猪肉入荷しました
DiaryINDEXpastwill


2002年10月01日(火) 無職4日目

先週の金曜に無事、任務完了してから4日目。

今日は相方父の法事の手伝いと、引越し先の物件を見に
相方母が住む街へ遠征。



12帖のLDKと6畳二間で、共益費込みで8万円弱。
オマケに駅から5分。

エエやん、エエやン。
お得物件やないの、奥さん。


恵比寿顔に揉み手、浮かれ足で見学に行って参りました。

うーん・・・( ̄  ̄;) ・・・( ̄  ̄;)
周り三方がマンションと三階建ての民家。
フとコチラの窓に目を遣れば アラ奥さん、みのもんた観ながら電話中ですか?
もしかして、受話器の向こう側はみの!?
で、そのまま目線を上に遣れば、その奥さん所有であろう。
否、モビルスーツであろうガードルが物干し竿を支えている。
気を取り直して、アチラの窓に目を遣れば・・・
窓越しに醤油の貸し借りが出来そう。


ご近所様との触合いを尊重して喜び
晒し晒されの、生活に生甲斐を得るべきか

愛すべき隣人の奥さんと、諍いを起こし
区へ「ガードル条例」を誣いてもらう為に裁判沙汰にするか

部屋探しへの行灯を求めて明日も頑張る。




部屋見学の後、相方母と連れ立ち目指すは
「鶴橋」
エエ。鶴橋に行けばどんな夢も叶うと云われ、誰もが皆いきたがる
「遥かなる市場・鶴橋」
電車を乗り継いで、行って参りました。

恥ずかしながら、初体験なんです鶴橋迷路。

その日は雨が朝から降り続けていた事もあり、相方母の見事な誘導のお陰で
駅から傘を差さずに済みました。
でも、その世界に踏み込むと傘を差していようが、なかろうが関係ない位
魅力に溢れた世界。
例え、友達の息子の小学生運動着を、はちきれんばかりに着ていても
気にはならなかったよ。
私のマナコは山下清バリに輝いていたもの。

一番最初に目を奪われたのはチマ・チョゴリ
色が綺麗ー!フワンとしてるアノ素材は何だ?


次は布団屋。小さな小さな薔薇の蕾を嫌味でない塩梅に
刺繍されている敷き布団と肌掛けを見つけた時はドキドキ。
柄にもなく、実家に居る時はベッド・ファブリックに懲り
ローラ・アシュレイで満足してた私には、お姫様仕様に見えてもえもえ。
でも、高いんだろうな・・・
と、涙目になっている金魚の糞を無視して
我ら誇り高き、アッカ隊長の相方母は行進続けます。
右へ左へ

途中、途中、テキパキと買い物を続ける相方母。
その分、肩に食い込むけれど、周りの珍品に目を奪われ・・・
嗚呼、本当なら「何をどれだけ買ったか」の分量を憶えて来るつもりだったのに。
相方母が肉で悩んでいる間、私は豚の耳を目の当たりにして、猪八戒の耳や!
しかし、豚の舌ってデカー!と、感心し
魚屋で相方母が鯛を選んでいる間、ウワッ!鮟鱇やで、鮟鱇。
アノ、デカ鮟鱇の胃袋にはマダ鮟鱇入ってるかもよ。
デケー!と、関口宏に思いを馳せている始末。

スゲェよ、鶴橋迷路。


いよいよ、益々、大阪へ引っ越すのが楽しみになって来た。
今度住む街では、どんな元気玉を貰えるんだろう。




獅子鍋屋 |MAILHomePage