ことば探し
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2009年10月29日(木) ■心の鏡を磨くのは、自分自身です

心とは、体の中の大切な大切な心臓部分と同じようなもの。
体が病気になったら病院にいくように、
心が曇っていると少しでも思ったら、今すぐに磨いてください。
手を差し伸べてくれる人が現れたら、
素直にその行為を受け取りましょう。
ただ、その人たちは、あなたの心の鏡を磨くための
「道具」を与えてくれますが、磨くのは自分自身です。
自分の心は自分の心で磨かないと、磨いてくれる人はいません。
(略)

心の持ち方は、出会う相手をも変えます。
磨かれた心は相手をきれいに映しますから、
自然と周りに人が寄ってきます。
よい相手を引き寄せるのです。
なぜかといえば、人は誰しも、
きれいな鏡に映した自分の姿をみたいからです。


出典元 「幸せの絆」
おすすめ度 4.5
著者名 木村 藤子


「心を磨く」ことが大切だとは思うけれど、
どうしていいかわからない…。
でも、それがとても大切なことだとはわかる。

この磨き方について、著者はこう言ってます。
「「大きな愛」を持った人になるには、
 とにかく心をきれいに磨くことです。
 「心を磨く」というと、
 ものすごく難しいことのように思うかもしれませんが、
 何もそんな大げさなことではありません。
 情のケジメ、判断力、節度、人の心を思いやる気持ち、
 そういう人間として基本的なことを身につけることなのです。
 そのために、季節の風物に敏感になり、書物も、絵も、
 自然の風景も、五感から入ってくる感性を磨きましょう」

いろいろなことを感じ、受け入れ、味わい、感性を豊かにし、
そして、自分の生き方をしっかりと見つめ直していく、
ということかもしれない。

いつもはできないと思うし、具体的にどうしたらいいかは、
まだ、よくわからないけれど、心が曇らないように、
「心を磨くこと」…を忘れないようにしたい。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「うわぁ〜これは凝っているね、すごいね」

なんて、思ってしまったもの。
あるんですね、こんなに凝ったものが。

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2009年10月28日(水) ■得しないなら、役立ちそうもないなら、無意味だという価値観

大人が難しそうな本や古典を手にしないのは、
臆病な気持ちがどこかにあるからだ。
また、そんなものを今さら読んだとしても
とりたてて得になることはないだろうという
勝手な功利の心が働くからである。

得しないならば、役立ちそうもないのならば、
関わることは無意味だとする妙な価値観は
残酷この上ないものだ。
なぜならば、その価値観は結局のところ、
この人間は役立つ役立たないという見方につながるからだ。



出典元 「勉学術」
おすすめ度 3
著者名 白取 春彦


今得なこと、役立つことが、これからもそうだとは限らない。
逆に今得にならないこと、役立たないものが、
これから先もそうだとは限らない。
また、得をもたらしてくれそうな人、役立つ人、
ということだけで人間関係を結ぼうとするなら、
自分が相手にとって、そうでなくなったときには、
人間関係は壊れるという可能性も含んでいる。

人生、やってみたけど、読んでみたけど、
全然得にもならなかった、役にも立たなかった、
なんてことは山のようにある。
役立つと思って買ったのに、
全然役立たなかった服なんて山のようにある。
この人とつきあっていると得だと思ってつきあっていて、
実は、とっても疲れて損をしている、なんてことも多い。
時間つぶしに読んでみた本が、
意外にも、面白く役立つ本だったりすることもあるし、
何の得にもならないような友人関係が、ただ楽しく、
とても心地いいことはよくあることだ。

誰かが、
そんな人とつきあっても、何の得にもならないと言っても、
そんなことをしても、何の役にも立たないと言っても、
自分がしてみたいことをまずはしてみよう。

得だ損だ、役立つ、役立たない、ということより
人生、大事なことはたくさんある。
そんなことより、大切な人はたくさんいる。
それに、長い人生、本当には、
なにが得か損か、役立つか、なんてわからないのだから。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「秋の日の…父と子模様」

気持ちいい秋の日のウォーキングで、こんな親子に合いました。
何をしているのかと思ったら…?こんなことでした。

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2009年10月27日(火) ■短時間で相手の心に響く言葉をかける鍛錬が大切

短時間で相手の心に響く言葉をかける鍛錬は、
部下や同僚に対しても、ご家族に対しても役立ちます。
毎日多忙を極め、家族とのコミュニケーションを図る時間も
十分にない方も多いでしょう。
だからといって、コミュニケーションを
おろそかにしては、絶対にいけません。

常日頃から、
「新人にはこんなことを言って、やる気を注入してやろう」
「息子にはこんな声をかけてイキイキさせよう」
「朝、玄関で妻にこんな言葉をかけて元気づけてあげよう」
と、短時間で伝える言葉を考えて、
用意してくことも大切な準備です。



出典元 「大人が変わる生活指導」
おすすめ度 5
著者名 原田 隆史


こちら側の心のこもった小さな仕掛けや行動、短い言葉がけで、
環境や人との関わりあいが、よい方に変わっていく…
ということはとても多いそうです。

例えば、今日の言葉のように、家族や部下に、
「心に響く言葉、元気になる言葉を
 毎日一回はかける」と決心し、
その言葉を考え、その言葉を実際にかけていく。

男性の場合なら、家に帰ったら、
「必ず笑顔で「ただいま」を言う」
「妻に「ありがとう」ねぎらいの言葉をかける」
「子どものふとんを整える」
普段、妻から頼まれていることの1つは必ずする。
(洗濯ものは洗濯機に入れる、靴をそろえる、
 犬の世話をする、植木に水をやる等々)

女性の場合なら、
ご主人や子どもが帰ってきたら、
「「ご苦労様でした」と笑顔で迎える」
「「お帰りなさい」とぎゅっと抱きしめる」
「朝、出かけるときは、気持ちよく送り出す」
「仕事場で、朝の挨拶は元気にする」
などなど、たった1つでもやり続けていくといいそうです。
そういうことが、変な働きかけよりも、はるかに、
環境や人間関係をよくしていくことにつながっていくとか。

とはいえ、実際に実行していくのはむずかしいそうです。
いつもの自分を変えていくのは、
照れくさかったり、抵抗があったりするし、
何しろ、何をしていいのか、どんな言葉をかけていいのか、
わからない、という人が多いということです。

だからこそ、短時間で身の回りの人に思いをどう伝えるか、
常日頃から考え、用意しておき、語彙を増やしておくことが、
大事で、そうしておいてこそ、小さくても、
心のこもった言葉や行動ができるようになっていくそうです。
今日から、「短時間で相手の心に響く言葉をかける鍛錬」を
していきませんか?





■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「秋の日の…父と子模様」

気持ちいい秋の日のウォーキングで、こんな親子に合いました。
何をしているのかと思ったら…?こんなことでした。

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2009年10月26日(月) ■たかが一歩、されど「今できる一歩」が大切

はたして自分はこのままでいいのだろうか…
こんな不安を感じるときが、誰しもあると思います。
そんなときは、毎日少しずつ自分に変化をつけてみる、
ことをおすすめします。
どんな変化でもかまいません。
まずは、ちょっとした小さな変化から。

たとえば、
いつも観ているテレビを30分だけやめて、本を読んでみる。
一度やってみるからといって、
それから毎日続ける必要はありません。
「とりあえず、今日だけ30分テレビをやめてみる」
成功すれば、ささやかな自信が生まれます。
「あ、できたじゃん」と思えればそれでいいのです。
「自分は変化しているのだ」
という意識を持つことが目的ですから。

要するに、
大きな一歩を怖がって留まっているのではなく、
たとえ小さな一歩でも、片足だけでもいいから、
とりあえず踏み出してみる。
毎日、自分に小さな変化をつけていくことは、
変化を起こせる自分への自信に変わります。(略)
たかが一歩、されど「今できる一歩」が大切。



出典元 「毎朝1分で人生は変わる」
おすすめ度 4
著者名 三宅 裕之


毎日の中に小さな変化をつけていくこと、
今できることを一歩踏み込んで行動してやってみることは、
脳的な観点からも、とても大切なことだそうだ。
毎日、同じことの繰り返しでは、
脳に刺激も与えられず、脳が活性化せず、
細胞も増えてはいかず、そうなると、老化も早く、
頭が固くなり、ますます行動ができなくなるらしい…

毎日の生活や仕事は、
それほど変化があるわけではなく、
意識しなければ、ほぼ、習慣的に機械的に動き、
何の刺激もない毎日で終わってしまう…

意識して小さくてもいいから、
「今日の変化、できること」を取り入れていきたい。
お化粧や髪型をちょっと変えてみること、
使ったことのない食材を使ってみること、
いつもは素通りする書店の本棚をチェックすること、
仕事の手順をあえて変えてみること、
誰かに対する対処方法、ことばを変えてみること、
小さな変化、できることならいくらでもありそうだ。
脳を曇らせないためにも、取り入れていこうと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「秋の日の…こんなところがあるんだね〜」

ここでどんなことをするんだろうね?
なんて思ったのでした。

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2009年10月23日(金) ■受け容れる、受け容れる、受け容れる

受け容れる。
スーパーで買い物を済ませた直後に
総菜に「50円引き」のシールが
貼られてしまっても…
きっと自分が買った総菜のほうが、
美味しいだろうから。

受け容れる。
傷ついた自分の心を受け容れる。
最後の最後に、自分を癒してくれるのは、
結局、自分自身のはずだから。

受け容れる。
どんなに落ち込んで暗い気分になっても、
心の闇を受け容れる。
朝の来ない夜はないのだから。

受け容れる。
気力が湧かない自分も、
そのまま受け容れて眠る。
やがて、新たな闘志が目覚めるはず。

受け容れる。
疲れ果てた自分の受け容れる。
そこまで頑張った自分自身を
ほめてあげていいはずだ。

受け容れる。
愛する人のすべてを受け容れる。
自分で選んだ人なのだから。

受け容れる。
仕事に行き詰まった自分を
受け容れる。
悩む時間も人生には必要だ。

受け容れる。
呪文のように唱えていると、
いつか受け容れられるときがくる。
受け容れる。
受け容れる。
受け容れる。



出典元 「受け容れる」
おすすめ度 4.5
著者名 古賀 重四郎


今日は、このまま受け容れて
いただければ幸いです。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「マザー・テレサの話…「美しい死」」

昨日とはうってかわって、今日は「死」のお話です。
とても感動する「死」の話しです。

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