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■ 今日はエッセイ風味(笑)
今日は次男の2度目のクリニック。 前回初めて訪れたこの病院で「2週間ほど食生活などを記録して」と いわれてて、はなから授乳記録や育児記録を付けていた私には何の 苦労もない要求だったけど・・・変化のなさに不安が(もう?・笑)
というかここ10日間ほど気を付けて見てもナニに反応してんだか さっぱり読めない。その上に薬だけでは良くも悪くもなってないし いや、背中なんかはむしろナニもしてないだけに湿疹が広がっている。
「アレルゲンの検査とかしなくて良いモノなんでしょうか?」 今日、以上の症状を先生に報告したあと、こう切り出してみた。 前回「簡単に出来ます、けどね。」と言った先生の言葉に引っ掛かって いたのだ。本で読むと確実にアレルゲンを突き止められる訳ではないが 対処の仕方が分るだけ、したほうがいい、とも書いてあったし。 先生はしばらく黙っていたけど 「で、それでナニが知りたいの?」と言った!! (はぁ!?)「いや、アレルギーの原因を知りたいんですが?」(変かね?) 先生はニヤリと笑って 「調べても該当するパーセンテージが低い場合もあります。 それにとらわれてしまうよりも、日常のこの子の食生活を じっくり見つめた方が適格な答えが出ますよ。」 ・・・その自信は一体・・・(笑)どこから来るのだ!! 母としては1日でも早く原因を知って排除して楽にしてやりたい 一心で聞いたのに・・・。ちょっと唖然。 そりゃ、食事のパターンなんかを書き込んでる表を持って来るの忘れた 私も私だけどさ(話になんないよね、先生としても・苦笑)
さすがにその機微を読んで取ったか先生は薬を調合し直してくれた。 それが驚くほど次男の肌のコンディションを見通しているのだ。 私が話す言葉の中に何気なく入り込んでいる普段の次男の様子と 夜、ここが痒そうで・・・などという雑多な母親の情報を素早く カウンセリングしながらまとめていたのだろう・・・。 欲しかった薬が出た!!・・・そういう感じ(笑) あとかゆみをやわらげる為の飲み薬も新しく加わった。
前回出された薬の塗り方、回数なども再確認された。 「朝着替える時と、昼間乾燥したら・・・お風呂上がりと寝る前・・・」 黙ってうなづきながら私のケアの仕方をチェックする先生。 めちゃ、緊張する・・・はははは。学校みたい。 この先生は対処や方向性が良ければナニも言わない。 間違っていたり怠慢だと、容赦なく苦言する。
この緊張感は自動車の教習でも味わった。 特に二輪は結婚してからだったので、しばらく学校や教官の雰囲気を 忘れていた分よけい緊張した。 いや・・・精神的には教習の全体を知ってたから余裕あったけどね。 (自動車は学生の頃だったから、ある意味慣れてたかな、雰囲気)
教習の緊張感て、間違った事をしてたりいい加減な事をしてたら 必ず自分の命にかかわる・・だからいい加減な態度も出来ない。 それを指導する教官も真剣に指導してくれるし、その為に激励も 激しく飛ぶ!!(怖いよ・笑)男女の区別もなく年令も関係ない。 「死にたく無かったら本気で教習に挑め!!」 「本気でバイクに乗りたくないヤツぁ来るな!!」 ・・・そんな言葉を他人事で聞いてたよ・・・ふふふ。 私は真面目に真剣に受けてたからね。ふふふ。 自分が乗るしかないんだし・・・運転すんのは自分だし、と思って 真面目に頑張りましたよ。
今までかかった医者ってフツーの風邪とか、だったから (長男の骨折はもう、時間治療だったし) 今回、真っ向から向き合って行かなきゃいけない病気になって初めて その取り組み方に気付かされた。 いや、考え過ぎなのかもしれないなー・・・ 先生のこと買いかぶってるかもしれないし・・・ (後からもっと良い先生に出会ったりするかもしれないし・・・笑) でも、確実に今日、思った。このクリニックに来てさ。
真面目に取り組んでいたら必ず答えをくれる先生だ。ってね。
(ああーやっぱり薬だけで誤魔化されるのかなー)と カウンセリングの途中で思った私。 ところがまたそれを見取ったのか先生が一言・・・。 「2歳までにはナンとかしたいと考えてます。」 ガガー・・・・ン
先生の方が性急な気が・・・(爆笑)
そんなにキッパリとビジュアルを持っていたなんて・・・。 相当自信があるのか、単なる希望的観測で私をなだめてんのか(笑)
「5月で1歳になるでしょ?その後1年が勝負ですよ」 ズガガーー・・・・ン!!!
たった1年でナンとかしようとしてるよ、この先生!!(笑)
私は少なくとも3歳以上まではかかると思ってたし思春期ぐらいに 落ち着けばいいかなー・・・と考えてたのに・・・。 (・・・何言ってんだか) 心で笑ったよ、私は。はははは。 それでナンとかなってしまったら、もっと高笑いしてるだろう。
でもまだ願望として受け止めておこう。 だって長男の牽引が予定日に取れなかったり、退院してもなかなか ギブスがとれなかったり大変な「がっかり」に見舞われた経験が まだ生々しいものなー・・・。 (その結果、すごい完治したけど)
でも、これでまた2週間後とかになるのかなー、と思ってたら 出された薬が4日分・・・「前回からきっちり2週間後」の計算になる。 (律儀・・・2週間の意義が知りたい) また心で笑った。
昨日まで「検査してくれる中津のS病院に変えようかなー」と 旦那と話していた自分を改めた。 そんなにコロコロ変えても仕方がないのだ。 性急に検査をしたからと言ってもアレルゲンは途中で変わる場合もあるし 例えば複数の結果がでたら、それらをむやみに排除してしまいかねない。 (こっちはやっぱり必死やしね)
それより「次男の普段の食生活」を見つめようとする方法 細かいカウンセリングで随時、薬も変えて様子を見てくれる なにより診察時間をせかさない (待ってる時は大変だけど、じっくり診てもらえる) その先生の姿勢を今日はとても有り難いと思ったし、なにより 次男の為になるんじゃないかなー・・・と妙に納得した。
初日に言った先生の「大丈夫、治ります」の言葉を信じなくては やっていけないし、それに取り組む姿勢も(私も)診られている。 決して楽天的な慰めは言ってくれない。が、その分先生も真剣に 次男を診ていてくれるし、それを確信できた。
その証拠に今日の待ち合い室は、アトピーらしい幼子を連れた 若い母親が3人も居た。皆、慣れた風に落ち着いて笑っていた。 次男よりひどい湿疹が出ているのに・・・だ。
帰り道、自転車で子供乗せてスーパーへ行く時、後ろの席で長男が 「お腹すいたなー」と言ってた。前回退屈の余りドアを開け閉めしてて 先生にたしなめられたので、今日は彼なりに緊張していたのだ。 「かーかんの方がめちゃ減った!!(笑)」 次男と先生がアイコンタクトで笑い合っている顔を思い出して 私も緊張が一気に解けていった。
2002年02月25日(月)
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