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2002年09月29日(日)
やっぱり腹痛。

今日の授業はひとりぼっち。
これで終わるかと思いきや、甘い。

先生とおしゃべり1時間半。
du老師は学生時代ちょうど文革期。本当にひどかったという。
食料は配給の時代。教室半分の部屋一部屋に四人で住む。
授業も行われない。先生と工場従業員の給料が一緒の時代。
だれも先生なんてやりたくなかった時代。
勉強も出来なかった本科生卒業だけど大学のいちお教授。
それもおかしな話ではある。

あと政府が必死になって騒いでる“三個代表”。
しかし大学の先生でさえ、内容をよく知らない・・・・。
これもおかしな話である。

おしゃべりにつかれ、3,4はお休みにさせてもらう。
どうせ1人、先生も快諾?

いろいろな日本人。
メディアしか信じられない人。外国人は絶対信じない。
メディアに洗脳されてるインターネット虫。
そのうちパソコンに吸い込まれそう。

だけどこれも典型的な日本人なんだろうな。

夜・・・・・なんだこの腹痛は。
なんとなく風邪の予感。



2002年09月20日(金)
[02.09.20-No.10] a whole new world

[02.09.20-No.10] a whole new world
★★★留学初心者マガジン★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★A★WHOLE★NEW★WORLD★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★Vol.10★★★★★★★★★

忘れたころにやってくるこのメールマガジン・・・・・。
いい加減こういう副題を付けようか悩むところでもあり、今回も旅日記の
2号を1ヶ月後に届けるということをやらかしますが、もう慣れたであろう
読者の方に甘え、ここで忘れかけていた(もとい忘れられていた)中国
桂林・雲南の旅②をお送りしたいと思います。

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☆目次☆

★★★中国 桂林・雲南の旅②

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中国 
桂林・雲南の旅 ①桂林編


7月のある日、旅行の話が持ちあがる。行き先は雲南。メンバーは、私と華中
師範大学の韓国の女の子2人。昆明到着後、中国人の女の子1人と合流する
予定を立てたのだが・・・・

――――――――――――――――――――――――――――――――
8月5日

11時20分の汽車で雲南省の省都昆明に移動する。
どこから出てきたのか、今となってはなぞだが、
桂林ー昆明間が12時間とのことでまた硬座を買った私達。

しかし、私達を待っていたのは硬座耐久23時間という過酷な現実。
駅員からその言葉を聞いた時、凍った。

凍る私達を尻目に後ろの席ではなにやら騒がしい。聞けば、団体のツアー客がいるとの
こと。そして、彼らもまた向かうところは昆明だ。普通のツアーにも23時間硬座での移動
が含まれているとは恐ろしい。後ろを見れば5歳くらいの子供から70歳そこそこのおじい
さんまで、みんなこの汽車の中で23時間過ごすのである。中国人は本当にパワフルだ。

   ・
   ・
   ・

昆明に着く。(途中の経過はあまりにも単調なためカット。)

暑くない!

これが第一声である。武漢という夏は40度になるような都市から来ているので、8月の頭に
この気候というのは感動モノである。武漢からきた私達ならここでは長袖を着て過ごせそう
である。

○昆明
昆明の印象は、もちろん暑くないこともあるが、その他に感じたのは雑然とした感じである。
宿やツアーの呼びこみがうじゃうじゃ。荷物いっぱいの農民も多い。物乞いも多い。ごちゃ
ごちゃしている。観光名所の門の前は、必ず物乞いと物売りがいる。駅やバスターミナル
には呼びこみが待ち構え、どこにいっても大きなバックを背負った私達は格好のカモである。
中国を代表する観光都市、昆明だか、雲南を含めそのまわりは国家級の貧困地域である。
そして、この地は少数民族で有名でもあるが、少数民族の暮らしは一般的に一次産品に
頼る貧しい暮らしである。そこで多くの人が街に出て来て、仕事を探し、見つからない者は
物乞いとなってこの昆明に暮らす。

昆明では、円通寺、翠湖公園などそこそこ観光地をまわったが、入場券ばかり高くてこれ
といって楽しいものはなかった。とくに世界博覧園は高いだけである。ただし、中旬から戻
り健康が回復した後に行った民族村はサービスも行き届いていたし、結構良かった。

そして、夜。
ここで私達は昨日の汽車23時間に参ることもなく、大理行きを決意する。
大理は白族の自治区。昆明からバスで11時間だ。(汽車もあるが当日はおそらく買えな
い。)乗るバスはもちろん寝台の長距離バス・・・・・。

これが後で私に不幸をもたらすこととなるのだが、このときはまだ知らない。

8月6日

寝台長距離バス・・・・今、この言葉を聞いただけでも発熱を起こしそうである。

昆明を実際の時間から遅れること1時間。バスは大理に向けて出発する。
中は、寝返りをすれば間違いなく下に落っこちるようなベット?が30?台くらい上と下
に並べられた間違いなく寝台車である。
しかし、この香りは・・・・。足???
そう、くさいのである。なにがくさいってなにからなにまでくさいのである。枕から布団
まで全て染み付いている。おそらく1時間後には私まで・・・・。
そして、車内ではタバコを吸う者までいるからたまらない。窓を開ければ排気ガス。昆
明の湿った気候のためが布団も湿っている。

しかし、ここで11時間耐えられるか?などという疑問はない。耐える以外に道はない。
気でも失うかのように眠る。がっ揺れがひどい。眠りは浅くなる。しかし、目を覚ましたく
はない。

そして、耐えること11時間。大理・下関に着く。
寝台でありながら寝ていない、そんな感覚を引きつりつつ、バスを降りる。
出来ることならもう2度と・・・(しかし、人生はそんなに甘くなかった。)

○大理
大理は雲南省西部に位置する白族自治州の州都。ここまで来ると白族どころかまわりは
少数民族だらけである。民族衣装も多彩だか言葉もすごい。若い人と観光客用の店の
店員はいいのだが、それ以外は私達と同じくらいしか普通語を話せない。そのため、私達
が話しても外国人だと気付かないことも多かった。

ここではまずerhai(haiは海、erは日本語にはない)という湖を下関から船で渡る。船の上
では白族が客をもてなす時に使う三道茶という渋いお茶、甘いお茶、なんだかよくわから
ない味のお茶を飲みつつ、白族の歌とダンスを堪能する。そして、途中の小島で下車しつ
つ、erhaiを渡り対岸へ着く。着いたら着いたで飾りみたいのを売る少数民族おばあちゃん
集団に取り囲まれたり、馬車が客を探してこっちに突進して来たりと大変だったが、値切
りに値切った挙句、回族のおじさんの馬車に乗る。この辺一帯は一面に広がる大自然で
ある。雲がかかった雪山をながめつつ、真横には田園風景が広がる。そんな中、車一つ
通らない道を馬車に揺られるのは、今後の人生ないのかもしれないと思うほど忘れがたい
体験になった。この後、お互い下手な中国語を駆使し仲良くなった目の青い回族のおじさん
とは、一緒に食事までしてしまった。彼が薦める地元の回族料理で食事をした。とにかくみ
んな何か暖かい感じがした。そして、馬車で喜州というところに連れていってもらったのだが、
そこでもおばあさんが手を振ってくれたりと、観光客すれもしていないし、ある種中国人?
(漢族)が持っている知らない人間に対する冷たさがここでは感じられなかった。

大理は楽しかった。馬車もよかったし、少数民族の伝統家屋の並ぶ喜州もよかったし、
ここにある古城もホットで楽しかった。なによりもいろんな人と接することが出来たのがたの
しかった。

さてさて、次は麗江である。



8月7日

大理からバスで3時間。納西族自治州、麗江である。

しかし、着いたは着いた・・・・っが!具合が悪い。
熱の気配があるっていうか体温計がなくて測れないだけで熱がある。

根性なしの私はここでギブアップ。

この日1日、ホテルのベットから見える景色を眺めた。
観光をした二人の話しによれば、なんだかこの時の麗江は人がすごく多かったらしい。券を
買うのに1時間ならんだとか・・・しかも万年雪の積もるという山を見に行ったのに雪がなかった
らしい。


8月8日

依然として熱がある。(だろう。)しかし、立ちあがる。次は、中旬に行く。途中で跳虎峡と
いうところに寄るつもりだったが行ってきた人の感想を聞いて、あまりよくなさそうなので
やめた。結局は麗江から9時間ほど今にも谷底に落ちるんじゃないかっていう道を通り
中旬、蔵族(チベット族)自治州に到着である。来る途中で山の木々が途絶えて草原に
なったとたん、目の前から中国?が消えた。チベット建築と草原の間の道を歩くチベット族。
いったいここがどのなのかわからなくなるくらい、まるでワープしてきたような感覚だった。

○中旬

ここは、最近外国人に開放された蔵族自治州。それもそのはず、すぐ上(地図上だが)は
西蔵、チベットである。ここに着いた時の気持ちは表現しがたいが、今までで見た事のな
い景色が突然現れた。標高が高く雲は私達のすぐ上を漂っている。周りにはチベット族が
歩き、チベット式の家が並ぶ。草原には放たれた牛と羊が群れをなしている。空気は澄ん
で、そして冷たい。周りはチベット文字も並んでいる。本当にワープしてきたかのように突
然景色が変わった。ここがどこなのかわからなくなる。そんな感じである。

さてさて、ここでは帰化寺というチベット族の寺に行く。その寺に向かうまでの景色も圧巻だ
った。ラサのプタラ宮がこのようなのかわからないが、壇上に並ぶ建物。そして一番空に近
い位置に寺院がある。そして建物の色は白。そして、中もすごい。壁に掛かれた壁画も圧
巻であるし、雰囲気がなんともいえぬものだった。

あとは、チベット族の民族村に行ったり、湖を見に行ったりしたが、ここでは何よりもその景
色と日常のチベット文化が異世界を思わせる雰囲気だった。ここでのことはなんとも表現し
がたい。

チベットに関してそれほど詳しいわけではない。むしろまるっきりの無知である。ここに来た
のも友達について来たというところが正しい。
チベットがこの中国という国の中に属すことになるまで、そして、この国の一つと呼ばれ
ることになるのには多くの犠牲を生んだ。90年代のチベット動乱以降、ダライ・ラマのインド
亡命、今も増えるチベット難民。この雲南、四川、青海省、そしてチベットにて生活する多く
のチベット族の背負う歴史は歴史というにはあまりにも最近の出来事である。

(よかったらご覧下さいまし。ルンタ・プロジェクト http://www.lung-ta.org/index.html)

中国共産党の政策が以前より軟化し、宗教は少なからず許されることになった。しかし、
依然として漢族の監視の元に置かれている。この地をみるとそれが一目瞭然である。
街の主要機関は漢民族が運営しているし、チベット族が安い労働力で作った民芸品を
漢民族が高値で売る。多くのチベット族は農産品を売って暮らしている。
こうやって、中国はじりじりと少数民族の力を奪っていく。漢民族なしでは生活できなく
なるような経済状態を自治区でも作りあげるのだ。
おそらく、数年後には政府の移住計画のため、ここの漢民族の割合は飛躍的に増える
だろう。そのとき、この宗教の場であった帰化寺がただの観光地になってしまうことは避け
られないであろう。(これは実際、この後行った四川省のチベット族自治区の寺にて痛感した。
観光客(漢民族)の訪問なしではもう寺が成り立たないほどになっていた。寺自体はお布施
をもぎ取るのに必死で信仰の有無などはまるで関係ないというような印象を受けた。)


そして、この美しい景色に囲まれながらも、またあの恐怖がやってきた。
昆明に帰るのである。そう長距離バスに乗らねばならないのだ。



8月9日

昆明に着く。

長距離バス=発熱の方程式はすでにゆるぎないものになった。

駅の近く、招待所に宿を決め(本当は外国人は泊まれないが中国語が話せるとたいてい
泊めてくれる)また寝ることにする。

しかし、今度はそう簡単に熱が下がってくれない。
というか燃えるように熱い。

この夜、以前からここで会うことになっていた中国人の友達が掛けつける。
もともとは遊ぶ予定だったが・・・・入院である。
中国人の友達には観光名所のガイドではなく、いきなり病院をガイドさせてしまった。

注射を1本、点滴を合計4本打ち、この旅行を締めくくることになってしまった。

医療費400元の出費である。注射よりも痛かった・・・・・。



●雲南の総計
出費・・・約2000元(宿泊費110元、入場料・ツアー費80元、医療費400元など
     すべて含む)
移動時間・・・桂林―昆明/23時間、昆明―大理/11時間半
        大理―麗江/3時間、麗江―中旬/9時間、中旬―昆明/15時間




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今回もお付き合い、ありがとうございました。
初心者製作者、日々精進させていただきます。

なお、内容には個人的な視点も多々入っておりますが、その記述に関しては
素直に感じるままに書いたものです。
ご意見・ご感想は下のメールアドレスに頂ければ幸いです。

これからもローカルな土地武漢の情報を中心として中国の情報をお届けします。

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