長野まゆみ / 河出書房新社 / 19920704 これが長野さんの処女作なワケですが、ぼくが初めて読んだ長野さんの作品は別のものなので、なんだかこれが最初、と考えると不思議な気がします。 アリスと蜜蜂の、双方の視点からぐるぐると考えているところが面白いですよね。 ほら、『天体議会』だと銅貨ちゃんベースで水蓮の方はあんまりクローズアップされないですし。