今日もいいお天気だった。 天気予報では夕方から曇りで 雨の降るところもあるといっていたけれど 雨は降らなかった。 セーターとかも洗濯したらよかった。
  こないだ見た夢。 以前勤めていた会社の課長がでてきた。 それで色々会社にいたころのことを 思い出したりした。 で、なんで課長が? と思ったのだけれど。 彼はとてもいい上司だった。 特に部下からはとても信頼されていた。 その信頼というのはやはり部下の一人一人を よく理解していたからだと思う。 「この人は私のことをわかってくれてるなぁ」 と思えることが何度となくあった。 各人の持っているいい所を自然に引き出してくれるような。 厳しさも優しさも上手にもっていた。 他の課の課長とかが支店長にぺこぺこしてても 彼は毅然とした態度で正しいことを言っていた。 間違いは間違い、できないことはできない。 こうではなく、ああだと。 まぁ部下からそんなことをいわれるような そんな支店長だった、ともいえるのだが。 しばらくして課長は転勤になった。 よほど気に入らなかったんだろう。 まぁわからんでもないけど。 自分の出世のことしか頭にないような おじさんたちが大勢いる。 部下なんて関係ない。 客なんて関係ない。 結局は自分が一番かわいいのだ。 大事なのは自分の立場なのである。 要するに自分の立場をあやうくするような 使えない、いうことをきかない(いいなりにならない) ような部下は邪魔なのだ。 課長は私のいた課を、私達を精一杯守ってくれていたのに。 課長の送別会では私のいた課の社員は全員泣いていた。 誰一人として納得できなかったのだと思う。 会社というのは、組織というのはほんとおかしいところだとつくづく思った。 必要な人間をなぜよそにいかせなければいけないんだ。 支店長、あなたがいってしまえばいいのに と何度思ったことか。 あなたのかわりはいくらでもいるけれど 課長のかわりは他にはいないんだから って。 もともと課長は東京の支店でバリバリに仕事をしてた人なのだ。 使い方次第では会社に莫大な利益をもたらせることができる人なのに。 転勤してから一度電話で話したことがあって、そのとき 転勤先の支店長はなかなか話のわかる人でよかったっていってた。 嘘かほんとかわからないけれど。 私たちを心配させまいとそういったとも考えられるから。 そっちはあの支店長のもとで大変だろうけど、頑張れよと逆に励まされた。 今課長はどこでどうしてるのかなぁ。 ずいぶん前に会社をやめたっていうのをきいたけれど きっとどこかで元気で頑張ってるよね。 二度と会うことはないかもしれないけれど でもこうして私の記憶には昨日のことのように くっきりやきついてる。 いろんなことを教わったし、与えてもらった。 ほんとありがとうございました。 またいつかどこかで会えたらいいなぁ。
 
 
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