いつの日か咲く蒼い花を夢見て...ルル

 

 

あふれる想い - 2003年04月21日(月)

あの子が逝ってもうすぐ1ヶ月
小さな瓶のあの子の骨に毎朝おはようを言う

小さなあの子のいなくなった穴は
想像以上に大きくて深い
一日に何度もその穴にはまっては
動けなくなってしまう私がいる

日だまりで丸くなっているような
部屋をぴょんぴょん横切るような
そんなまぼろし
廊下を怖そうに歩く爪の音にも
綿毛のような手触りにも
もう二度と出会えない
この世のどこを探したって、もうあの子はいないのだ

最期に一緒にいてあげられなかった
一人で逝ってしまったあの子に ごめんねを言う
もしも一回だけ魔法が使えたら
もう一度あの子を抱きたいと思う

動物は2度死ぬらしい
1度目は呼吸が止まった時
2度目は皆に忘れられた時・・

楽しい時間をありがとう
いつまでも、忘れない







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