“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

一週間分の疲れが出たホロホロ鳥は籠の中に - 2002年04月11日(木)

ぶひーーー

やっと一山越えましたかね。忙殺状態からは。

とにかく疲れました。早く目覚ましかけないで寝たいよもう。





『籠の中の鳥は』というタイトルで、戯曲を書いたことがありました。
もっとも、ハナっから上演されることを期待してなかったので、
演出を受け持つことになる友人(とりあえず役者)から、
「うーん着想はいいんだけど、現実的に言って演劇には出来ないなぁ」
という評価を受け、人生初の戯曲はお蔵入りとなったのでした。

場所はホテルの中

そこで偶然出会う人たちが右往左往するという話。

って、端折りすぎじゃないのか???

まあ、主題?としては、

おおぜいの人たちがそれぞれにいろんな方向を目指しているかのように
見えても、予定調和的に結局は狭い狭いそれこそ「籠の中」で主張し合って
いるだけ、そんな時代なんだよね

といったものでした。




だけど、

とりあえず「生きてる」っていうことは、

案外そんなものかもしれないなあ。

狭い枠組みの中で人々が出逢って、右往左往して、喚いて、
「おれはどこに向かってるんだろう?」なんて淡い夢抱いても、
結局は、その枠組みの中に無意識的に安住してしまってる。
ぶっこわしちまえ!って鳴き続けるんだよ、籠の中の鳥は。
でも、ぶっこわせない。無理無理。
だから、更に喚き散らす。言い訳がましくグチグチ喚く。






なあんてことを、ペット屋さんのショーウィンドー見ながら
思ったのでした。




そんなもんだろ?おれたちだって。




そりゃ分かっちゃいるけど・・・








「いつか籠の扉は開く」と信じて。








じゃ、いこっか。


...




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