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アキラの日記
アキラ
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2002年03月10日(日)
いつか我が手に。

私はほしい楽器がある。

最も長く吹いたチューバと言う楽器だ。
一番初めに吹いた楽器はトランペットだった。
そのあとユーホニャームに移され、約2年間吹いた。
その時、中音の素晴らしさに気づいたのである。
そのあと人手不足でチューバを担当した。
この時が始めての出会いだった。(13歳頃)
あんなに吹いていて気持ちの良い楽器はあっただろうか。
凄まじい低音を奏で、音楽を支えるこの至福感。
私は低音の虜になっていた。
そして楽器がほしくなったが、いかんせん高い・・・。
100万円が相場だった。
私には到底無理だと思ってほかの楽器にした。
jazzが好きだったのでアルトサックスにした。
高音をあんまり経験した事がなかったからである。

高校の頃、バリトンサックスと言う低音の楽器を吹いていた。
やはり低音は素晴らしいものだと私は確信した。
しかし先生様に私がチューバを吹けると言う事を知ってしまったのだ。
チューバを吹かされ褒め称えられた。
チューバにまかされてた。
私はほとんどの楽器をいつのまにか吹ける様になっていたのだ。
暗黙の了解がそこに生まれ、トローンボーンなどを吹いた。

話が長くなってシマウマ。
なぜこんな話をしたかと言うとオークションにチューバやバリトンがあったからだ。
しかもヒルスブルナー製のバリトン(in Bb)を見てしまったからである。
私は転げ倒れて部屋の時間を止めてしまう程の勢いで叫んだ。
ほしひ。ほしひ。
落ちてないか外をうろついたが無い。
この楽器ではかなり安かったのだが今の私にはそれすらないのだ。
学生さんだからだ。
考えたが、今の私には無理だと諦めた。
でもいつか、いつか我が手に・・・。
そして奏でてみせよう、テナーチューバ!!

自分に↓
ドンドラッショ、ドッコイッショ!