てらさき雄介の日記
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2011年11月30日(水) |
民主党の代表質問に対して |
本会議で代表質問。民主党からは曽我部久美子議員(横浜市戸塚区)が登壇。防災関係や総合計画を中心に質疑を行った。
大方のやり取りは良だったが、総合計画についての知事答弁。「楽しみに待っていて。」は残念。はぐらかされた感じだ。
さて曽我部議員はかなり丁重な言葉で発言していた。またこのテーマについても、「神奈川らしさを出して欲しい。」と知事を激励する趣旨である。
とらまえて知事は「神奈川らしさがないんじゃないかとのご指摘。楽しみに待っていて。」と答弁。「らしさがない。」なんて言っていないのに。
何より総合計画の新しい構想はこれから創られる。その進行と結果に心配があるから、あえて貴重な代表質問の時間に取り上げているのだ。
代表質問はあと2日ある。あさってには再び民主党から滝田孝徳議員(川崎市中原区)が登壇する。警察関係を中心に質疑を行う予定。乞うご期待。
●今日一日
【午前】 党県議団正副団長打合せ/県庁 党県議団役員会/同
【午後】 党県議団会議/県庁 本会議(代表質問)/同 太陽光発電推進課と意見交換/同
旧知の八王子市議と一杯やった。中高が八王子であったせいか、駅前もとても身近に感じる。
八王子や町田は隣街。住民の経済活動に市境の垣根はなく、半ば一体化している面もある。一方行政間には大きな壁がある。
特に都道府県境。神奈川県庁と東京都庁は連携に消極的で、そのことが生活圏と施策のアンバランスを生んでいる。
議員同士もそう。議会も党の組織も‘県単位’が多い。だからこそ他市議員との交流を、かなり積極的にやってきたつもり。
空と足元の両方が大切。しかし選挙が宿命の議員は、どうしても後者が多くなる。自分の街を良くするためにも、他の街を真剣に考えていきたい。
●今日一日
【午前】 行政相談対応(契約)/中央 事務作業/事務所
【午後】 地域まわり/中央区
【夜】 会合(議会)/八王子市
第3回定例会の後半(旧12月定例会)が始まった。会期は12月20日まで。午前中は会派内の作業。午後1時より本会議が開かれ、知事から議案の提案説明が行われた。
さて政府は自動車関連の税制を改正する作業に入っている。これは民主党マニフェストの重点項目であり、また本来的にも“二重課税”は解消されねばならない。
恐らくこの問題のポイントは、行政内部の調整になってくる。自動車関連の税は、県と市の貴重な自主財源である。神奈川県の経営を考えると、正直ツライと思う点もある。
廃止にあたって、その後の財源をどう確保するか。国との協議が重要になってくる。
●今日一日
【午前】 党県議団正副団長打合せ/県庁 党県議団役員会/同
【午後】 本会議(提案説明)/県庁 議案説明会/同 医療・福祉プロジェクトチーム・スタッフ会議/同
【夜】 支援企業忘年会/中央
2011年11月27日(日) |
“若さ”に期待された15年間 |
小田貴久相模原市議の結婚披露宴。市議会の最年少議員であり、同じ民主党支部の仲間でもある。
多少早く政治に踏み込んだゆえ、先輩面して感想を言えば。「彼には期待している。」理由はその若さにある。
若けりゃいいとは思わない。しかし私もその“若さ”に期待を頂き、これまで地元で活動し続けてきた。だからこそ後輩にも同じ理由で期待したい。
●今日一日
【午前】 小田貴久市議結婚披露宴/横浜市神奈川区
【午後】 小田貴久市議結婚披露宴/横浜市神奈川区 会合(議会)/町田市
小田貴久相模原市議の結婚披露宴
2011年11月26日(土) |
TPPは野党や地方とも協力を |
月例ミニ県政報告会。TPPをテーマにした。直接県議会に付議される案件ではないが、今後国に対する意見書が遡上に上る可能性もある。
最近は「○か×か」の二者択一が流行っている。そういう聞かれ方をされれば「○」だが、巷に言われている懸念にはあたっている点もある。
ペリーの来航以来、日本は対米外交で負け続けてきた。2国間協議の性格が今後強くなってくるだろうなかで、果たして日本が結果以前に主張を行っていけるか。
さて外交が誰がするか。日本はそのほとんどを外務官僚が担う。一部の政治家がそれに関与する。
しかし今回のように大規模な交渉事は、本来国を挙げて人材を集めテーブルに着くべき。野党からも地方自治体からも人を集め、また既に世界に展開している民間企業の知恵も使わねばならない。
●今日一日
【午前】 資料作成/事務所 月例ミニ県政報告会(TPP)/中央
【午後】 打合せ(党)/鹿沼台
【夜】 事務作業/事務所
2011年11月25日(金) |
上溝シャンソンの初披露 |
上溝地区のふれあい演芸大会があった。例年行われているが、今年からは敬老会の一環として事業化され、公民館いっぱいの人で溢れていた。
その中で‘上溝シャンソン’が初披露。昭和初期に地元でつくられた盆踊り用の唄で、伝承者が少なくなったことで近年は忘れ去られていた・
地元有志が歌詞と録音を発見し、今回リニューアルに漕ぎ着けたのだ。皆さんのご尽力に対して、地域住民のひとりとして感謝申し上げる。
●今日一日
【午前】 打合せ(地域)/南区上鶴間本町 事務作業/事務所 地域まわり/上溝
【午後】 上溝地区ふれあい演芸大会/上溝 太陽光発電推進課と意見交換/県庁 事務作業/同
【夜】 会合(地域)/相生
“上溝シャンソン”が初披露されました
2011年11月24日(木) |
老人会の宴席で頂いた声 |
上溝久保自治会の老人会である‘千歳会’が、全国老人クラブ連合会の会長表彰を受賞した。その祝う会に地元議員としてお招きを受けた。
まさに近所の自治会ゆえ、参加者は知った顔ばかり。昼間にも関わらず酒を飲みながら、地域の課題をたくさん聞かせて頂いた。
さてその中でも、聞き捨てならないこと。私の実家近くにある、市が整備した公園兼遊歩道のことだ
ここは自然の木が茂っている。それが良いところなのだが、鬱蒼とし過ぎており、その木によって自ら命を絶つ方がいるとのこと。
今年に入ってからも何件かあったそう。さっそく事実確認を行った上、何らかの対策がとれないものか、仲間の市議と相談しながら考えたい。
【午前】 お休み
【午後】 上溝久保自治会千歳会懇親会/上溝 支援者訪問/同
2011年11月23日(水) |
任期の8分の1は過ぎている |
本村賢太郎代議士と挨拶まわりをした。議会や地元の諸事に取り紛れ大変ご無沙汰の方に、何名かお会いすることが出来たのは嬉しい。
さてお宅まで伺っても、留守が多いのが実態。まあこちらの都合で行っているので、こればかりは残念だが仕方ない。
それでも名刺を残してくるので、何らかの反応は返ってくるもの。選挙から半年が過ぎた。つまり任期の8分の1は終わってしまった。
日々懸命に活動するのは当然だが、もっと計画的に仕事をしていかねばと、最近時の流れが速く感じるからこそ思う。
●今日一日
【午前】 光が丘わがまちフェスタ/弥栄
【午後】 事務作業/事務所 本村賢太郎代議士連れまわし/上溝
地域活性化交付金事業、第二回目の‘光が丘フェスタ’
2011年11月22日(火) |
“望”み溢れるように |
非常勤役員としてお世話になっている福祉団体の忘年会。昨年ほど多くはないだろうが、それでも今日を皮切りに2、30は参加するはず。誘っていただけることに感謝。
さて12月上旬に後援会有志の“望年会”を企画して頂いた。年を「忘れる」のではなく、来年を「望み溢れるよう」にしたいとの思いから、一昨年よりこの名称で開催している。
今年は選挙もあった。しかし日本も私も、その前後に色々なことがあったせいか、ずっと以前のことに感じられる・・・。さて時間は有限。だから頑張れる。あと1か月半も全力で頑張っていく。
●今日一日
【午前】 お休み
【午後】 事務作業/事務所 行政相談(環境)/南区文京
【夜】 支援団体忘年会/町田市 会合(議会)/相模原
2011年11月21日(月) |
党県議団会議の司会進行役に |
今後半年間にわたり、団会議の司会進行をつとめることになった。民主党所属の県議30人の所属議員が全員揃い、議論をしつつ最終的な決定をする重要な会議である。
基本的な流れは開会後、‘団長会’‘議会運営委員会’‘政務調査会’‘総務会’など各部門から報告を受けて、その一つ一つについて質疑と意見交換を行っていく。
同じ政党とはいえ、自ら志願して議員になったツワモノ同士。皆んな一言を持っている。丁寧な意思集約が図られるよう、緊張感を持って臨んでいきたい。
●今日一日
【午前】 事務作業/県庁 党県議団正副打合せ/同 党県議団役員会/同
【午後】 党県議団会議/県庁 事務作業/同 党県議団会議/同 環境農政常任委員会/同
【夜】 県議会超党派同期の会/横浜市中区 下九沢地域振興会/南橋本 会合(地域)/相模原
団会議進行用のマイク
相模原が“町”から“市”になった日。市制記念日である。毎年この日に併せて、相模原市表彰式が行われている。
文化、自治、市政に功労あった市民を、市を代表して市長が表彰する行事。今年は約100名の方に表彰状が渡された。
さて昨年まで神奈川県議会は、毎月20日を委員会開催日にしていた。つまり表彰式には出席出来なかった・・。
今年からは日程が変更され、満を持しての参列である。大阪では都市制度論が盛んだが、自治のあり方は制度より人に負うところが大きい。
本日表彰された皆様に敬意と感謝を申し上げるとともに、今後益々のご活躍を期待して止まない。
●今日一日
【午前】 市表彰式/富士見 同祝賀会/同
【午後】 街頭活動/星が丘OKストア
市制記念日にあわせて表彰式が行われました
2011年11月19日(土) |
補給廠跡地は〝医療・福祉〟で |
JR横浜線の相模原駅。その北口には広大な米軍基地がある。正式には米陸軍相模総合補給廠。アメリカにとっては東洋最大の補給基地である。
基地の性質からか米兵の姿は余り見かけない。ゆえに反対運動も起こりにくい。市是は‘全面返還’だが、実態としては共存していると言える。
さて日米政府の交渉により、その一部が返還されることになった。この跡地利用をどうするのか、全国の基地を抱える自治体が注視している。
周辺住民の意思は大切。しかし多くの需要を取り入れすぎて、商業・工業・住宅と、せっかくの大きな土地を分割するのは良くない。
大きな土地の‘大きさ’を使い切る。この精神が大切だ。市民のニーズも高い、医療・福祉関係はどうだろうか。
今後この思いを具体化しつつ、県と市あて提案していきたい。
●今日一日
【午前】 さがみはらフェスタ/向陽町 地域まわり/中央区内
【午後】 チャリティーダンススポーツ大会/南区麻溝台 党支部女性局イベント/中央
【夜】 月刊誌愛読者の会/南区南台
相模原フェスタの会場は米軍相模総合補給廠内
子どもたちのダンスは可愛らしかったです
2011年11月18日(金) |
大手が撤退する‘その時’ |
地元の中小商店街を振興する為に、大店法の規制を復活させるべき。この意見は残念ながら少ない。一度外した規制を再びかけることは、なかなか難しい決断である。だからこそ政治の仕事とも言える。
今日訪れた黒川温泉協同組合で、代表者より話を聞いて、一層その思いを強くした。以前は「地図にすら載っていなかった」温泉街を、今日のレベルに発展させたのは、まさに地元の和と団結によるものだった。
ある大手がホテルを出そうとした時に、地元の組合で規模や値段に意見したそう。宿以外のお店についても、地元に合った様態以外は認めないとのこと。この‘古い’かもしれない手法が重要である。
今はまだいい。相模原も神奈川も人口が増えているから。次から次へと、大きな店舗がやってくる。しかし将来はどうか。人口が減り始めたときに、その大手は真っ先に撤退を始める。
その時は必ずやってくる。地元の中小事業者をもっと大切にし、継続的に経営の成り立つ環境を創らねば。少なくとも税を使う投資については、隅々まで仕事がまわるような仕組が必要。
●今日一日
*産業振興・地域活性化特別委員会県外調査
【午前】 黒川温泉協同組合視察/熊本家南小国町
【午後】 熊本から相模原へ
【夜】 事務作業/事務所
黒川温泉の入湯手形
2011年11月17日(木) |
水素スタンド、宇宙空間パネル |
神奈川県は太陽光に凝っているが、有望な新エネルギーは他にもある。福岡市内に所在する‘水素材料先端科学センター’を視察した。
大気中にある水素を加工してエネルギーに変える。国の委託によって研究が進み、今では水素で走る車も登場している。また施設内には‘水素スタンド’もあった。
質疑の中である議員が、「地球にある水をエネルギーに出来れば」と夢を語る。そう先端技術を求める発想とは、まさにこのような夢であるはずだ。太陽光発電も宇宙空間にパネルを設置すれば、無駄なく多くの太陽光線を受け止められる。
いまや宇宙を飛ぶ衛星は、地上を歩く人の識別だけでなく、新聞の文字すら読めるレベルとのこと。軍事目的で可能なことが、エネルギー施策で出来ない訳がない。
自宅の屋根にパネルを付ける手法を検討することよりも、もっと大胆な投資を社会全体でした方が、今後長きにわってのコストは低減されるかもしれない。
●今日一日
*産業振興・地域活性化特別委員会県外調査
【午前】 水素材料先端科学研究センター視察/福岡県福岡市
【午後】 熊本県農業公園視察/熊本県合志市
水素のエネルギー使用を研究する日本一の機関
熊本の農業公園は相模原公園と似た感じでした
2011年11月16日(水) |
「民間よりも行政にある」技術 |
「浄水の技術は民間に少ない。」施設の方がそう言う。なるほど水を浄化し供給するのは、これまで多くは行政の仕事だった。日本において民間よりも行政が技術を持っている分野は珍しい。
日本は世界有数の水大国。TPPの参加交渉をはじめ、国際社会に出ていくとき、重要な財産になることは言うまでもない。水に関する技術のレベルを向上させていくには、もっと民間の研究開発力を利用すべきだ。
視察した‘ウォータープラザ北九州’は希少な施設。しかしそれ程多くの企業体が、資金を出しているわけではない。行政がその重要性を広報することにより、民間を牽引していくことは出来るはずだ。
●今日一日
*産業振興・地域活性化特別委員会県外調査 「公費」を使用。
【午前】 相模原から北九州へ
【午後】 ウォータープラザ北九州視察/福岡県北九州市 (財)北九州産業学術推進機構視察/同
民間の浄水研究施設を視察
2011年11月15日(火) |
相模原にも防災センターを |
京都市市民防災センターを視察。平日だが多くの来館者で賑わっていた。担当者曰く「3・11以降、特に増えている。」また世界有数の観光地ゆえ、外国人も見学に来るそうだ。
この種の施設は、二度も三度も行く所ではない。神奈川の場合もそうだが、運営側もその点は心得ている。しかし一度行ったか行かないか、ほんの数分模擬体験をしたかで、いざという時の個々の対応に違いが出てくる。
その意味では〝命〟に直結する施設だ。多少の費用がかかろうと、足りない分は設置し、多くの市民にその存在を伝えるべき。残念ながら未だ相模原市内にはない。しかし欲しい。県としても取り組むべき。
●今日一日
*以下の視察は「私費」を使用。
【午前】 京都市市民防災センター視察/京都市内
【午後】 京都テルサ視察/京都市内 京都ワーク・ライフ・バランスセンター視察/同 京都から相模原へ
【夜】 事務作業/事務所 相模原青年会議所中央区部会
京都市市民防災センターの体験室
昨日オープンしたばかりの京都ワーク・ライフ・バランスセンター
2011年11月14日(月) |
視察は私費で自由がいい |
今京都にいる。明日の視察に備えて前泊すべくやってきた。県議は視察が多い。少なくとも市議時代よりも。これまでも視察先と概要については、この日記で報告してきたが、今日はその経費について述べよう。
視察の経費には大きくわけて3種類ある。
①議会に組まれた予算を使用する。 ②政務調査費を使用する。 ③私費を使用する。
ちなみに今週末に予定されている、産業振興・地域活性化特別委員会の県外調査は「①」に該当する。今既にいる京都は「②」か「③」を選択出来るが、私はあえて「③」=私費にした。
これまで行った視察も、自主的なものは、ほとんど私費で行っている。他の議員を批判するつもりはない。公費を使った場合は、その結果と成果を納税者に報告すればいい。現に真面目な議員はそうしている。
しかし過去の経験によると、私費で行った方が行程が自由に出来る分、かえって有意義な視察になる場合が多い。当たり前のことだが、公費には公式な報告が必要になる。その縛りも良し悪しなのだ。
報告云々よりも(もちろん個人的にこのHPでは報告するが)、漠然としたテーマに依って視察先を決めたい。一見関係ないような人とも会って、生の色々な話を聞きたい。だから私費なのだ。
*今日からこの日記での視察報告に、「公費」「政務調査費(正確にはこれも公費だが、分かりやすくするため)」「私費」の区分を付けることにする。
●今日一日
終日お休み
2011年11月13日(日) |
選挙制度、人口単純比例の疑問 |
衆議院の選挙制度について、超党派で協議が進んでいる。現在の選挙区割りついて「違憲の疑いあり」との指摘が、裁判所から出されたことに端を発している。
さて人口の単純比例で議員数を決めていいのだろうか。憲法と裁判所に異議を唱えるようだが、地方には‘面積’と‘歴史’があり、また都市の人口も元々はそこから出ている。
アメリカの下院が人口比例で選挙区をつくり、上院はそれに関わらず1州2名と定数を決めているように、2院制を上手く使って工夫を凝らしていくべき。日本は都市だけではない。
●今日一日
【午前】 地域まわり/中央区内
【午後】 団体イベント/町田市
2011年11月12日(土) |
「和して同ぜず」は難しい |
出身の明治大学雄弁部では、‘和して同ぜず’を基本精神にしている。卒業時に頂いた、この文言を刺繍した額は、今でも事務所に飾ってある。
元来平和志向。「寺崎は逃げる」と言われることがある。その通りかもしれない。争う位なら逃げた方がいい。そう思うことも実際多々あるから。
もちろん時として不本意ながら、争いの首謀者になったり、またそれに参加してしまうことも。政治が持つ闘争という一面から、完全に脱することは出来ない。
さて今日ある支援者(Aさん)と、〝普天間の県外移設〟について話になった。10年来応援して頂いたいる大切な方だ。
A「民主党政権の苦境と増大した政治不信は、そもそも鳩山総理時代の普天間問題に原因があるのではないか。」
寺「その通りだと思います。」
A「元々出来ないことを主張し、安易に世論をかき乱したことは重大な問題だ。」
さてここで迷った。「そうですね。」と言うのは簡単。しかし違うと思った。どうでもいいテーマなら「ハイハイ。」もあり得るが、普天間問題は私のライフワークである‘世界平和の実現’に直結する。
寺「そうでしょうか。鳩山政権の問題は、沖縄を始めとする多くの期待であった県外移転を、安易にあきらめたことにこそあるのではないでしょうか。」
A「・・・・。」
冒頭に書いた「和して同ぜず」は難しい。だからこその理想なのだろう。主張すれば亀裂が走る。黙り迎合する方が空気は和む。政治家の発言とはそのせめぎ合いだ。
●今日一日
【午前】 お休み
【午後】 地域まわり/中央区内 行政相談対応(産業)/東淵野辺
【夜】 異業種交流会例会/緑区橋本
2011年11月11日(金) |
台湾の方から教えて頂いた |
上溝高校の100周年記念式典。明治44年の開校とのこと。女学校として名高いが、過去においては男子校だった時代もある。また現在は共学。
地元の議員として、式典とパーティーに参加した。卒業生をはじめとする、多くの参加者で盛会だった。
さて先般中華民国(台湾)に行ったことは書いた。かの国は丁度建国100年で、それを記念するバッチを頂いた。
面会した政府関係者が言った。「中華民国は100周年です。日本もちょうど大正100年ですね。」ハッとした。
その意識がなかったことに情けなくなった。近現代史を学んでいるつもりでも、そのことが生活の一部になっていなかった。
100年にわたる人の思いがある。過去に生きた人だけではない。会ったことも見たこともない、人とその思いを感じられるかどうか。
そこに向かっていくことこそ、人間としての向上だろう。
●今日一日
【午前】 行政相談(地域)/富士見 行政相談対応(福祉)/高根
【午後】 県立上溝高校100周年記念式典/南区相模大野 相模原華道展/同
【夜】 県立上溝高校100周年記念祝賀会/南区相模大野
地元の上溝高校
2011年11月10日(木) |
ついに迎えたJCの卒業式 |
相模原青年会議所の卒業式。規則により40歳で退会になる。約100名の現役会員から祝ってもらった。
25歳で入会した。15年在籍したことになる。先輩後輩を大切にする日本社会ゆえ、今日も古株なりの対応をして頂いた。ありがたいことだ。
会合にはもう参加出来ないが、同じ地元で仕事をする同士である。これからも相模原の為に一緒に頑張りたい。
●今日一日
*相模原市選出県議の会・合同視察
【午前】 桂川(相模川の上流)清流センター/山梨県大月市
【午後】 神奈川県企業庁鶴島仮置場/山梨県上野原町 横浜金属株式会社/緑区橋本台
【夜】 相模原青年会議所‘卒業’例会/緑区西橋本 同有志懇親会/同
青年会議所で頂いた‘卒業’証書
2011年11月09日(水) |
党を代表して式典に参加する |
神奈川県幼稚園協会父母の会研修大会。民主党県議団の副団長として、党を代表して式典に参加した。
長く国政与党である自公は、当たり前に参加し振る舞っている。しかし我が党は本年が初めての参加とのこと・・・。
主張は無論曲げてはいけない。しかしだからこそ恐れを抱かず、多くの場所に出ていくべきだ。
●今日一日
【午前】 県幼稚園連合会父母の会研修大会/横浜市中区
【午後】 小田急多摩線の延伸要望に立ち会い/県庁 事務作業/事務所
【夜】 神奈川民社協会理事会/横浜市中区
相模原市中央区の皆様が県庁に要望に来られ、地元議員として立ち会う機会を頂きました。
2011年11月08日(火) |
TPPは参加を原則とすべき |
TPPについて議論百出である。地域活動のなかでも多くスタンスを聞かれる。せっかくなのでその際に「貴方はどうなんですか?」とやんわり聞いている。
「よくわからない。」「迷っている。」は正直だろう。しかし「情報が少ないは嘘。」ネットを叩いて出る以上の情報は、現段階で国会議員ですら持っていない。
対米従属外交を続ける日本には、違和感を持ち続けている。自民党から民主党に変わっても同じ。しかし今回の協議は結果として、環太平洋の多くの国が参加している。
日本が敗北したとすれば、ここまで周りを固められ、「イエスか、ノーか」を迫られていることにある。本来日本こそ率先して、経済の世界統合を考えていくべきだ。
TPPには参加すべき。これが私の意見である。現在問題視されている農業については、国際競争以前の国内政策に問題がある。その点は国・地方自体体とも、しっかりした施策を行うべき。
●今日一日
【午前】 地域まわり/中央区内
【午後】 地域まわり/中央区内
【夜】 会合(地域)/座間市
2011年11月07日(月) |
政党政治は根付くのか |
月に一度の党支部常任幹事会。県内には18の小選挙区支部がある。しかしその有り様はマチマチだ。同僚県議に聞く限りでは、そもそも会議自体を開催していない支部も多い。
先日ある方が事務所に来て、「自分は党で投票する。人としては貴方のファンだが、先の選挙では民主党に入れてはいけないと思った。だから違う人に入れた。」とハッキリ言われた。かなりキツイ・・。
さて私自身は議会5割・地域4割・党1割を仕事の目安にしている。今のところ党活動の割合を、それ以上増やすつもりはない。
しかしこの方が言うように、主権者の多くはそう見ていない。だからこそわかって欲しい。日本が民主主義の熟度は高いと思うが、一方で政党政治が根付くのかにおいて、まだまだ検討すべきことが多い。
政策は個々において決まり、候補者は縁故により決定し、選挙運動もお祭りで「やあやあどうも」がメイン。特に最後のひとつについては、主権者と共同で変えねばならぬこと。
●今日一日
【午前】 地域まわり/中央区内
【午後】 福祉施設対抗カラオケ大会/富士見 地域まわり/中央区&緑区内
【夜】 党支部役員会/中央 党支部常任幹事会/同 会合(議会)/同
党支部常任幹事会で、県議団の‘予算・施策要望’について報告しました
2011年11月06日(日) |
合気道演武大会での挨拶 |
相模原市合気道連盟の大会に初めて呼んで頂いた。そのNPO法人格取得と記念したものだ。
県議で参加したのは、自ら合気道実践者である細谷政幸議員(南区・自民)と私の2名のみ。また本村衆議院議員と小田貴久市議も。
お誘いを頂いたのは、市外の同僚県議が紹介してくれたそう。仲間に感謝である。何かお返ししなければ・・。
さて当会の理事長さんは、市内緑区橋本で道場を経営されている。また我が母校明治大学の、体育会合気道部の現役監督でもある。ご高名は存じ上げていた。
「知っていたのなら、何故早く挨拶に行かなかったのか」と怒られそうだが、まあ今日出会う機会が出来たことで勘弁願いたい。
大会の開会式で挨拶の機会を頂いた。以下そこでお話しした概略である。
「NPO法人の認可と設立を記念する、相模原市合気道連盟の演武大会のっご開催おめでとうございます。記念すべき日にお招き頂いたことに感謝申し上げます。
また理事長さんは、我が愛する母校明治大学体育会の合気道の監督でいらっしゃりまして、ご高名な方であります。今日ここにいることを光栄に存じます。
さて合気道は特に、精神性を大切にされていると承知しています。政治に携わりながら最近思うことは、人間にとって大切なこと、社会にとって必要なこととは、目に見えないことの方が多いのではないか、最近そう感じてもおります。
日頃のお稽古で培われたものが、皆様と通じて地域に還元されることを期待し、また日頃の成果を今日の大会でいかんなく発揮されることを祈念し、簡単ですがご挨拶といたします。
本日はおめでとうございました。」
●今日一日
【午前】 ダンスフェスティバル/富士見 地域まわり/中央区内 小山公民館まつり/向陽町
【午後】 新規ポスター設置/上溝 相模原市合気道連盟演武大会/緑区下九沢 同懇親会/同
【夜】 行政相談(住宅)/星ヶ丘 事務作業/事務所
相模原市合気道連盟の演武大会にゲスト参加していた明大合気道部の皆さん
新しくポスターを設置して頂きましたin上溝
2011年11月05日(土) |
社会福祉協議会の大会 |
相模原市社会福祉協議会の大会に参加。福祉分野で功績のあった方が表彰された。困っている人の為に、ボランティアで取り組んでいる多くの方に、心から敬意と感謝を申し上げる。
さて福祉の現場で話を聞くと、現状の制度について、様々なご批判を頂くことがある。大きくは国の制度設計。しかし県についても多々ある。これまでの県単独事業を削り、それが市町村と県民に大きく負担をかけている。
太陽光政策に感じている基本的な違和感は、それが200万円以上もする贅沢品であり、果たして税を使う対象なのかという点。月末の電気代にすら困っている県民にこそ、政治と行政は対策を打つべきではないか。
●今日一日
【午前】 事務作業/事務所
【午後】 市社会福祉大会/富士見 党県連所属議員と保護司との懇談会/横浜市中区
【夜】 曽我部久美子県議後援会総会/横浜市戸塚区
社会福祉協議会の大会、福祉に功労あった皆様が表彰されました
2011年11月04日(金) |
高山から乗り合いバスで |
帰りは参加者皆さんと一緒に、乗り合いバスで帰ってきた。途中休憩を挟みながら、大体5時間半といところ。思ったより早い。
これで2度目の高山だが、とても静かで厳粛が感じがする街だ。観光地としても名高いゆえ、次回は休み際にでも行ってみたい。
さて自宅に帰ってテレビを付けたら、映画版‘カイジ’をやっていた。映画館に続いて2度目だが、最後まで飽きずに見ることが出来た。
論評するような物語でもないが、とにかく‘下らないけど面白い!’。映画とは娯楽。この面白さも大事である。
また藤原竜也はいい。顔の割?に演技が上手い。パート2が今日から公開されるそうなので、橋本ムービックスに近日中に行ってみよう。
●今日一日
【午前】 団体イベント/岐阜県高山市
【午後】 団体イベント/岐阜県高山市 岐阜県高山から相模原へ
2011年11月03日(木) |
相原・二本松のまつりに参加 |
相原・二本松地区のふるさとまつりに行った。今や選挙区外ゆえ一定の遠慮もあったが、お祭りゆえ許してもらえるだろうと思い、勇気を出して飛び込んでみた。
すると偶然にも開会式の時刻であったよう。まずい。選挙区外の議員がいると、主催者が式典でどう扱っていいのか迷ってしまうはずだ。しかし来てしまったものはしょうがない。
ずうずうしくテントに入ると、「紹介するから椅子に座ってよ」と主催者が言って下さる。同選挙区選出の長友、八木県議と並んで、ちゃっかり紹介して頂いた。ご配慮に感謝する。
さてもうひとつ嬉しいことが。帰り際に同地区在住の支援者にバッタリ。地域の老人会をされている方で、幾度となく宴会などに声をかけて下さっている。「久しぶりねー」と言われ、「大変すいません」と恐縮した。
やはりどこであろうと行かねばならない。ましてや相模原市全域は、ついこの前まで選挙区であった。こちらが知らずしても、記憶して頂いている方は少なくないはず。
●今日一日
【午前】 支援者訪問/陽光台 東北地方支援イベント/中央 陽光台自治会連合会いも煮会/陽光台
【午後】 相原・二本松地区ふるさとまつり/緑区二本松 相模原から岐阜県高山へ
まつりが行われた二本松地域
2011年11月02日(水) |
「無駄を省く」を忘れてはいけない |
野田総理は「増税」を主張している。東北復興の為に短期で実施するなら理解も出来るが、恒久的な消費税等の増税は大いに疑問である。
“今の税で足りるのか”には諸説ある。しかし私は足りるかどうかではなく、足りるよう支出を抑えるしかないと考える。
また百歩譲って増税に踏み込むときも、「無駄を省いてから」と言っていたのを忘れてはいけない。
少々的な議員定数の削減と、実質的な歳出削減を行い、その上で“足りるか足りないか”を議論するのが王道だ。
将来の社会保障に対する責任もわかるが、ここ半年一年を急がずに、じっくり腰を据えて国民的議論を行うべきだ。
●今日一日
【午前】 私用
【午後】 事務作業/事務所
【夜】 会合(党)/相模原
2011年11月01日(火) |
特別委員会で市内企業を視察 |
所属する特別委員会の県内調査。数日前に日程表を確認すると、午前中は‘農工商連携’に取組み、利益を上げている企業を視察するとある。その場所は何と相模原市内。
お恥ずかしい話、今日までその企業さんが、このような仕事をされているのを知らなかった。関内にある県庁は把握しても、地元住民が知らないこともある。しかし議員たるものこれではいけない。反省。
さてこの企業は地場企業で、創立後既に半世紀が経っている。しかし注目の事業はここ数年始めたもので、その動機は‘新しいことをしないとまずい’を感じたとのこと。
農商工すべての課題として後継者不足があげられる。その根本的な原因はひとつしかない。それは食っていけないから。その仕事で生活が成り立てば、当然にやってみたいという人はいる。
食っていけないことにより廃業。そして結果としてその分野の技術が、地域から日本から失われている。農業では一部所得補償が始まっているが、同じような発想が商工にも必要だ。
この企業をはじめ、地域で頑張っている中小企業を、これからも精一杯応援していきたい。
●今日一日
*産業振興・地域活性化特別委員会県内調査
【午前】 (株)共立の農商工連携事業を視察/緑区橋本台
【午後】 湘南ゴールド生産農家を視察/小田原市
相模原市内の企業を視察しました
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