続・衛生士的日記
R-ぴいす



 棚がはいりました。

私が勤めている矯正歯科には
患者さんの口腔内模型(スタディモデル)が
壁の模型専用の棚にたくさん並んでいます。

この模型は矯正を始める前の口腔内を再現したもので
二度と同じモノは採れないので
取り扱いにはとても気を使います。
それに模型を作るのは技工士さんが一日がかりで
とっても大変そうだし。
最近は代診の先生も手伝ってますが。
私は歯の大きさを計測する仕事で模型に触るんだけど
その時に技工士さんに絶対!!!に落とさないでねって
口をすっぱくしていつも言われてます。

最近は模型がありすぎて入りきらなくて
別の白い棚の上にところせましと並んでいる状態。
この状態を緩和するために
今週新しい模型用棚が診療所に入ることになりました。
というわけで今まであった模型も移動することに。
大量の模型を移動するとなるとかなり大変。
慎重にそーっと移動しなくちゃならないので。

それで皆で模型を棚にいれてる時に
代診の先生が模型をガーンて落っことしてて。
で慌てて模型割れてないか確認してたら
あれだけの音がしたのに割れてなくて
先生がこれが割れなかったってことで
運を使い果たしたかもって話してたら
技工士さんがやってきて、一目見て
ここの6番の頬側欠けたんで
先生石膏盛り直してくださいって怒られてました。
模型が欠けさすと歯型彫刻しなきゃいけないから超大変。
こうして模型の大切さを味わうのね。

この日は300個ぐらい模型が入りそうな棚が3つ入りました。
おかげで医院内は棚だらけに。
他の物を置くところが狭くなるんですけど。きゅうう。



2003年05月22日(木)
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