あのひとが言った言葉のひとつひとつが
私の身体を浸食している。
泣きたくなんか無かった。
全て納得して出した結論だから。
最後の電話を切ってからの私は
何時も通り仕事に行って
何時も通り笑って
何時も通り喋って
何時も通り殆ど眠らづに
だけど今朝になってはぢめて泣いた。
哀しいと言うより
寂しくて
寂しくて
寂しくて
寂しくて
寂しくて
こんなにひとを恋しく想ったのは
余りに久し振りで戸惑ってしまうのです。
必死であのひとを忘れようと思います。
必死であのひとを憎もうと思います。
必死で私である事を辞めようと思います。
そぅしないと私は確実に壊れてしまうよ。
嗚呼だけど。
だけど。
「忘れないよ。」
なんて言ったあのひとの声が耳から離れ無い。
2003年06月02日(月)

かつて・・。 / 桃色少女

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