2005年12月19日(月) |
カウボーイズ・アンド・エンジェルズ |
あー…実をいうと、もりぐちひろこがすきなんですよ…
そ・れ・は・と・も・か・く!
日曜朝に、姉が外国より帰ってきました。
私へのお土産は、姉が近所のクリーニング屋でもらったカレンダーでした。
………。
いえ、いくらカレンダーがただでもらったモノだからといってめげてはなりません、そのカレンダー、おもしろいのです。さすが姉、わたしのツボを心得ている。ただのカレンダーでなく、聖人一覧表になってるのです。
きりすと教では毎日その日の聖人というものがきめられておりまして、向こうのひとは誕生日以外にも、自分と同じ名前の聖人が指定された日を祝ったりもするようです。ドストの「白痴」のヒロイン、ナスターシャ・フィリポヴナも「今日はあたしの名前の日のお祝いだから必ず来てちょうだいね」みたいなことを言っておりました。まぁ私は100パーセント日本名なので祝うべき該当する聖人などいないわけですけど…。
それも癪なので自分の誕生日の聖人を見てみたら、聖ペトロニラというひとでした。知らないなぁ。
一応調べてみたところ、どうやらこのペトロニラちゃん、王様との結婚がいやでハンガーストライキをしてたった3日で死んでしまったらしい…えっそういうのでも聖人なの?純潔とか?高潔とか?信仰心とかそのへんか?しかし3日断食って、もうちょっとがんばろうよペトロニラ…
【参考にどうぞ】日付別聖人一覧表
http://www.catholic-forum.com/saints/month00.htm
姉がくれたカレンダーにはひとりずつしか書かれてなかったんですけど、ここで見ると一日あたり何人もいるんだな聖人…しかもそれぞれ「熱に効く聖人」とか「山の旅人の守護聖人」とか、いわゆる「ご利益」がいろいろ指定されている…。前に宗教学で日本の八百万の神についてやってたときに、フランス人が「キリスト教も聖人がいっぱいいるから別に同じだよ〜」とか言ってたけど、たしかに根本的な思想体系は違ってもここまでくると用途的には八百万の神に近いな〜。
日曜はほとんど家で腐っていたのですが、夕方イクスピアリへカウボーイ製品を買いにいきました。ブリさんと「クリスマスにゴスかカウボーイの格好しろ」ということになったので…。ゴスは非日常への逃亡としては魅力的に思えたのですが、私が着ると「やめろぉ!服がかわいそうだぁぁ!」的なことになるだろ…。
イクスピアリはすっかりクリスマスムード一色でそのへんをサンタがうろうろしていたりしていました。まぁひとりでカウボーイ製品を仕入れにきた私にはムードもへったくれもありませんが。ていうか桐野さんは小学一年にしてサンタクロースの正体を知ってしまい、クリスマスのたびに親に対して非常に申し訳ない気持ちになりながら何年も過ごしたというかわいそうな過去があるので、なんだかサンタを見ると心無しか気が重くなります。
そんなトラウマをひきずりまわしつつも無事にすてきなカウボーイハット購入。オーストラリア製ですが、なかなか気分はクリント・イーストウッド。感動。部屋に飾って舐めるように眺めています。これかぶって会社行きたいなぁ…。
2005年12月17日(土) |
ベイビー、俺たちは走るために生まれてきたんだ |
忘年会ってなんなんだ、そんなにみんな年を忘れたいのか!
おお…まだこなすべき忘年会が3件…どうなってんだ…社会人ってすごい…。
昨日などは忘年会帰りに新宿から東京行きの中央線に乗って、速攻で眠って、気づいたらまだ新宿だったわけで…しかし時間は40分くらい経っていて、つまり寝たまま終点の東京駅に着いてそのまま折り返して戻ってきたわけで……うたた寝よりは失神に近かったんじゃ…。まだ終電があって助かりましたが、起きたときは一瞬「あれ、ここはどこ私はだれ今何してんの?」って感じで本当に何もわからなくって、肝が冷えた。あー何やってんだろ、しっかりしろよ自分……
伸ちゃんが浦和に帰ってくるだの帰ってこないだのという噂にグラグラ揺れています。海外で華々しく活躍する姿は見たい…でも身近で見られるのはもっと魅力的…という感じ。まあ結局は何であっても本人の希望通りが一番いいんですけど、いつかは日本でナマで見れたらいいです!
そういやガンバがアレックスに興味示してるって噂も一度あったけど、さすがにもうアレックスが移籍しても私は移籍する気ないなぁ…(エスパからは移りましたが)。浦和は居心地よいですよ…。チケットがぼーっとしてると売り切れるのがあれですが。常に緊張感を持って生活しなきゃいけないってことか…?
トップページを変更。ていうかほんとうは10月から用意していたのがやっと変更できた…。イメージはボンジョビの「クラッシュ」みたいにしたかったんですよ……(はいはいそこ!笑わないでください)。でも今改めて見ると微妙に違う気がする…うん…めったなことに挑戦するもんじゃないすね〜若気の至りって怖いっすね〜
ああ、目がチラチラするな〜。昨日からメガネが見つからないしな…どこいったんだろほんとに探しても見つからないんですけどメガネ。もうけしていじめたりしないから、怖がらないで出ておいで、僕のメガネ……
明日は我が家の殿である姉が一時帰国するので今日は大掃除でした。姉はただいま傷心中でさらに凶暴化してるという噂…キャーヤダコワーイ。ただでさえ海原雄山みたいなのになぁ…。まぁでも姉はお菓子を作ってくれるからそれは楽しみです。
どうでもいいんですけど3日前くらいから猛烈にタコスが食べたいんですよ…あまつさえ夢にも出てくるタコス…
妥協してタコライスでもいい…もう何でもいい…
>はくしゅ
・ぴったりのおもしろい画像わざわざありがとうございます!笑 しかし鈴木チェアマンって何気に地味ですよね…
・おお詳しい画像の出たサイトまでありがとうございます〜(^O^)うわぁぁ巻が暇人を装いつつもしっかりアグレッシブ巻だ〜コノヤロォ〜(>_<)これからはじまるロマンスの神様ですかオイオイ〜 しかしそれを念頭に置いても巻のブログには癒されます…笑いあり涙ありですよまったく…
・いやもうほんと楽しみです。私のために一日も早く公開してほしいです(ヲイ)。未だに名前がよく覚えらんなくて「ブラックバードマウンテン」とか言ったりしてますけど。
2005年12月13日(火) |
友情、秘密、戻れない場所、エトセトラ |
この映画が見たすぎて今日は一日仕事が全然はかどりませんでした。
http://www.brokebackmountain.com
ワイオミングのカウボーイ2人が寒さのあまりうっかり(略)する話らしい。
なんかもう楽しみすぎて耳とか鼻から血が出そうです。
賞もいくつかすでに取っていてアカデミー賞候補にも挙がっているということですが、期待しすぎていいんでしょうか、本当に、そんなんいわれるとどんどん期待しちゃいますよ。
映画といえば日曜に「SAYURI」見ました。なんか何も知らないまま唐突に見に行ったんですけど普通におもしろかったですよ。いや、そもそも身を売る話ですし、女同士の陰険ないじめがネチネチ続いたりもするから、けして「おもしろい」とはいえないんですが。ただ、さゆりちゃんが大好きな会長様のほうをチラチラ見たり、「あーきれいになったのにあたしを見てくれない」とかいちいち些細なことでショボーンとしたりする、微細なときめきの描写と言いますか、そういったなんとも少女漫画的なとこがよかったです。
映像は確かにきれいだったけど、金沢の花街で見た漆塗りの真っ赤な階段が漂わせていた妖気の衝撃にくらべれば、やっぱ映画ね、という感じも。
あと、わたなべけん様(たいへんかっこよかったです)が「会長様」と言われる役をやってるのですが、これが英語だと「チェアマン」でして、さゆりちゃんが「チェアマン!チェアマン!」と大声で叫びながら後を追ったりするたびに私の脳裏には川淵チェアマンが浮かび上がってきてなんとも微妙な気分でした。
そしてレイソル。早くも崩壊の兆しが見えておりますね。不穏なニュースばかりでビビります。早野監督はせめて天皇杯くらいやっていけばいいのに…とも思ったんですがそんな雰囲気じゃないんでしょうかね、現場は。
私事としては、ライブをやるだのやらないだの、やめるだのやめないだの、ここ2日間揉めていろいろ疲れました……。バンドって生命力取られるわぁ…。とりあえずライブは延期っぽくなって一安心、まあ内心やりたくはあったのですが、いくらなんでも10日後となるとこれから迫りくる忘年会の波とライブ準備を両立できるわけがなかろう……
ああ忘年会…しばらくウコン持ち歩くかな…
>はくしゅ
・「行 列 の で き る 法 律 相 談 所」に巻〜の方
まじですか!なんですかもうそれは行列のできるマキ・セイイチローですか、巻にまつわる法律相談所ですか、ああああ〜見たかったです。内容が気になるあまりにかさぶたを掻きむしっていたら血が出てきました。メルアド交換うらやましいです〜メールもブログみたいな調子なんでしょうか、そんなのだったら超癒されますね。教えてくださってありがとうございます〜
・ニュースのURL送ってくださった方
すいません〜URLが途中できれてしまっていて、探してみたんですけどわかりませんでした〜もしよければもう一度お願いします!
2005年12月11日(日) |
決してあなたを見棄てやしない |
おひさしぶりです。何故こうもひさしぶり感が漂うのかと言えば、10月15日以来約2ヶ月ぶりに自分のパソコンで書いているからです。やっと帰ってきたよ私の愛機。一度修理に出したら全然治ってなくて、というか電源すら入らない状態というさらに悪化した状態でのこのこと返ってきて、またそのまま修理に出したという「アップルサポート、一回シメてもいいですか?」的なハプニングも起きたんですけど、まぁなんとか無事に治ってよかったです。
さてレイソル降格。結果を知らずにおいて今日見たんですが、ああ、なんだか、もう。自動降格どころか自主降格になってしまった気がする。てか、バレーって何者。6点もきめられるとさすがに憎悪の念も湧いてきましたけど、まだ23歳という事実と試合後のインタビューでのいいひとオーラ全開っぷりに、「まぁ来年J1で得点王でもとってね…」という気になってきた。ああしかし6失点て。永田退場て。そりゃあれじゃあ降格もするわな。
バレーの活躍ぶりに対して、レイソル、なんというか、最近はいくら外人選手を取ってもちっともフィットしてる感じがしませんでした。「あれ、また新しいのが来たの?よく変えるなー」という感じで。そう思えばフロント辞任は当然かと。ラモスも意味なかったしなぁ。
来年のレイソルはどうなるだろう。どんなJ2生活になるのかは始まってからのお楽しみとして、今のチームはどう変わるのか。玉田はとりあえず出て行くだろうなぁ。スポニチ記事での「▼FW玉田 しようがない。終わったばかりで、まだ何も決められない。何も言うことはない。うざい。」ってコメントの真意がどうなのか気になるところですけど。何がうざいんだろ…。てかインタビューでうざいって…。きみがミラクルな子だっていうのは前から知ってたけどここまでとは…スポニチ側にも悪意を感じるなぁ。
私の好きな大野、平山、明神あたりは来年どうなるのか、大変気になります。J2にいくのか、それともバラバラになってしまうのか。そうなると、たとえレイソルがJ1にすぐ戻ってきたとしても、もう今のレイソルはなくなってしまうんだなぁと思って、寂しい。
ああそれにしても平山は今日も負けたって美しかったなぁ。あのひとってほんとうに見てて楽しいのに。ちばテレビだと平山のアップが多いのは気のせいじゃないと思う…。
あとちょっと前のことですが、ショックなのがこれ。
http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051201_1.html
あー…たのうえ…。薩川さんも大好きだった…あの半袖。
ますださんなんて、本当に手放していいのか…?
あと中井昇吾もいつか芽が出るんじゃないかと期待してたのにな〜。
来年J2なんだからちょっと考え直したらどうなの〜と思います。
ワールドカップ組合せ。
日本の組合せはメキシコだとかスイスがベストだとか騒がれてるときから「えー?グループ?『アルゼンチン・パラグアイ・オランダ・日本』とかでいーんじゃねぇの…?」とか鼻ほじりながら考えてたんですけど(あ、すみませんほじりませんよだって乙女だもの☆)、まぁふたを開けてみれば、なかなか楽しく厳しそうな組合せでよかったです。ブラジル繋がりでジーコばっかりクローズアップされてなんか寂しいけど。
アルゼンチンはまた死のグループとか騒がれてますけど、私は今回は平気なんじゃないかなーと、ちょっとばかし慢心しているというか、信じきってるというか、ひたすら楽しみにしているというか。
とりあえず2006年の手帳に試合日程書いとくかな〜
そして以下は続・桐野さんの悩み多き人生。
昨日はバンド練習でした。夕方4時から結局夜の12時くらいまであったため、レイソルも天皇杯もスパサカもユアンマクレガーも見れずに、ただでさえハゲそうなストレスだったんですが、練習内容がさらに苦痛で、独裁的ドラマーによるもうひとりのギタリストへのプレイについての叱責が数時間(ここの八分音符の長さが足りない、云々。ロックにそんなん関係あるか〜)、その後の意見の相違による口論、バンドにつきものの長い沈黙、エトセトラ。そんな感じであまりに精神的に追いつめられたせいか、今朝はバトルロワイヤルとサバイバーを足して2で割ったような悪夢で目が覚めました…ジェノサイド…。
起きて「ぜ、全然寝た気がしない…これはあまりにひどい、私には休養が必要だ!」と思ったので今日もあるはずだった練習は風邪ひいたことにしてさぼりました…。げへへ…軟弱者ですみません…。ああでもこのままではこれから本当に続けていける気がしない…最近はドラマーともちょっとうまくやってたのになぁ…趣味でやってることがこんな調子では本当に駄目だと思う…
つーか最近、本当に週末癒されない…。私は昼まで寝て、起きたら昼ご飯にピザハットのゴージャス4食べて、サッカー見て、だらだら本読んで、またサッカー見て、鍋食べて、メッセして、寝る、みたいなそーいうゴージャスな土曜をときどきは過ごしたいんですよ…。
でもすくなくともパソコンは直ったから、今後は少し!少しは!運が上向きになるといいなぁと思います…
週末は社員旅行でした。A房K川です。
近っ。しかも何度か行ったことあるんですけど。
それはさておき、いろいろと大変でした。
日本の伝統・大宴会というのを初めて体験しましたが、飲んで飲んで飲まれて飲んで、ですね。すごいですね。なんともおめでたい感じがします。それはまぁたのしかったんですけど、それより大変だったのは、そこで先輩(七月ごろふられたんですがね)と飲みながら話してたら、あとでその彼女さん(やっぱり同じ社の先輩)に刺客を送られたんですよ…いやでもべつに二人きりで話してたわけでもないし、内容もふつーの世間話だったんですけど…。
その刺客に深夜の極寒の海に強制連行されそうになったときは「え?消されるの私?」とさすがに身の危険を感じました…。そしてその彼女さんから笑顔で悪意に満ちた伝言を受け取ってかなり肝が冷えた。なにこれ警告ってやつ?どーなってんだ世の中。こえぇ。
そのあとはおとなしく他の先輩と暗いマジ語りをしてしまった…いや…マジ語りってあとでよくよく考えるとすごい恥ずかしいですよね…うん…忘れてほしい…
翌日はK川Sワールドでシャチのショーを見ましたが、すばらしかったです。アシカやイルカは「かわいいなーかしこいなー」って感じですけど、シャチはほんとに大きくてダイナミックだし、お姉さんを背中や鼻先に乗せてうれしそうに走り回ってるし、「なんだこの信頼…!」と感涙の域でした。まーでも寒かった。鼻がもげそうだった。
まぁそんな感じで気分転換にはなったような、新しい恐怖を抱えてしまったような、です。
しかし最近ほんとついてないよな…ここ一ヶ月ばかり悲惨なことばかりおきている…。なんかもうどうにかしたい。情熱大陸で鏡りゅーじを見ていたらなんだか占ってほしくなってしまったよ…私の最近の悲惨な運命は星に書かれているんだろうか〜。
じぇーりーぐ最終節。
結果を知ってからビデオで見ましたが、まったく怒涛の順位交代劇でしたね!途中でレッズが一位でびっくりしました。そしてえねーちけー中継の最後のほうは中継地切り替わりまくりで何がなにやらよくわからなかったです。試合後の、ツネ様の涙とやっとくんの焦点のあってない目が印象的。
結果的に優勝したのが今年一番派手だったガンバだったのは妥当だったのかな〜これが1シーズン制ってものかしら〜って感じもしますが、セレッソはなんだか毎回ピッチ上でうなだれているイメージがあるんで、モリシとアキのコンビが元気な間に一度優勝してほしいな〜とちょっと思います。
今期の最初、レッズが連敗していたころやエメが退団したことがもう遠い昔のように感じるので、1シーズン制ってほんとに長い勝負ですね。1シーズンだと首位独走になるかもな〜と途中鹿島が元気なあたりで思いましたけど、結局今回はここまで接戦になっておもしろかったです(ま〜私はあんまり最後のほう参加できませんでしたけど〜…)。ああしかしサッカー見にいけば元気が出るかも〜と思ったけどもう終わっちゃったな…これから行けるとしたら天皇杯と高校サッカーか…。寒いな…
>はくしゅ
・げんきでました!おしえてくださってありがとうございます
http://vodafone-reds.jp/life/index.html
ああもうボーダフォンにしようかな☆とか思いましたよ…これぞらぶ定額ですね…
SHってとこだけはアレックスと一緒です…(ドコモですけど〜)
・心配してくださってありがとうございました〜
もうほんとにいろいろと正直に語りまくることにします…
「光のことだけ考えるんだ、僕の可愛い鳩よ」
(スチュアート・ダイベック「夜鷹」)
リハビリ記録になりつつありますが…。まだ暗くてすいません。あとすこし、か。
ショックな出来事から数日経過。できれば私も光のことだけ考えていたいものですが、家で話していて笑ったりするとその都度、頭にふと暗い影が。「何を笑っているのだろう笑ってていいのだろうか自分は〜」と罪悪感を感じて自問。会社では平気なんですが、どうも家では駄目だ。
ほんとうはしばらく何もせず暗く過ごしたいけど、親が心配するんでそうもいかない。知人のおばさんが「娘さん元気出して」などとケーキをくれたりもして、そういう好意を受け取らぬわけにもいかない…しかし「おいしいケーキなんか平気に食べてていいのか自分!もうケーキが食べれない子を私は知ってるのに!」といった疑問は常に覚えるわけで。嗚呼。
要するに、喪に服したい。悲しみを誠意で示したい。明るく元気に健康的に生きていてはならない気がする、すくなくとも今は。もっと悲しみのあまり病気になったり痩せ衰えて骨と皮だけになったり意識が朦朧としたりすればいいのだと思う。それが正しいのではないかと思う。漫然とした暮らしの中で享楽的な楽しみに耽る自分はどうにも許せない。すくなくとも、今は。
しかし何をしたらいいのかわからないあまりに、最近は断食したりエレベーター使うのやめたり睡眠時間を削ってみたりとひたすらよくわからないプチ苦行を自分に課してばかりだ。かなり間違った方向に来ている気がする。昨日などは新宿まいしてぃかふぇで食べた麻婆豆腐が本当に辛かったんですが、こんなに辛いのは店の手違いか私が知らぬ間に店の恨みをかったかどっちかだってくらいに辛かったんですが、「ああ辛さのあまりに左腕が痙攣してきた…ああでもいいや…これぐらい苦しいのがちょうどいい…」などとよくわからないマゾヒスティック状態に。しかも麻婆豆腐は辛くてもおいしかったですよ。ああこんなのはすこしも苦行じゃない…。やっぱり間違ってきてるよ…自分で自分の思想の修正がどうにもきかないところが自分の恐ろしいところだ…
出家とか修道院にはいるひとっていうのは今までは「精神的で厳しい生活が好きなのかなぁ〜」とか思っていたけど、「自分を罰したい」っていうタイプはあるんだろうか…。いや、まぁ、別に修道院はいったりしませんけど…。ああでも一ヶ月くらいなら…
冒頭の一文で使用した、スチュアート・ダイベック作/柴田元幸訳の短編集「シカゴ育ち」。先日読んだら大変よかったので、昨日勢いで同じ系統っぽい「イン・ザ・ペニー・アーケード」を買ったのですが、なんだか細かい描写表現が続いてどうも読めず。そういうのが好きなときもあるんだけどなぁ。今は時計の歯車のロマンについて詳しく書かれてもあんまり気分がのらないようだ。読もうとしたら電車で熟睡してしまった。ひさしぶりに熟睡できた。その点では、買ってよかった。
あーあとわたしが買ってきたバラの香りのろうそくを墓前に灯してたら、母親が「焼き芋のにおいがする」というんですけど…。いやまぁたしかに焼き芋のにおいの方が犬的には嬉しいとは思うんですけど…。
これから一週間くらい家のパソコンがなくなります。
あと明日の怒濤の最終節が社員旅行で見れない!なんたることだ…!
2005年11月28日(月) |
希望の明日はくるのか?どうぞアンサー |
http://ameblo.jp/seiichiro-maki18/entry-10006426027.html
タイトルの「ら抜き言葉」を指摘するのはこのさい無粋というものだろうか
http://www.reysol.co.jp/news/2005/newslog/051125_5.html
ビブスっていうかビニール袋だよねと指摘するのも無粋だろうな
なんかもっとこう無粋でなく愛と許容の目を持って生きるべきだよな…(遠い目)あ、西澤の金髪に関しては非常に寛容な目で見てますよ。
あーほんとうに最近暗くてすみません…最近はまじめなことを書きたかったので昨日一昨日とまじめになりましたが、まぁあんまりまじめなのも疲れそうなので普通にいきます…ああしかし悲しくて病気になりそうだ…。
会社ではわりと平気だったけど家に帰るとやはり不在を強く感じてつらい。あとは雑貨屋とかに行くともうすぐ戌年だから犬祭り状態でつらい。それからガーデンプレイスのいつも通ってる道に今度からペットグッズの店ができるとか書いてあってつらい(何の嫌がらせだろう…)。人生きびしいぜ…。
きのうの夜は墓前にぼーっと座ったままキャンドルの火を眺めてたらうっかり1時間くらい経ってたようなのですが(まぁ別に悲しいことばかりでなくときどきはカウボーイのことを考えたりもしてるんですけど)、気づいたら親に「ちょっとこの子やばい?」とか思われそーな雰囲気だったんで慌ててやめときましたよ…げへへ…。あれ…ひょっとしてわたしこのままペットロスとかになるんじゃないの…?
あとは「カラ兄弟」に引き続き、ツルゲーネフ翁の「父と子」読み返したりしてます…最後のほうのバザーロフ(ニヒリスト主人公)がほんとにたまらないのですよ…「死は古い喜劇だが、ひとりひとりには新しいすがたで訪れる…」等々、「ぼくはあなたを愛していました!これはまえにもなんの意味もなかったのだから、いまではなおさらです。そんなことより、ああ、あなたはなんてすてきなんだろう!」云々。ああバザーロフもういいからそんな生意気言うんじゃない!意味ないとか言うんじゃない!(と肩をガクガク揺らしてやりたい)
そして今日昼休みにガーデンプレイスをぶらぶら散歩しながらバザーロフのことを考えたり「ああカラスが水浴びをしている…あいつらは生をまっとうしているなぁ…」などと悶々としたりしていたのですが、なんかあまり考えすぎるときっとよくないだろうし何かいろいろ話したいという衝動に駆られてしまった…家族とは悲しくなるから話せないし、会社の友人ともあんまり辛気くさいことは話せないから、バザーロフとかと話したい…何を話すのかわからないし特に話すようなこともないんですけど、とにかく話したい…一晩中、オールナイト耐久戦で…(バザーロフもお断りだよ)
うなずきんでも買うかな…(どこまで深まる孤独!)
(あ、うなずきんの顔が巻とかだったらええのにな…)
ああそういえばアルカージィ君というのは仮名(犬でもHN?)ですが、それはこの「父と子」に出てくる善良で能天気なお坊ちゃんからとったわけです…「アルカーシャ」って愛称がたまらなくかわいい響きだと思ったんですよ…アレクセイとかアレックスとかアリエル(おるてが)とかもそうだけど、「あ」で始まる名前ってなんか好きだ。ロシヤ人と結婚したら息子はこういう名前にしたい…。
そういや仮名にする必要はもうあるのだろうか。まぁいいか。
>はくしゅ
ここ数日思うまま好き勝手にノン蹴球で私的な内容をごりごり書いてたんで、読んでくださっただけでもありがたいんですが、なんだか励ましの言葉などまでいただいてしまい、ほんとにありがとうございました…泣かされました…!
ていうか同じ思いをされた方もいるとのことでウワーン!でした。