怖い…。
そういえばこのあいだ新宿でしゃらぽわの香水のサンプルをもらいましてね、「ギャ!道ばたで配られた香水なんか使ったら怖いことになるかも〜☆」とかビクビクしつつも付属の説明読んでたら「ウィンブルドンの芝の香りをイメージした香水です」とか書いてあってもえた。芝の香りって何それ、青臭いってわけじゃあないんですか…?
ていうかこの勢いで「メスタージャの芝とバレンシアオレンジのさわやかな甘さをイメージしたアイマールの香水」とかあったら売れるんじゃないかな…ウィンブルドンの芝よりゃいいような気がする。
そしてバンド練習の前に髪を切りにいったら、そこの美容師さんとはもう1年の付き合いなのにお互いギター弾きということを今まで知らなくて、髪より何よりその話題で盛り上がってしまった。他の人が聞いたらさぞや鬱陶しいだろう、曲や詩についてのプレイヤーとしてよりもむしろライターとしての熱い意見をかわすことができてなんだかやたらと嬉しかったです…「韻を踏むのが好きなんですよ私は!」とか、延々。
まぁとりあえず今のバンドはメタルに走りかけてるので大変不安です。
今後自分からバンドを作った場合の構想。
・ライブでも練習でも基本はウェスタンな格好。
・打ち上げはZEST(毎回)
・ガンベルトにピックとかスティックとか溜め込む
・パートを楽器名じゃなくて「トレイルボス」「コック」とか呼ぶ
・スタジオ練習のこと「トレイル」とか言う
(例/次のトレイルいつにするんだ?)
・練習終了時は「俺たちのトレイルは終わらない」とか言う
・空腹時は「牛がやせ細ってきてるぜ」とか言う
・遅刻するときは「馬が足を折ったから撃った。遅れる」とか悲しげに言う
・ナイフ投げの名人がいる
・早撃ちの名人もいる
・ロープ使いもぜひ
・ヒーヤーハーとかうるさい
・ライブ登場時BGMはローレン、ローレン、ローレン
・でもやるのは普通のロック
こんなんどうかしら、とね。超クール。
(てかこんなじゃメンバー集まらねぇよ…)
タカラヅカ感想とかが書きかけのまま溜まってるのですがだんだん疲弊してきて意識がもうろうとしてきたのでまた今度〜
http://www.redspon.com/
げっ。ほしい…。
しかし1回500円て…エクスペンシブ!
愛を試されてる?
最近親と犬が出かけてるので家に一人です。セキュリティ面より精神面に不安が。うちは古いしどんなに電気つけても暗いしで怖いのです。もう23年すんでるくせにそんなんに怯えてばっかりだ…どんだけ怖がりなんだ。思えば小さい頃からずっと「あの怖い絵があるから玄関はダッシュで横切る」とか「鏡があるから廊下もダッシュ」とかそんなんばっかりしてきましたが、こんなんでいいのだろうかとふと思ってしまった。ううむ、精神衛生上よいわけがない。この家、いろいろ私の妄念とかの根源になってるんじゃなかろうか。(人のせいにしてみる)
先日から映画「まるほらんどどらいぶ」のせいでまた過剰にいろいろなものに怯えていた訳ですが、そうやって妄念の果てに生み出された恐怖よりも、現実において友人が結婚する方がよほど恐ろしいことも最近身をもって学んだぜ。そんな具合に廊下の恐怖やマルホランド・ショックから立ち直れそう、な気もしないでもないです。
昨日は「金なんて使っちゃえよ、どうせ鳥インフルエンザでもうすぐみんな死ぬんだから」と真顔でのたまう友人ルドと遊びました。中野のディープな界隈をうろついたり新宿丸井ONE(すごかった!)で未亡人の魅力について盛り上がったりしました。未亡人のヴェールってどこで売ってんだろう?いろいろ探したけどなかった…欲しかったら自分で作らねばならないのだろうか…(何に使うんだ俺…)。あと汽車の時代に田舎からロンドンにトランク一つで出てきました…みたいな服が欲しかったんだけどいまいちなかったな…(イメージ的すぎるだろうか…)
あと新宿の切支丹カフェに行きました〜。お初です。切支丹な装飾品には興奮したけど想像したのより健康的だった…!なんかもっとこう暗くて、修道女な店員さんとか、「その扉に触れてはいけません」的な執事とか、パイプオルガンなBGMとか、そういう感じかと!すくなくともBGMにサンバはないよな、サンバは…。
私たちは噴水前の席だったんで一円玉投げたりパンくず投げたりして遊びました(こいつらばかだ)。そのうち噴水から異臭がしたら私たちのせいかもしれませんごめんなさい。でもそもそもカリブの海賊みたいなにおいがしたんだよね〜あの席。
近くにはどっかの一族が晩餐会開けそうな席もあって、ルドと二人で「頑固でよぼよぼの当主と、未亡人と、遺産狙ってそうで自信過剰な青年と、青白くて無口な娘とかそういう一族が来たらいいのに…!」「みんなで手つないで食事前にお祈りとかな…!」と期待してましたが結局来たのは合コン団体でした…このやろう…。
それから都庁(ただで展望台にのぼれる)で夜景見てきました。無料なのはいいですけど荷物検査があって、そこでルドがヤバい荷物(彼女の中野での収穫)がいっぱい入った袋を私に押し付けやがって…かなり冷や汗かきましたがあまりじっくり見られることなく無事通れてよかったです…。
そして今日はこれから宝塚見に行って参ります…ふふ…
2005年11月17日(木) |
アンダー・ヒズ・サム |
Kily gives the thumbs up!!
もうもう久しぶりに見たと思ったらこのひとは〜!
なにやってんだろ、ストップウォッチ持ってんのか?
左手は何だ?「グッドッ!!」か?
それとも右手親指の法則?(左手やし
米誌が選ぶ最もセクシーな男、マキ・セイイチローのブログにいやされる日々です。もうほんとびっくりするぐらい癒されます。みなさんも癒されてびっくりすることをオススメします。でもときどきブログ右側の広告に「安価バイアグラ」とか載ってて、「ふふふ…」と思います。巻とバイアグラ。リサとガスパールみたいな勢いだよね!
最近とっぷり世界情勢に疎いのですが、ワールドカップにウルグアイとトルコが出ないこととチェコが出場することだけはしっかりと心に刻み付けました…おおおお…レコちゃんが…。トルコのあの危険な濃厚美男ブームが来ないのは寂しいですが今度はチェコの妖精がジャパニーズのハートにロックオンするやも知れぬ。
アンゴラ戦はなんとまぁ仕事のせいで見れていません!呪!ちょうど家に帰るときに国立帰りの人とうじゃうじゃ会って、なんとなはなしに寂寥。今なぜか仕事がとても忙しく、そしてなぜか休日も予定があり、10月とか休みの日は暇で暇で腐っていたのが嘘のようだ〜。
なんかいまテレビ見てたらてぃーえむれぼりゅーしょんが聞きたくなってきたぞ…なんだこの衝動…凍えそうな季節に愛をどうこう言う巻とかの妄想…
最近気になるのはBSで再放送している「老廃奴」。1959年のカウボーイドラマざます。話は単純ですけど(水戸黄門が45分で印籠を出すように、このドラマも45分あたりで撃ち合いになる)とにかくカウボーイがこれでもかというほどかっこいい。ローレンローレンローレン、ローハ〜〜〜、ハーッ!
早く帰れたときしか見れていないのですが、見ても話の流れというより、とりあえずチャプスを身につけた主人公フェイバ〜様の腰!腰!腰!ばかりが気になって途中でよくわからなくなってしまいます。こういう感じとかこういう感じとか、たまらない。ていうかもう冒頭のナレーションの、牛三千頭つれたドライブっていう設定からして、大・興・奮。牛とか馬がざぶざぶ川わたるシーンとかすごいですよ。大自然万歳!
ちなみに友人ブリさんもこの老廃奴にすっかり入れ込んでしまっているのですが(フェイバー様とロディが上半身裸で木に縛られてるのを見てから彼女の頭のシステムに異常が発生しているらしい)、彼女に「フェイバ〜様とロディがデキてる」と吹き込まれてから、私もなんだかもうそういうフィルターを通してしか見れなくなって(以下略)。
うわーん12月4日だなんて社員旅行だよー無理だよー
http://www.junkudo.co.jp/newevent/sainkai-ikebukuro.html
2005年11月13日(日) |
フリークスも巻も人間も |
寝る前にわうわうで「ユアンマクレガーのバイクの旅」(すごいおもしろいです!)を見たせいなのかなんなのか、アメリカのホテルで逮捕される夢を見てしまった…マッチョな警官2人に手錠かけられて連行されました…。とりあえず「私は何もしてません!」と訴えましたが「とりあえず署まで来てもらおうか」的雰囲気だった…こわっ!何したんだろ私。
ジェフvsジュビロ
■フクアリデビュー。蘇我駅に笑えるくらい多くの人が。フクアリは駅からもそれなりに近く、立派なたたずまいで、千葉人としてはちょっと感動したんですが、周囲の荒廃した怪しい工場(全体的に錆びてて窓ガラスとか割れてる)のせいでピカピカなかんじは今いちしませんでした…なんだあの工場怖いよ。
■ホーム側のホーム自由席は大熱狂でしたけど、アウェイ側のホーム自由席は雰囲気もぬるいし見やすいしで快適でした〜。席を取ってから私はからあげとミズノの巻カード(売ってなかった…)を探してスタジアム内を徘徊。その間、アップのために出てきた巻に気を取られていたSさんは、後ろの座席の少女(推定1歳半)の襲撃を受け、2人分のビールが転倒、カタストロフィー…。しかしそのお母さんがすぐに代わりビールのを買ってきてくれまして(おわびにポッキーまでくださった!)、結果的にはすでに半分くらい飲んでいたビールが倍増した訳で…おお…飲んだくれ体勢ロックオン…。
■近いせいか見慣れたせいか、前回より巻を識別できました。今回は膝のみならず膝の裏にも興奮しました。あと左手ぐるぐるにテーピングしてたけどあれはなんざましょ。左手だけ異様に大きいのかと思ってしまったわ。
■一応千葉市民としてきたのでジェフを応援しようと思ったのですが、うっかり前田遼一とか名波さんに興奮してしまった…。やっぱり名波さんは誰よりかっこよいわ…!ジェフの選手が花束もらってる間にひとりでもぞもぞアップしたりしててもかっこよい…!フリーキックで近くにきたときなんぞは大興奮してしまった。あのきびきびした動作とか何か企んでそうな目線とかがたまらんです。
■ジェフはこないだの決勝に比べたらやっぱり疲れているのかな〜という印象が。それでも前半はうまい具合にチャンスをつかんで2得点。あれあれこんなうまくいっていいのかしら、という感じ。ゴールにも興奮しましたがハースにハグしにきた巻に興奮。(結局全部の点が近くのゴールに入ってたから得した気がするわ)まぁ他のときはけっこう名波さんばっかり見てましたけど…。
■前半終了直前。巻がゴール前でスライディングするとこを凝視していたら、そのボールが高く飛んで、2階席に当たって跳ね返り、ぽーんと私のとこに降ってきました…!おおお試合でボールがちょうど飛んでくるなんて初めてだ…!ほんとに銀色で丸かった!(そりゃそうだ) しかしどうしていいかわからず(私がピッチへ投げ返そうものなら、きっとただ前のほうの席のひとの後頭部にクリーンヒットするだけだろう)、持ったまま唖然としていたら係員みたいな人に持っていかれてしまった…。もっと触っとけばよかったなぁ。それか「いやだ!これは今夜抱いて寝るんだ!」と拒絶して持ったまま逃走するとか…。
■それから10分後くらいに「はっ、もしボールが当たって失神したら、スタジアム奥の選手がいそうなとこに運ばれたりしないだろうか…!」と悪巧みを思いつきましたが、時既に遅し。今度からボールが当たって失神するシミュレーションを考えておこうと思います。「巻…」って呟いて気を失うとか。うん。いいね。
■それはともかく、この時点で大変寒い。それなりに暖かくしてきたつもりなのに、さすが海浜地帯、侮るなかれ。風が強くて相当寒い。暖かい飲み物を探しに行けど、自販機は全品売り切れ、ホットコーヒーも売り切れ、残るは日本酒のみ。酒弱いから日本酒は無理だな…と思いながらも、結局飲んでしまった…。増えたビールも含めてほんとに飲んだくれていた…巻のひざ部分に酔ってるとかそういう場合じゃなくほんとに酒に酔っていた…。でも日本酒のおかげであたたかくはなった。そういえばホーム側自由席には「ホットワイン」(あっためたワイン。ドイツ風♪)が売ってて、そっちのほうがよかったんですけど、さすがにワイングラス(プラスチック製)に入った液体をスタジアムの反対側まで持っていったらこぼしまくるなーと思ってやめました。あれは本場じゃふつーのマグカップに入れて売ってるので、わざわざワイングラスに入れて売る必要はないと思うのだが…!
■後半は酒と寒さと名波さんの記憶しかないような…どうしようもない!いや嘘ですとりあえず前田遼一と彼のゴールは鮮明に覚えてます…。とりあえず前田遼一はやっぱりきらきらしてた…可憐ロバートよりまぶしい…。
■あとは試合後に挨拶して回る選手に興奮。巻近〜巻近〜(脳内サイレン)。臨海の柵越しもかなり近かったけど、なんだかこれはまた別の喜びがあるぞ。れっきとしたスタジアムの、正しい観客と選手の関係というか。フクアリ、本当に近くて雰囲気も手頃だったので、来シーズンには良さげなカードがあったらこまめに来たいものです。今度はカレーが食べたい…。
試合後は、スタジアム近くにできたハ〜バ〜シティ蘇我とかいうとこによってだらだらしたり夕飯食べたり。その帰り、送迎バスが見当たらんから歩いて駅までかえろうとしたんですが、どの道も誰もいないし真っ暗だしで超怖かった…!私はこないだ映画「まるほらんどどらいぶ」見たせいで、未だに薄暗いってだけでもいろいろ想像しちゃって怖いのに。蘇我ってばも〜、誰もいなくて電灯もろくにない道に人の気配のない街並、うろつく野良猫、あろうことか気づいたら横は墓地!「振り向いたときSさんが急に消えてたりしたらどうしよ…!うわ!まじこえぇ!」とかいろいろ考えてしまい、すっかりおびえきってしまいました…。スリリングなのは試合だけでいいです。蘇我はもっと発展しろ〜。
いろいろと関係ないんですが、きょう、友人(わりとまえにふられたひと☆)が結婚したことを人づてに知ってしまった…。おおおお。結婚て。嘘だろ、おい。お願いだから誰か嘘だといってくれ。多少月日は経ってるので聞いても取り乱すとかそういうことはなく、「へぇ早いね」くらいの反応ですませられたんですが、内心は頭がぐらぐらしてきて新宿の雑多なネオンを見つめながら「ああなんだか漢字が読めなくなってきた…」と完全ロストイントランスレーション。ああ。結婚って何だ。何なんだ。胃が痛い…。
>はくしゅ(遅くてすいません)
>10日
巻は携帯で書いてるんすか!ああだからあんなに顔文字が!なるほど!つまりあれはブログというより全国の皆さんに送られたメールだと、そう解釈してもよござんすね!
>9日
それは恋のはじまりですよ!気になるアイツ…巻…みたいな!
2005年11月09日(水) |
プリズナー・オブ・ラブ |
土曜のジェフvsジュビロ戦のチケットの市民プレゼントに応募した覚えがないのに当選。
そして土曜のバンド練習が突如中止に。
という恐ろしいほどスムーズな運命のベルトコンベアに乗せられてしまったので、土曜日Sさんとフクアリ行って来ます…。いやほんとにバンド練習渋ったりバンドメンバー呪ったりギターケースに画鋲入れたりしてないんですけど…。なんだこの暴力的なまでの引力は。
最近ネジが外れたようにMAKIMAKI言ってますが、なんかこう、会社がブルーですよ…まぁそもそもネジははずれてるんですけどね…。
深刻だった私vs上司の冷戦は、和平交渉と焼肉という外交手段でどうにか危機的状況は免れ、今はごく平穏な状態なんですが、ここ数日他の新人vs上司という新たなバトルが始まってしまい、私はその板ばさみになって「ああ…巻…」とか思いつつ(もっと他に思うことあるだろ)、ストレスニキビまでつくってしまいました…おお…。なので今回はきっとがんばったから幸運が回ってきたのね!と思うことにします。ラブアンドピース。
キリさんが好きだと、キリギリスとかきりたんぽにすらときめいてしまいますが(かまくらのなかできりたんぽを食べるキリさん…きゅん!)、巻もなー、名字的にいろいろあるよなー…。生春巻とか見ると「そうか…生の巻か…ベトナムは偉大だ」とか思う…。
あとジョジョは5部まで「〜の巻」っていうタイトルがついてるから、そう思うと「眠れる奴隷の巻」とか「ぼくの名はドッピオの巻」とか「死の崖へ つっ走れの巻」とか「血の渇き!の巻」とか、いちいち面白いな〜と。巻が眠れる奴隷って…いいよね…。
あー、やっぱり、ちょっと私、たまに早朝マラソンとかして脳内に冷たい空気を送り込んだほうがいいんじゃないかな…
わうわうでこないだやってたクイーンアンドポールロジャースの公演、ポールロジャースが予想以上によかった!ブルースシンガー万歳。やっぱ日本公演見行きたかったな…。
えーと、ただ、私はクイーンのドラムのロジャーテイラ〜の見た目もハスキーな歌声も好きだったんですけど、最近の姿、はじめてみたよ…ショック。なんだあの肉塊は…。校長先生みたいじゃないか。ときのながれってざんこくね!とおもいました。ああー、以前はかわゆらしい美青年だったのに。ロックスターはたとえハゲても太っちゃいかん!
昨日夜中に「マルホランド・ドライブ」を見ました。ナオミワッツの百合シーンが見たかっただけなんですけど(←救いようのない浅ましさだ)、超怖かった…。怖すぎてもう最後の15分くらい早送り。それでも怖かったから映画館で見たりしたら失神したかもしれん。無理無理、あれは無理。
ネットのレビュー見てたらだんだん落ち着いてきましたけど、観た後はあまりの怖さに自分に部屋に戻れず(廊下が薄暗い)、ブリさんとメールでときめきカウボーイ話をしまくってからやっと眠れましたよ…。
どうやら何度も観て緻密な構成を紐解いていくのがどうやらこの映画の醍醐味らしく、たしかに考えれば考えるほどと色々な解釈ができて面白いですけど、あんなに怖いともう絶対に観れないぜ…!
>はくしゅ
・ぎゃーいい席うらやましいです。私だったら都築と永井を毛穴まで凝視します。(捕まる) あと浦和詣でいいですね!ぜひしたいです!わぁ!
・はいどうも、舐めるように見てます!赤裸々な日々をつづってほしいですね!