たべましたか

2004年03月28日(日) 映画イノセンス

 今日も早朝までお仕事してたので、昨日は日記を書けませんでした。
 これを書き終わったら昨日と先週のハガレン見て、昨日の日記でも書こうかなーと。(<昨日の日記じゃないじゃん)(<既に、この日記も日付が変わってから書いてますけど)

 そういや、ハガレンもそのまんま『GHOST IN THE SHELL』ですね。

 つわけで、イノセンス。

 こういう何も考えなくていい映画って、みてて楽ですね。

 難しい言葉を使っているから難しい話だと思ってしまう人も多いようですけど、簡単な話ですよ、これ。難しい言葉は、装飾やデザインのたぐいです。

 『よくわからなかった』もしくは『難しそう』と思ってしまった人のために、簡単なポイントを。
 難しい解説なら、他の人がみんな書いてると思うので、私は簡単方向で行きます。

 結局、犬がかわいいという話です。
 私の方はむしろネコ派(正しく言えばウサギ派)なので、それほど共感はしませんけど。

 この映画の中で、『生身の象徴』のように生命観を主張する犬(バセットハウンドという犬種だそうですが)。
 でも、これもまた人工授精で作られた『つくりもの』なんですね。
 今流行りの犬はみんな無理な交配で作られた「つくりもの」なわけですけど。(なので、遺伝病がやたらと多いです。飼うのには注意が必要!)

 そんな犬でも、もちろん生きているし、それに対して愛情を感じる。(犬派の人は)

 その気持ちが、どこまで広がるか、という話ですね。

 この映画で問題になっているのは、『対象に対する気持ち』であって、その対象(草薙素子など)がどういう人か、などはあまり関係ないのですね。だから描かれていない。

 そんな人間の気持ちを、いろんな人がそれぞれの立場で考えて、発言する。
 そういうエピソードを積み重ねて作られた映画だと思えば分かり易いですね。主人公はバトー一人ではない。

 以上。『誰にでもわかるイノセンス』でした。

 で、一つ。
 『人間は何故自分のに姿を造ろうとするのか』

 『自分の何かを投影するため』だと思うのですが。
 もちろん、人間が何かを認識するという事は、全部投影ですけど、『人形』というのは一番投影しやすいのですよね。
 ガンプラだって、怪獣だってみんな同じ『人形』なわけですね。

 


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