
休みというものはあっという間に過ぎ、地味に循環する生活がまた波を成す。
季節は巡り巡って去年の夏から今年の夏、 昨日の失敗が今日のネタ的サイクルは依然変わらず、誰の言うことも聞かない日常物語がリスタートいたしました。
あまりにも地味、とんでもなく孤独。 そして、

記憶も新しい展覧会最終日から、3連休を越えた本日辺り。
そろそろ御注文の品々が出来てまいりましたよ。 この仕事の速さ、そしてとんでもなく軽いフットワーク。 真似出来ないだろ。
これがわたしである。
わたしの仕事が速いわけ。
2008年07月16日(水) |
すべての扉に鍵をかける日 |

2週間の時を経て、7月17日木曜日にて2008年一発目の展覧会を終了いたします。
仕事終わりに食事をしながら彫刻を観ることや、一杯呑みながらアートに触れる等の大義名分はこの際後回しだ。
まずは、みんな街に出て来い。 そして、人と会おう。
手元に家電のリモコンを全部揃えて、一歩も動かずにアフターファイブを過ごしている広島人よ。 忘れないで、明日並木KoBaにて太陽がひとつ沈みます。
店の営業は深夜2時までですが、作品は12時に引き揚げることにいたします。 展示時間お間違えのないよう、今一度御記憶くださいませ。
この度の展覧会を終了いたしますと、次回皆様の前にお伺いするのは当分先になるでしょう。 今回のこの機会、是非ともお見逃しください。

※画像2は、最近ノドが急に腫れてきて、炎症がひくまで一週間禁煙を言い渡された耳鼻科の薬局。 やはり、

さあ、展覧会も2nd stageに入り、初回の展示で受注した品の制作に入っております。
蒸す、狭い、机がガタガタするの三拍子が揃った和田秘密基地から直送。
あなたのリビング、そして指を彩るアイテムを、今月末にFedExするとかしないとか。
そして本日は、展覧会差し入れランキング第2位発表。
ずばり、画像1の商品になります。 KENくんが、子供からもらった御菓子をそのまま横流ししてくれた逸品。
いいぞ、「おもしろ」そうだぞ。

昨夜のオープニングには、キャパを超えたのお客様の御来場に、せっかく来たけど席が空くまで待機または他のお店でお待ちいただくという本末転倒な御開帳でございました。
じっさい、いろんな人が来た。
見た事ない人や、懐かしい人、かつての教え子や後輩、偉い人ももちろん来たが、「身体表現サークル」メンバーもTシャツに短パンという正装で奇跡的に御来場。
みんなたくましくなって、臆病だったヤツは横柄に、引っ込み思案はツッコミ上手に、視力が良かったヤツは分厚いメガネに、電車好きは結局マニアに、いつも単位が足りなかったヤツはなんとか卒業出来そうってお土産話まで持ってきて、その成長ぶりに目頭が熱くなったのをアクビでごまかしつつ、うっかり深夜1時まで雑技談いたしました。
本日のハイライトは、人の話し中に鼻くそをほじる女子生徒に、「誰か、あいつを注意しろ」って指示すると、みんな声を揃えて
2008年07月10日(木) |
展示は中締め、再びオープニング |

7月8日をもちまして、PASTA ENZOでの展示は盛況のうちに終了いたしました。
御来場いただいた、偉人・常連・一見・生き別れ・引っ越し前・タダ食い・冷やかしの皆様、この度は誠にお世話になりました。 今後も変わらぬ御愛好のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
レシピに迷った日は、カレーを作って無難にしのぐのが日本の奥様事情。 「特別な日以外、ほとんどカレーの日本人に贈る、絶品パスタと逸品カクテルの2週間」のサブ企画に、本気で挑むENZO店主は「特別な日もカレーにしてやる」と、展覧会期間限定カレーメニューを人知れず仕込んでいたオープン前からあっという間だったね、一週間。
パスタ食べたくて来店した客に、あえてカレーを出す。
その馬鹿げた努力、最高のメニューでございました。
誕生日会・勝手に浴衣エスコート・七夕短冊ネタ勝負・軍隊関係の来場・締めの弾き語り、そして流れないトイレ等、数々のサプライズのお陰様で、わたしもめでたく連日来店を皆勤。

あの、展覧会といえばオープニング・クロージングしか姿を現さなかったワンマンな和田が、7日間も同じ街をフラついた事実は、今後子ども達に語り継がれる、揺るがない夏の風物詩となるでしょう。
って、この全く意味を成さない文章の羅列から、皆さんはわたしの疲労を感じって下さっているでしょうか。
そうだ、疲れているんだ。

本日、和田拓治郎彫刻展「聖地に咲く絶望花」 1st stage PASTA ENZO最終日でございます。
濃いキャラクターの皆様のタダならぬ御支援のお陰で、連日のパーティーを経て、ようやく最終日に漕ぎ着ける事となりました。
しかし、これは折り返し地点。 10日には再度オープニング開催。 連日地獄のような展示がスタートいたします。
田舎に住んでるアート系大学生の諸君。 制作が終わったらレンタルビデオで晩酌的なライフスタイルはもう古い。
繁華街という大海原へ、光を求めて泳ぎだしたまえ。 日中を田舎、アフターは街で過ごすハーフシティーウィズを、次回展覧会ではお待ちしております。
予約はいらない。 なぜなら、

連日パーティーが続く展示会場にて、カウントダウンを迎えはじめたであろう笹の葉が、皆の願いを叶えるために生けられる午後7時30分。
女子5人:男子1人の、禁断といえばハーレムの80年代を駆け抜けてきた、今時珍しい通販イメージグループが入店。
なぜ通販イメージグループか。
2008年07月02日(水) |
テープカットと笑い声、スタートラインと確認と |

やあやあ、はじまりましたよ。 2008年7月1日、人類の偉人名鑑仲間入りカウントダウンの男、和田拓治郎彫刻展。
前日のプレオープンにて、すでに作品は予約の印からのオープニング。
いつもの顔から、驚きのゲスト、はたまた生き別れたと思っていたいきなりの来場者等、全ての人から温かいラブコールを受け、前日までの絶食引きこもり制作期間からは、手のひらを返したようなヘブンズウィークが、ビッグウェンズデー的に開幕。
彫刻家と言いながら、呑み仲間は作品なんか見た事ない人達ばかリ。 サボってないよっていう証拠の展覧会となり、各々無礼講のコメントを吐き散らす講評会となりました。
画像1は、作品の間に見え隠れする展覧会限定オリジナルリング。 これはイイゼ。
↑押すと予想通りの言葉に変化
My追加
んだ。
世の中の、あと一歩踏み出せない恋愛症候群の老若男女に贈る、これも画期的なアイテム。 冗談で買いなさい。 あらゆる意味で、お互いが引き合うミラクルな現象を体験出来るアクセサリーだ。
タネ明かしは会場でやる。 来ないと一生分からんぞ。
記念すべき前日のプレオープン終盤では、お客さんも身内が残り6月30日から7月1日にかけての深夜12時をまたいだ瞬間、和田至上稀に見るスペシャルな人の企画でバースデーケーキが流れ出て、衝撃的な御開帳劇となった誕生日会も同時開催。

ケーキ製作はもちろんムッシムパネン。
わたしの最も好きなケーキを巨大化した、完全フリーハンド純粋愛情タイプのオンリーメイド。 最高だ。
しかし、最初のひとくちはムッシムパネンオーナーが食べ、次はオーナー夫人、稀に見るスペシャルな人、ENZOオーナーの順、ヨダレが出過ぎてドリンク要らずになったところでやっと小さなひとくちを分けてもらう。
おかしい。 広島最強の意地悪が集まった誕生会は、これだからイヤだ。
でも、告白すると帰り道泣いたよ。 流川の繁華街を歩きながらスゴく。
さあ、連日笑い声の絶えないPASTA ENZO。 こんなにすばらしい展覧会はかつて無い、今後も無い。 本日から、PASTA ENZOには足を向けず、ひざまずいて寝ることといたします。
「もう広島では展覧会はやらない」と言い放った名言は撤回。
広島からやってやる、苦情を出してみろ、実家まで行ってやるぞ。

※画像2のスペシャルケーキの白枠部分は、画像3の赤枠部分と相似しています。 ありがとうみんな、そして次回は早く食わせてね。
|