憲 随 誌
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また東京へ行ってきた。 で、このチューバ。 ジュピターのCB-482Lというコンパクトサイズ。近年ではかなり評価が上がっている台湾メーカーの楽器だ。
試奏して吹き慣れてくると想像以上に音色も反応も良く、音程もとりやすい。 新品のように綺麗で、「Tuba 88」の店主さんには既にピストンバルブやウォーターキーなど調整を細やかにしていただいたおかげで状態は非常に良い。 即お持ち帰りで買ってきた。
マウスピースも、相性の良さげな中古の(ぺラントゥッチPT-84)を選んだので吹きやすくなった。 今までの楽器(ヤマハYBB-321)に合っていたデニスウィック2XLだと、音を当てづらくてちと吹きづらい。 この楽器自体かなり明るい音色のようで、試した他の数種類のマウスピースだとどれも明るすぎるように感じた。 でもPT-84だけはだいぶ落ち着いた音だったのでこれにした。
しかしお持ち帰り・・・って、頑丈なケースに入っていて担いでくるのは無理だし、そもそも電車に持ち込んだら大顰蹙だ(爆) 禁止されてはいないにせよ。
以前書いた茨城で働く仲間が、ちょうど休みで山梨へ練習に来る日だったので、楽器を車に積んで一緒に帰ってくることができた。 彼はだいぶ前から店主さんと親しくて、二度ほどうちの葡萄を送ったこともある。 ここでよい楽器をスムーズに買えたのも彼のおかげだ。 彼もこの楽器を気に入ったようで、そのまま練習に持って行きたがっておったが(笑)
これから忙しくて時間はあまりないけど、時間見つけて吹く楽しみができたぞ。 そんな気持ちの張り合いもあるので、買ってよかったと思う。
今日、東京のチューバ専門店から、中古のチューバが入ったとの連絡をもらった。 新品に近い状態で新品よりも実売十数万円安い楽器。
もう余程の問題がない限り、これにしようと思うておる。 22日に上京して吹いてみて、決める予定だ。
2012年05月12日(土) |
№722 My Tuba |
春も夏に近づく時期ながら、寒気が入って夜はちょい寒いぐらいだ。 葡萄もまだ急には進まないな。
だからという訳ではないが、最近はネットで楽器の情報を探ったり、東京へ行って楽器を物色したりしておる。 無性に自分の楽器が欲しくなり、コンパクトで安くて良い中古チューバを手に入れようと画策中。
あ、仕事はそれでも忙しくなってきているけど。
チューバは大きいこともあって非常に高価な楽器だ。 中国製の調整もおぼつかない(極端な話、楽器の姿をしたオブジェとまで評される)チューバですら、新品で20万ほど。 ましてや欧州の有名ブランドのチューバとなると、100万200万は当たり前の世界だ。
まあそんな高いのには興味ないし、安いもの(新品で数十万の楽器)にも音色が良くて魅力的な楽器はある。 それでも新品は無理なので、その辺りのやつを中古でかなり安く買えたらと思っているのだ。
今の楽器はまだ手元にあるけど、借り物でいずれ返すものだし、楽器がないととても寂しくなるような気がして。 楽器あってもあまり吹かなかったくせに(^^;
とはいえ、自分の楽器を持ったら、その楽器が自分のものになるように吹き込むと思うし、そう思うと何だかとても楽しみなのだ。 そして、たまには誰かの前で演奏する機会もあるだろう。 前よりもっと聴いてもらえ、喜んでもらえるように練習したいな。
あ、コンパクトなチューバにするのは、車の中で普通に構えて練習できるから(笑) バモスがなかなか良い練習空間になるのも楽しみ。

ブログ写真と同じく、昨日の下田の藤稔。
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