ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2009年10月07日(水) ■運が悪い人は「仕返し」が好き

運が悪い人は「仕返し」が好き

人間は「仕返し」をしたいと考える生きものである。
大きいことから小さなことまで、自分にイヤなことをした相手に、
「仕返し」したいと思うし、実際に仕返しする人もいる。(略)

なぜ仕返しを考えるのか?
それはスッキリしたいからだ。
この「仕返し」ほど運を悪くさせることはない。
仕返ししたい気持ち、つまり復讐心は、
悪魔が仕掛けた大きく深い落とし穴といってもいい。(略)

腹の立つ相手に「思い知らせて」やると、
確かに一時的には気分がいいかもしれない。
だが、結局損をするのは仕返しした方だ。


出典元 「読むだけで運がよくなる77の方法」
おすすめ度 3.5
著者名 リチャード カールソン


この本に、ぬきんでて歌のうまい女性の事例が載っている。
「才能を磨けば、一流の歌手になれそうなほどだったが、
 そのころ、彼女は両親との仲がひどく悪かった。
 その両親は、彼女が聖歌隊に入ることを望んだ。
 彼女自身も入りたかったのだが、彼女は親への反応が
 強かったので、「思い知らせてやる」つもりで、
 とうとう入らなかった。
 おかげで彼女は、才能に磨きをかけるチャンスを逃した」

この事例の彼女が、親のすすめる聖歌隊には入らなかったが、
もっと違うやり方で自分の才能を磨くことができたら、
それは、すばらしい「思い知らせてやる」になったかもしれない。


誰かが言ったことに反発して、本当はやりたいくせに、
「あなたの言ったことは絶対にやりません」と、
結局やらずに、あるいは反対のことをやり、
後で後悔するなんてことは多々あるものだ。

また、イヤな思いをさせられた相手に対して、
その場の気分をよくするため、悔しさを収めるために、
目に見える「仕返し」や「思い知らせてやる」
なにかをすることも、情けないが…よくある。
どなったり、無視したり、皮肉やイヤミを言ったり…等々。
そうした後で、そんなことをした自分がイヤになったり、
後味の悪い思いをすることもある。

さらに、
「私にこんなことをすると、こんな仕返しをするよ」
「いいよ、それならこっちもするから」
なんてことになったら、堂々巡りの悪巡回になる。
これでは、確かに互いに足の引っ張りあいになり、
運なんて回ってこないだろうなあ、と思う。

運をもらうため、強運になるため、運を落とさないために、
つまらない「仕返し」や「思い知らせてやる」
ための行動なんてやめてしまおう。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「旅のお話18…輪島から金沢へ〜途中の美しさ」

いよいよ朝市を終えて、次の観光地に向かうことにした。
行ってみたら、絶景だった。

My追加



2009年10月06日(火) ■人間の「能力」は、7つに分類できる。

《お知らせ》
「今日のことば」9月の人気ベスト5をUPしました。
今回もご協力ありがとうございました。<(_ _)>
「■「今日のことば」9月の人気ベスト5」




人間の「能力」は、7つに分類できる。
ハーバード大学のある心理学教授は、
「知力とは、単に言葉をあやつる能力とか数学とか
 IQばかりでなく、複雑に込み入った形で、
 少なくても7種類ある」といっている。
彼によれば、その7つとはつぎの通りだ。

1.人間関係における察知力…他人の気持ちや気分を察する能力
2.内省能力…自分の感情や能力にニーズを知る能力
3.空間的察知力…物の視覚的な形態や位置、空間的な動き、
         寸法や体積などを推定する能力
4.身体的能力…自分の体に関する知覚力。体を動かすときの
        コントロール力、運動神経の能力
5.サウンド、音楽的能力…音とリズムを識別したり、
       創り出す能力
6.言葉の能力…会話力と書かれた文章を理解する能力
7.数学的、論理的能力…物事の論理的帰結を理解し、
            情報を処理する能力



出典元 「こんな「きっかけ」を待っていた! 」
おすすめ度 4.5
著者名 ロジャー クロフォード


そして、この能力の7つというのは、
最低線で7つあるということで、
50種類以上の能力があるという説もあるそうだ。

誰もが、この7つのなかのどれか一つ、
あるいは複数の能力を持っていていて、
仮に、高校時代に数学が「2」だったとしても、
運動ができなくても、音痴でも、
それで、自分の知力や能力が測れるものではなく、
もっと複合的で多岐に渡るものだということだった。

一つの能力がダメだからといって自分に見切りをつけず、
自分の他の能力もちゃんと発見し、育て、
伸ばしていくことがとても大切なことだと思う。
そして、誰かを見るときにも、一つがだめだから、
すべてがだめとは見てはいけないということでもあると思う。

また、この本によると、
「「知識がある」とは、
 必ずしも疑問に対する答えを知っていることではない。
 答えをどうやって見つけたらいいかを知っていることだ」
ということだった。
自分の能力…見直してみよう、見つけてみよう。
そして活かそう、伸ばそう、今からでも遅くないから。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「旅のお話17…輪島朝市のおみやげ」

輪島朝市で買ってきたおみやげ。
ホントに楽しめました。

My追加



2009年10月05日(月) ■嫌われている人の役割とは

《お知らせ》
「今日のことば」9月の人気ベスト5をUPしました。
最高が17ポイントで、2つありました。
今回のことばは、自分に静かに語りかけることばが多かったように
思います。今回もご協力ありがとうございました。<(_ _)>
「9月の人気ベスト5」





嫌われている人は、
目に見えない役割を担っている。
 (略)

職場でも家庭でも、あるいはもっと大きな団体、
地域、自治体、国家であっても、共通の敵を設定することで、
人心を一つにまとめることができます。
少々仲の悪い人であっても、自分たちの代表を応援する、
という点で同士になります。

皮肉なことですが、嫌われ者のおかげで、
人々は仲良くなっていくのだと言えます。
ということは、共通の誰かをほめて、
人間関係を深めることもできるということです。
いずれにせよ、話題を提供してくれる人は貴重です。


出典元 「ほめる達人は人生の達人」
おすすめ度 4
著者名 有本 隆


例えば、職場で、
「仕事が本当にできない!」
「なにをやっているかわからない」
と回りからぶつぶつと言われる人、
友人同士の間で、
「なにを言っても、聞かない」「信じられない〜」
と言われるような人、
家庭で、
「役に立たない」「なにもやってくれない」
なんて冷たく言われている人、は、
どこにでもいるものだ。

そして、集まれば、
その人のことをいつも話題にし、ぶつぶつと言いつつ、
その人の話で盛り上がる…そんなことが多い。
また、その人をスケープゴート(悪者)にしつつ、
回りの協調が保たれている、なんてこともある。
この本では、そんな人をほめてあげようと言っている。

私は、そんな人がいてくれるから、
仲間間の共通の話題はつきず、
その人と比較され、大抵のことは許され、
多少の失敗があっても自分のことが話題に上らず、
その人をみて、我がふりを見直すこともできるので、
そんな人がいてくれて…正直、ありがたいと思う。

もちろん、いれば、イライラもし、腹も立ち、
その人がいなかったら、どんなにいいかと思うこともあるが、
そんな人がいるからこそ、自分が楽ができることもあるし、
また、言い訳や責任転嫁できることもある…と知っている。
そんな人がいなかったら、世の中、話題がなく
ゆとりもなくなり、もっとぎくしゃくするのじゃないかとも思う。

だから、そんな人を、ほめるまではいかないけれど、
排除することなく、そんな人の存在もちゃんと受け入れ、
そんな人にも違う面があることを忘れないようにしたいし、
感謝の気持ちも持っていたいと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「旅のお話16…輪島朝市、鮮魚だのひものだの」

引き続き、輪島の朝市の紹介です。
こんな感じで売ってました〜

My追加



2009年10月02日(金) ■「御天道様」(おてんとうさま)が見ている

《お知らせ》
「今日のことば」9月の人気ベスト5をUPしました。
最高が17ポイントで、2つありました。
今回のことばは、自分に静かに語りかけることばが多かったように
思います。今回もご協力ありがとうございました。<(_ _)>
「9月の人気ベスト5」




生まれつき怒りっぽい性格をできるだけ抑えて、
時には爆発させながら、一生を終えた人、
ところが一方では、ほんとに穏やかな性格で生まれた方が、
そのような一生を終えた。
神さまの目にどちらが尊くうつるかはわかりません。

私たちは、分子の方ばっかり見て、
あの人はずいぶん、怒りっぽい一生だった、
そして、それに比べてもう一人の人は、
とても穏やかな立派な人だったと言うかも知れませんけれど、
非常に怒りっぽい人が努力して一生を終えたことの方を、
努力しないで穏やかな一生を終えた人よりも、
価値高く見てくださる方があるのです。


だから、自分が持って生まれたものを嫌がらないで、
それを大切にしながら、自分を愛しながら
一生懸命に生きること、努力することがとても大事なのです。


出典元 「人間としてどう生きるか」
おすすめ度 5
著者名 渡辺 和子


昔、こんな言葉をよく聞いた。

 誰も見ていなくても、
 「御天道様」(おてんとさま、または、おてんとうさま)
 が、みている。

今は、こんな言葉が忘れ去れているように感じる。
私は、この言葉は、身にしみてそうだと思うし、
神さま(特定の神さまを指すわけではありません)は、
ちゃんと見ていてくださる…とも思っている。
そして、何より、自分が自分をちゃんと見ていると。

誰も見ていないと思うと、
やっても無駄とばかりに、手を抜きがちだし、
どうせ誰も評価してくれないと思い、
するべきことも、しなかったりする。
時として、人の道に外れたこともしてしまう…
しかし、誰も見ていないわけではない。

少なくても自分は見ているし、
目には見えないものも、ちゃんと見ていると思うのだ。
こんなことをやっぱり忘れないようにしたいと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「旅のお話15…輪島朝市での疑問」

こんな疑問を持ちながら、このものを
買ってみることにした。

My追加



2009年10月01日(木) ■誰かが目立つのは、たくさんの目立たない人がいるからです

誰かが目立つのは、たくさんの目立たない人がいるからです。
目立たずに、やるべきことを確実にこなし、
花を持たせてくれるからです。
それを知っている人は、
花を持たせてくれる人々への感謝を忘れません。


目立たない人は、斬られ役のように、
受け止めるのが上手な人です。
泣き言や弱音を黙って受け止めてくれる友人や恋人のおかげで、
枯れかけた花が生き返ることもあるでしょう。
話を聞いてもらっているうちに、行き詰まった状態に
光が差し込むことだってあるはずです。(略)
目立つのは、目立たず助けてくれる人のおかげである。


出典元 「ほめる達人は人生の達人」
おすすめ度 4
著者名 有本 隆


目立つ人がいて、目立たない人がいる。
目立つことが好きな人もいれば、
目立たないことが好きな人もいる。
目立たなければイヤだという人もいれば、
目立たなくてもいいという人もいる。
それぞれに役割があるように思う。

例えば…
目立つ人は、花となり
目立たない人たちに夢を与え、あるいは光となり、
目立たない人は、その花を枯れないように、
水をやり、光を当てて影から支える…

そして、花には花の苦しみや辛さがあり、
それを支える人にもまた、違う苦しみや辛さがある…
お互いさまに支えているように思う。
お互いに支え合っていることを忘れず、
互いに感謝を忘れないようにしないとなぁ…
なんて思ったのだった。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「旅のお話14…輪島朝市で見つけたもの」

こんなもの見つけて嬉しくなった!

My追加


 < 過去  INDEX  未来 >


 
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加