子供の好きな昆虫の一つにカマキリがいます。 以前、洗濯物にくっついていた成虫を見つけて飼っていた時には 餌にする蝶やバッタを捕まえて、せっせと上げていたり、 子供自らお世話をするほど大好きな様子でした。
そしてこの間、いつもよく通る道の植え込みに カマキリの卵(卵鞘と言うらしい)を見つけました。 どうしようかなぁとその前を通る度に逡巡した挙げ句、 ポキっと枝を拝借して、家に持ち帰りました。
それをペットボトルの上部分をカットした中に 枝ごと入れて、ラップをしてずっと保管してたのですが、 ついに卵鞘から小さなカマキリたちが孵化して出て来ました。 何の前触れもありませんでしたが、子供がすぐに気付いて教えてくれました。
小さいカマキリの数は尋常ではなく、 このままにしておくと、最後の一匹になるまで共食いするらしいので、 すぐに庭の草むらに放流することにしました。 子供が何匹か飼ってみたいというので、三匹だけ残しました。
庭に放したのがどれか一匹でも 成虫になってくれたら、また出会うこともあるかな。
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