◆ にゃんコラム ◆
My Liv

2004年04月11日(日) №134…窓辺の友

うちの庭に遊びに来るビビは、今ではリブとはすっかり顔なじみである。リブがまだ
2ヶ月くらいの仔猫の頃、他の猫を見たのはビビが初めてだった。そのときビビはゆっくりと窓辺に近付き、網戸に顔を寄せて部屋の中を覗き込んだ。リブはとにかくびっくりしたらしい。たまげておもらしをしてしまった(^_^メ)
(リブが粗相をしたのはこのときだけである)



この画像ではリブの方が大きく見えるけれど、リブが手前にいるせいであり、実際はビビの方が大きい。
ビビは、雌にしては大柄。網戸なんか簡単に開けてしまう利口な猫だ。リブにはいつも窓越しに鼻を突き合わせて静かに挨拶する。外の世界、猫社会の厳しさを知らないリブには、窓越しの猫友とのささやかな交流はちょっとした刺激になると思う。
これがポンタだとこうはいかない。ポンタは庭からうちの中を覗き込んで、リブを見ると、フギャーっとわめいて威嚇する。勝手に人んちの庭に入って来ているくせに、自分の縄張りだと思っているらしい。外回りのプロ猫の迫力には圧倒されるようで、箱入り娘のリブは固まってしまう(^_^;)


画像は、ポンタに睨まれて緊張しまくるリブ。
ポンタは雄猫にはアイソがいいが、雌猫を見ると片っ端から喧嘩をふっかけるような気の強い三毛猫である。ビビは決して喧嘩はしない。ポンタもひと睨みで圧倒してしまった。ポンタはギャーギャーわめきながらも実は恐かったようで、今はビビがいるときは、うちの庭に入って来なくなった。

ビビは、人間には極めてアイソが悪い。しょっちゅう庭に来るくせに中々懐かず、触ろうとするとすぐにハーッと威嚇して爪を出すので、うっかり手を出せない。だが猫同士の間では礼儀正しく(?)、無駄な争いはせず、姉さん堅気で、いつも毅然としている。
対してポンタは、めちゃくちゃ人懐こい猫である。初めての人間でも平気でニャーニャー甘えて、手を出せばすぐに人の膝に乗ってくる。派手に喉を鳴らしてスリスリしてくる。そのくせ、猫同士の間ではいばっている。同居猫をいじめて困ると、飼い主さんはこぼしている。ポンタならさもありなん。
猫の性格もそれぞれ。


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