TRPG回顧録 DiaryINDEX|past|will
本業の多忙は明後日には一応の峠を越えるのでそれ以降には少々は通常の人生を送る予定なのです。 閑話休題 さて今日は何について書こうかと申しますとロールプレイについてなのですね。 TRPGの方面じゃないのですが先日面白いことを聞いたもので、それはTRPGの方面にもフィードバックできるのではなかろうかなと思ったのです。 友人に演出兼劇作家志望の男がおりましてその男が言った言葉なのですが、 心は台本に書いてある、後はそれを表現するのは役者の仕事。 つまり役作りについて話なのですね。 そいつが演出助手として勉強に行っているところは常連の役者さんはいるものの毎回プロデュース公演をしているのですが、 そこの常連さんの役者さん中に立ち稽古の時に自分で仮の衣装や小道具を作ってきて稽古に望む人がいるそうなのです。 そいつがそこので学んだ事の1つには役作りに限らず何でも形から入っていくというのがあるそうなのです。 と申しますのは変に役作りは内面だ!心だ!って、言っている役者に限って口ばかりだって言うことだそうです。 役の心は台本に書いているそれに合わせるには外見をそれに合わせてやり稽古を積めば自然に内面は付いてくる。 確かにそれは言う通りなのかも知れないなと思いました。 僕もそこのお芝居は毎回見に行っているのですが初めて見たときの感想が これが演技なのか?? って言うほど言葉のやり取りが自然なんです。 まるでその場に見ている側の人も存在しているような錯覚すら覚えるのです。 見ていると登場人物の誰かの視線でお芝居を見る事ができるのですね。 思ったのはこれはロールプレイにも役立てられるのではないかという事なんです。 もちろんそこのお芝居を見ることはもちろんなのですが、その稽古と似たようなプレイイングでTRPGにも同様に役立てられないかなと思ったのです。 俺がその話を聞いていて思ったのはキャラクターの心が宿っている物って何だろうと思いました。 それはキャラクターシートだと思いました。 なにしろ能力値から何までキャラクターの情報の全てがその紙一枚に載っているのです。 そう言えば海外のゲームは身長、体重、髪の色とか目の色まで書き込めるものまでありますね。 そう言った点でもやはりキャラクターの心はキャラクターシートにあるのではないかと思いました。 別にこれを読んでいる皆さんにそう実践してくださいという内容ではないのでそういう見方も出来るということを読み取ってもらえたらなと思います。 それと立ち稽古に相当する物は何だろうと考えました。 それは日々のセッションですね。 しかもキャンペーンの。 立ち稽古というのは本番までに役の味を出すために重ねる物らしいのですが、TRPGには本番という物は存在しません。 なのでキャラクターの味を出す場というだけで考えるとやはり日々のセッションではないかと思いました。 では小道具や衣裳という点で考えるとどう対応させるか? それは小道具は実際にキャラクターが持っている持ち物に近い物をプレイヤーが実際に持つということですね。 私の師匠であるアルベール様もプレイヤーをするときにセッション前とかにコンビニに行きますと 「俺のキャラクターはワイングラスを持っているから(それっぽいプリンとかの器を指して)コレワイングラスの代わり。」 ってそのプリン買ってプレイに望んだりします。 そうして小道具を揃えるわけですね。 結構そう言った小道具に拘るゲーマーさんはいたりしますよね。 あとは衣裳ですね。 俺が昔良くやっていたのは現代物や未来物(サイバーパンクなど)はキャンペーンに普段キャラクターが着そうな服(もしくはそのイメージに近い服)でプレイに望むというのがありました。 昔はよく あとはそれが難しかったりファンタジーの場合ですとフィギュアを用意して見るというのもありかと思いますね。 実際にフィギュアユースのあるプレイじゃなくても目の前に置いておくだけでずいぶんとイメージが変わると思いませんか? この遊び方もなさっていらっしゃる方が結構いますね。 ま、要は遊ぶ本人の気持ちの問題というだけですがこうして遊んで行った方がキャラクターに対する思い入れは一層深まるのではなかろうかと思います。 追伸:決してコンベンションにプレートメイルを着て行かない様にくれぐれもご注意ください。
実は帰宅後、部屋の襖の開きが悪いなと思ってみたら藤浪智之の冒険者入門が挟まっていてスプラッタになってました。 非常に良質な本だけに悔やまれます。 ただ藤浪智之という作家に対してあまり思い入れがないのですが(ファーローズは知らず、ビーストバインドとゼノスケープは両方ともに順位置が関わっているのと後者は編集に問題も感じ評価の対象としてません。)冒険者入門という本の内容の良さは理解できてます。 ただ1点の修正点としては魔法円を魔方陣として紹介している点でしょうか? 実は一般に言われております魔方陣というのは魔法円とごっちゃにされいるものがほとんどという事です。 魔法円と魔方陣は似て非なる起源も用法も異なる物なんです。 魔法円は文字通りマジックサークル翻訳して出来た言葉で、円の中を力場にして隔離して円の中に霊的存在を召還したり、中に入って霊障防ぐ役割をする物なんです。 円には閉ざされた世界を意味していまして結界とすると霊的な存在の出入りを禁止すると信じられていたそうです。 それと魔方陣なのですが 正方形の中に数字をならべ縦横斜めどこから足しても同じ数字になる組み合わせて作ったものでイスラム圏で人気のある魔よけだとか。 混同してても意味は通じるとは思うのですがこんなマメ知識を知っているとゲームのプレイに役立つかもしれません。 ちなみにこれでいうと魔方陣グルグルは正確には魔法円グルグルになるわけですね。(笑) 息抜き更新終わり。
例によって多忙により更新頻度が低下します。 次回更新予定は3月中旬以降を予定しています。 ただ、その前にストレス発散を目的に更新はするかもしれません。 それではみなさままた3月にお会いしましょう。
テロ牧師
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