2009年06月19日(金) |
■「今の話は、結局何だったの?」と言われることをふせぐ |
話すとは、最終的には、相手に明確なメッセージを残すことだ。 だから、いちばん言いたいこと、伝えたいことだけは、 明確に相手に伝わるようにする必要がある。
聞き手に「今の話は、結局何だったの?」と 思われてしまう話が、いちばんつまらない話だ。 少なくてとも、「結局、これが言いたかったのか」と伝われば、 おもしろくはなくても、聞いている方も気持ちが落ち着く。(略)
そのためには、もっとも言いたいことを キャッチフレーズにするのがいい。 最初に言うことと、最後に言うことに切れ味の良い キャッチフレーズが入っていると、聞き手にスッキリ感がある。 切れ味のいいキャッチフレーズが入ってくると、 「ああ、今日の話は、そういうことをいっていたんだ」 となる。話の内容をほとんど忘れてしまっても、 印象的なフレーズだけは残る。
出典元 「人を10分ひきつける話す力」 おすすめ度 4.5 著者名 斎藤 孝
自分の言いたいこと、伝えたいことを、 一言でまとめると、どういうことなのか… それは、キャッチフレーズ(むずかしいもの、 かっこいいものでなくてよく、素直なもの)でもいいし、 わかりやすい格言のようなものでもいい。 これを、言えるかどうか…
「今日言いたかったのは、◎◎ということ」とか、 「今日、伝えたかったことは、■■■!」 と、まとめられれば、その前の話が、あちこちに飛んでも、 あやふやでも、よくわからなくても、 「ああ、そう言うことだったんだ…」と相手が思いやすく、 最低限のことだけは伝わる。 なにより、自分の頭の中の整理もできる。
普段のおしゃべりなら、こんなことを気にする必要は ないかもしれないが、普段から、自分が何を言いたいのか、 この話で何を伝えたいのか、を意識してないと、 いざというときにも言えないように思う。
さて、今日、私が言いたいことは…まとめると、そうだなぁ… 「相手に「結局何が言いたいの?」と言わせないようにしよう」 キャッチフレーズは、 「自分の頭も相手の頭もスッキリ。 伝えたいことは、一言で言える訓練しよう!」かな。 (あまり切れ味はよくないキャッチフレーズですね(苦笑)) で、伝わりましたか、私の言いたいこと?
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「今日も日本は平和でした…その2」
この平和は、日本ならではないかな? なんて思った平和。
2009年06月18日(木) |
■正反対、対極の格言の使い方 |
格言に倣う(ならう)
たくさんの格言を調べてみると、対極のものが見つかります。 急がば回れ、急ぐ乞食は貰いが少ない……がある一方で、 案ずるより産むが易し、先手必勝……もありますね。 あなたにとってどっちがしっくりくるでしょう?
しっくりするのは、 多分あなたが今すでにできていること。 しっくりしないものは、 教訓の一つとしてみてはいかがでしょうか。
出典元 「1日5分 目的・目標を達成させる 4行日記」 おすすめ度 5 著者名 小林 惠智
例えば、ことわざなどでも、 ちょっと思いついただけでもこんな対極らしきものがある。 (思いつきなので…感覚がずれていたらすいません)
「鬼に金棒」「弁慶になぎなた」があれば、 「泣きっ面に蜂」
「石の上にも3年」があれば、 「思い立った日が吉日」
「氏より育ち」があれば、 「蛙の子は蛙」
「果報は寝て待て」があれば、 「苦労は買ってでもしろ」 なんていうのもある。
人生、光があれば闇があるように対極はあるし、 人生も自分も矛盾に満ちている… 生きぬいていくために、教訓とするといいのだと思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「今日も日本は平和でした…その2」
この平和は、日本ならではないかな? なんて思った平和。
2009年06月17日(水) |
■80点を満足と感じる人と、50点を満足と感じる人 |
目標の完全達成を100点としたら、 何点くらい取れたら喜びますか? 反対に、何点くらいだったら、がっくりきますか? これは個性によって大きく異なります。 例えば、80点で満足しない人もいれば、 60点で大満足の人もいます。(略)
フラストレーションの強さ、大きさは、 個性の要求度に密接にかかわってくるのです。 80点を満足と感じる人と、50点を満足と感じる人がいるとして この二人が同じ60点を取ったとしたらフラストレーションは 前者の方が大きく、個性により異なりますが、 80点を要求していた人は自信喪失となり、 50点を要求していた人は自信獲得につながります。
目的は高く、小目標は低く(ステップ数を多く) するのは、こういう背景があるためです。
出典元 「1日5分 目的・目標を達成させる 4行日記」 おすすめ度 5 著者名 小林 惠智
高い目標達成度、完成度、点数を定めてしまうと、 それに自分が振り回されて、苦しめられてしまう。 ああ、これしかできなかった、やれなかったと。 そして、がっくりと来て、自信をなくし、やる気までなくしたり… これでは、もったいないし、やる意味もない。
人間、いつもいつも、毎回毎回、必ず、 高い度合いでうまくいくわけではないし、 いい点数をとり続けられるわけでもない。 いつもいつも、必ず、なんて思っていると、 だんだんその重圧に押しつぶされてくる。
もちろん、高い目標、完成度、点数を求めるのはいいことで、 最初から低く設定する必要ないけれど、そこに至るまでの 道のりややり方は、最初から一気に高さを求めるのではなくて、 細かいステップに分けて、低い度合いから始めて、 ちょっとずつ高くしていく方法がいいそうだ。
そして、 「これも、できた」「これも、やれた」 「ここまでできた」「ここまですすんだ」などの、 小さな成功体験、小さくても「やった感」を を積み重ねていく方が、うまくいく早道だということです。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「今日も日本は平和でした…その1」
平和だ、なんて感じた出来事。 平和の象徴もこんなことがあるんですね〜
2009年06月16日(火) |
■遠い先のものばかり追いかけず、今も見つめて生きる |
今の生活にはうんざり、幸せは別のところにある、 もっと先に、いつだってもっと先にある… そうやってずっと先のものを追いかけているうちに、 ぼくたちは「今」にそっぽを向けて、 人生の脇を通り過ぎてしまいかねません。(略)
だからって夢や計画をあきらめろと 言っているわけじゃないのです。 ぼくたちが成長できるのはもちろん夢や未来があるから。 言いたいことはただ、今と未来、この2つに同時に 向き合いながら生きなくてはいけないということ。(略)
遠い先に何かを期待するんじゃなく 幸せになるために必要なものは 今の自分に全部そろっているんだと思って生きること。 そうすることであなたの心は解放され、 あなたの未来を静かに築いてくれるのです。
出典元 「32日の月」 おすすめ度 4 著者名 パトリス ジュリアン
「今の延長が未来である。 だから、今をどう生きるかが大切だ」 と、だいたい生き方の本には書いてある。 確かにその通りだと思う。
しかし「今」はあまりに漠然としていて、 あまりにあわただしく過ぎ去る… あまりにたんたんと過ぎていく… そして、気がつけば、すでに過去になっている。 そして、未来はすぐに来る。 そんな中で、「今」を感じたり、向き合ったり、 今を生きるなんて、なかなかできない状態だ。
だからこそ、ときどき意識して、 「今」このとき無事なことを、生きていることを、 感じることが大切なのではないかと思う。 「今」持っているもの、「今」あるものに、 感謝することが大切なのではないかと思う。 そうしないとただ流されていってしまうから。
確かに「今」はいいことばかりではないかもしれない。 苦しいことばかり、辛いことばかりかもしれない。 それでもなお、にもかかわらず… こうして幸いにも、「今」生きていることに 感謝することが大切なのではないかと思う。
未来に自分の人生があるのではなく、 過去に自分の人生があるのではなく、 「今」が自分の人生を形づくっていくのだから、 よりよき未来、過去づくりのためにも…
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「娘の成長」
娘が成長したと思った出来事。 嬉しいですね〜
2009年06月15日(月) |
■やる気を起こす「自己効力感」を高める要因とは |
いままでやったことのない仕事を始めるとき、 「私にできるだろうか」と不安になる人は多いと思います。 自信がもてず、行動を起こせなかったりします。 これは、自己効力感をもてないことが原因です。 自己効力感とは、自分はこの仕事をやり遂げられるだろう、 という見通しのことです。
社会的学習理論などの研究で知られている心理学者 ハンデューラ博士の研究によれば、次の4つが、 自己効力感を高める要因です。それは、
◎成功体験…自分がうまくやった経験 ◎代理体験…他人がうまくやっている様子を見聞きし、 「ああやればいいのか」と思うこと ◎励まし…他人から「君ならできるよ」と ことばで説得されること ◎生理的情緒的要因…大事な場面で、心身共に落ち着いた 状態を保っているという感覚
です。 (1部、まとめました)
出典元 「モチベーション・アップドリル」 おすすめ度 4 著者名 菊入 みゆき
この本によると、この4つの要因をうまくアレンジして 自己効力感を高めていくといいそうです。 研究所主任調査員、蒲田さんの事例が載っています。
「やったことのない分野の調査を手がけるときは、 不安で憂うつになります。そういうときは、 まず、自分に成功体験をさせます。 といっても、すごく小さなことです。 その調査の書類の、表紙を作ってしまうんです。 これで「あ、もう1ページできた」と思います。 ささやかですが、成功体験からスタートできます。 そして、過去の似たような調査報告書を見て、 参考にします。 同僚に軽くグチを言って、なぐさめてもらう。 あとは、おまじないです。深呼吸して、肩を回す。 これが自分のスタートの合図で、仕事に集中する儀式です」
なるほど、蒲田さんのように、自分なりの効力感 アップ方法を見つければ、いいのだと思いました。
この4つの方法の中で、私は「励まし」があると、 自己効力感があがるタイプだと思うので、周りの人に、 「励まし」をしてくれるように、お願いしようと思いました。 みなさまは、いかがですか?
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「娘からの電話の中身」
めずらしく午前中に、娘から電話がかかってきた。 焦って出てみると、意外な電話だった。
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