死。

いきなり、ちょっと重そうなテーマ。別に深い意味はないけど、昨日、なんとなく死ぬ事について考えてたから、ちょっと思う事を。

普通の人って、死ぬのが怖い。でも、何で死ぬのが怖いのかなぁ?と。私は、死んだ後、人に忘れられていく事が怖い。そして、なにより、死ぬと"自分"はどうなるのか。この場合の"自分"ってのは、心の方。

日本人にありがちな、表面上ばかりの仏教徒な私は、別段神様を信じるわけでもなく、死後の世界が存在するかなんて、そんな事は知らないし、ちょっと信じがたいかな〜、と思ってる。でも、それって、言い方を変えれば、死んだ瞬間にそれまでの"自分"が全て消えてしまうのかな?って思う事。それって、何より怖い気がした。私が何歳で死ぬかなんて分らないけど、私が死ぬまでの何十年って言う年月の間にはぐくまれた私の感性、思考、能力、それらが一瞬にして消えてしまうのかと思うと、とんでもなく怖くなる。そういう意味では、死後の世界って言うのが存在してたらいいのになぁ〜、と思ってみたり。

でも、以前そういう風に母に言ったら、「消えちゃうんだから怖いとか思ってる暇もないでしょ」と言われた。確かに、それもそうなんだけど…。でも、やっぱ怖いなぁ…。
2002年03月29日(金)

diary / みきお

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