何かが狂ってしまった日。
余りにも太陽が眩し過ぎたんだ。

はづかしさ。
自己嫌悪。
怒り。
今迄鬱積していたそぅゆう汚いものが私の中で渦巻いていた感情が限界を超え
衝動的に傍に在ったフロアランプを壁に投げ付けた。
部屋中のものを投げ付けた。
壊した。
椅子を投げたら壁に穴が空いた。
頭を掻き毟った。
大声で泣き叫んだ。
私は汚い。
私は汚い。
私は汚い。
私は汚い。
どぅすればいい。
どぅやって生きてゆけばいい。
誰か助けて。
助けて。
助けて。
助けて。
助けて。
助けて。
助けて。
助けて。
助けて。
あのひとに逢いたい。
あのひとならきっと助けてくれる。
そぅ思って携帯を取り出した。
通話出来ない。
御金払って無いからだ。
携帯をクローゼットの扉に叩き付けた。
跳ね返って壁に当たって砕けた。
あのひとに逢いたい。
あのひとに逢いたい。
あのひとに逢いたい。
あのひとに逢いたい。
だけど逢えない。
逢っちゃいけない。
どぅして。
どぅして。
何でいけないの。
何であのひとは私を抱いてくれないの。
何であのひとは私を抱いてくれないの。
こんな事考える私汚い。
最低だ。
助けて。
壊して。
解放させて。
枕の下に隠してあったナイフを取り出した。
手首に傷をつけた。
痛い。
吐き気がしたので指を突っ込んだ。
唾液ばかり出た。
また頭を掻き毟った。
泣いた。
大声で泣いた。
私は汚い。
私は汚い。
私は汚い。
廊下で兄貴の足音がした。
そぅだ。
聞いてみよぅ。
私は生きているのかしら。
私は生きていてもいいのかしら。
勢いよく扉を開けたら直ぐ傍に兄貴が居て
冗談でも聴いてるかの様な顔してた。
「何かあったか。金なら無いぞ。」
可笑しくて涙が出た。
聞きたかった事あった筈なのに思い出せなくて
顔をグチャグチャに濡らしながら泣いた。
「泣くな。」
そぅ言って私が落ち着くのを待っている様だった。
何故泣いているのか
何があったのか聞きたいらしかった。
でも言えなかった。
ただ自分は汚いとだけ想った。
「私、可笑しいの??」
「可笑しく無い。」
そぅ言ってくれるのは家族の中では兄貴だけだった。
何時もの事なんだ。
錯乱するのなんて。
其の度に両親は私を疎ましく思ってるから。
私はどぅすればいいのか解らなくなってしまう。
何を喋ったのか憶えていないけれど
兄貴と話してる内に少し落ち着いてきた。
そして兄貴が温かい日本茶を入れてくれた。
其れを飲んだら御腹が空いた。
兄貴はらぁめんも造ってくれた。
焼豚は私は3枚。
兄貴は2枚。
丼1杯は私には多すぎたけど全部食べた。
スープは残してしまったけれど。
其れから御風呂に入った。
朝にも入ったのに。
ゆっくり暖まってからパジャマに着替えて
御昼なのにまた寝た。
そして目覚めて現在。
さっきから独り言が止まらない。
きっと当分は此の侭だろぅ。
独りの時はずっと言ってるだろぅ。

私は汚い。
2003年04月08日(火)

かつて・・。 / 桃色少女

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