不安だ。
不安だ不安だ不安だ不安だ不安だ不安だ不安だ。
信じたいあの人を。
私を好きだと言ってくれるあの人を信じたい。
また必ず逢えると。
現在は離れていても春になればきっと逢えると。
信じたい。
私が我慢すれば全ては巧くいくと。
我侭も言わずじっとしていれば。
絶対報われる筈だと言い聞かせて。
でもだけど何を根拠にそんな事言っているのだろぅ。
信じられる理由等無い。
あの人は嘘を吐いているかもしれない。
疑い出したら止まらない。
怖い。
怖くて怖くて堪らない。
何時まで経っても私は独りで。
だけど夢ばかり見ているから其れすら気付けない。
幻想を追っているだけなのかもしれない。
救いようの無い恋愛。
他にする事も無い。
此れしか無い。
それでも私は私の全てを賭けてあの人を護りたい。
もぅ既に気付いているのだ。
此れが最後の恋愛なのであろぅ私にとって。
こんなにも本気でひとを好きになって。
喩えどんな結末であろぅとも。
あの人を忘れた私は『私』では無いのだから。
其れはつまり呼吸はしていても『生きて』いる訳では無い。
私が『私』で在り続ける為にはあの人が必要であって。
だから現在はじっと苦痛に耐えている。
暗闇の中をさ迷っている。
不安を掻き消す何かが欲しい。
確信できる強い力が。
私は愛されていて。
必要とされていて。
孤独なんかでは決して無いと。
確信出来る力が。
あの人に逢いたい。
声が聞きたい。
髪を撫でて欲しい。
抱きしめて貰いたい。
そして。
ねぇ。
キスしてよ。
2003年03月18日(火)

かつて・・。 / 桃色少女

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