2010年03月04日(木) |
■結局は「だから何なのか?」「だからどうしたいの?」 |
「究極」という言葉は、言い換えると「とどのつまり」。 物事を押し詰めていった先、最終的に発見するものは 何かということです。 とどのつまり、だから何なのかを真剣に考えようとするとき、 自分の中で少々視野の広がる感じがすることがあります。
一方でこうした究極の質問は、摩擦を生むこともあります。 人は自分の事情や状況をわかってもらいたくて いろいろと説明するわけですから、 「だから何なのか?」「だからどうしたいの?」 と問われると、反発したくなることもあるでしょう。
でも、結局は「だから何なのか?」 を追求した先にこそ、答えがあるのです。
出典元 「なぜ、だれも私の言うことを聞かないのか?」 おすすめ度 4.5 著者名 鈴木 義幸 (著), コーチエィ (著)
誰かに愚痴を言ったり、文句を言ったり、 今の自分の状況を説明したり、言い訳したり、 また、一人で悶々と悩んでみたり、心配したり…
で、とどのつまり…自分は、誰かに、 一体何を言いたいのか? 本音は、何を言いたいのか? 何を分かってもらいたいのか? どうしてほしいのか? そして、 だから、何なのか、 だから、どうしたいのか?
こんな自分のとどのつまりや本音を避けて、 向き合わないでいることが、どんなに多いことか。 そしてまた、とどのつまりや本音を押し隠したまま、 曖昧にしたまま、他の人に、わかってもらいたいだとか、 なんとかしてもらいたい、などと言っていることが どんなに多いことか。
とどのつまりや本音、だから、どうしたいのか、を、 自分とよく話し合ってみよう。 恐れず、焦らず、ゆっくり、冷静に。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「これは、かっこいいのか、変なのか?」
私には、変の方の気持ちが強かったけど、 どうなんでしょう?
2010年03月03日(水) |
■敗北感に打ちのめされるな。 |
《お知らせ》 「「今日のことば」2月の人気ベスト5」を、UPいたしました。 今回は、18ポイントが最高で、びしっと心に響くことばでした。 どんなことばだったか、確認してみてくださいね。 「「今日のことば」2月の人気ベスト5」
挫折したからといって、 それが道の終わりとは限らない。 もしかしたら、 単なる回り道かもしれないのだ。
敗北感に打ちのめされるな。 それを成功への足がかりにしよう。
出典元 「チャンスの扉」 おすすめ度 4.5 著者名 アーサー パイン, ジュリー ヒューストン
敗北感に打ちのめされることはある。 がっくりきて、元気もやる気もなくし、 果てしなく、自分がだめなように思えてくる。 これから先もダメなような気もしてくる…
しかし、いつまでも、 打ちのめされているわけにはいかない。 そんな敗北感を振り払って、立ち上がらねばならない。 立ち上がって、一歩を踏み出さねばならない。 だって、生きているのだから。 まだ、先はあるのだから。
きっと、これから先も、敗北感はつきまとう。 負けることもあるし、ダメなこともあるからだ。 しかし、そのたびに、何かをつかみ取って、 ひとつ強くなって、立ち上がっていかねばならない。 自分の持っている力を信じて、立ち上がれると信じて。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「こんなことも続けば、意味がある?」
同じ日に、こんなことが2度続くと意味がありそうな 気がする、けど、きっとないでしょうね。
2010年03月02日(火) |
■良い悪いの判断は、その時だけでは分らない |
あるプランナーがいました。 彼は大手家電メーカーの依頼を受けて、カルテシステムの 企画をまとめることになりました。膨大な資料に目を通し、 様々な角度から検討を重ね、企画書をまとめ挙げました。 なかなかの出来だと思ったそうです。
しかし、それを読んだ担当者は、あっさり却下して 「課長はこのようには考えていません。○○の角度から 書き直してください」彼はがっかりしました。 そういうものかなと思いながらも書き直しました。担当者の 「これでいいでしょう」という言葉に喜んだのも束の間、 課長に提出すると 「部長はこう考えていない。□□の視点から 書き直してください」「また、ダメだったか」と 心の中でつぶやきながら、再度書き直しました。そして、 課長から「いい出来だ」とのお褒めの言葉をいただき、 有頂天になったそうです。
そして部長。 「分ってないなあ。こういうことではないんだよ。 △△が大事なんだ」彼は大変落ち込みました。 「自分はダメなんじゃないか」。しかし、ここで、 止めるわけにはいきません。書き直しに取りかかりました。 ところが部長の指示通りに書いていると、どうも読んだことが あるような気がする。そこで、何とはなしに一番最初に書いた 企画書を取り出してみると、なんとほぼその通りだった… 結局、最初の企画書に少し手を加えたものが採用されたそうです。
天と地をいったり来たり、ジェットコースターのようです。 このように、良い悪いの判断は、その時だけでは分らないのです。 しかし、話はこれで終りではありません。
彼は、3種類の企画書を仕上げる過程で、様々な知恵、 視点を学びました。そのお陰で、カルテシステムについては、 第一人者として活躍するようになったのです。
人間は、このように出来事が起きた直後に評価をし、 その結果で一喜一憂するもの。 そして、「良かった」「悪かった」と終ったことのように 評価しますが、しかし、物事は流れ、動いていくのです。 次の局面では評価がガラリと変わってしまうこともある、 それを知っておくことが大切なのです。
出典元 「イチロー選手の言葉に学ぶ セルフ・コーチング」 おすすめ度 4.5 著者名 庵里 直見 (著), 鈴木 信市 (監修)
実は、私も、昨年ダメになった企画があり 「なんでこれのよさが分らないんだ」と、がっくりと きていたのですが、今年になってから、その企画が復活し、 再度練り直したら、昨年度の条件より、はるかにいい条件で 採用になったものがありました。 しみじみ、昨年採用されなくてよかった…なんて思いました。
目先のことに一喜一憂して、すぐに「良い悪い」 「ついてる、ついてない」を判断しがちだけれど、 長い目で見ると、本当に何か良いのか悪いのか分らないな、 と、感じました。 目先だけのことにとらわれず、長い目で見ていこうと思います。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「この大判焼き、どうですか!」
形も、中身もいろいろですね。 でも、好きですね、この大判焼き。
2010年03月01日(月) |
■重要なことはただひとつ。自分はこれからどう生きるのか |
いまのこの瞬間になぜここにいるか、 その根拠となる出来事の1つひとつまで、 誰もがわかっているわけではない。 知る必要もないかもしれない。
重要なことはただひとつ。 自分はこれからどう生きるのか、 ということだけだ。(略)
人生はもっともっとスケールが大きい。 そのなかでいま感じている行き詰まりなど、 何ほどのことでもない。 いままでの人生で経験してきたことすべて、 壮大な学習だったと解釈してはどうだろう。
出典元 「腐ったバナナを捨てる法」 おすすめ度 5 著者名 ダニエル・T・ドルービン
自分の未来は、いつもこれから始まるのだと、 今からでもつくっていけるのだと思う。 「もう遅い、今からじゃ無理」 「自分には、そんな力はない」 と思ったら、とてもつくっていけない。
しかし、そう思おうが、どう思おうが、 未来は生きている限り、確実にやってくる。 確実にやってくるものなら、 できるだけ、よいものにしていこう、という 気持ちは必要なのではないだろうか。 そういう気持ちを持って立ち向かった方が、未来を、 自分のものとして感じられるのではないだろうか。
何も、立派な未来でなくてもよくて、 自分が満足する未来であればいいと思う。 「そうできないかもしれない…」と思って 未来をこれからを、あきらめるのはもったいない。 実るか実らないかは、わからないけれど、 実ることを信じて、楽しみにして、未来に向けて、 いい種を蒔いていこう、今から、今日から。
人生の大きなスケールを信じて、 自分の今までの壮大な学習を活かして。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「身近な和のスィーツといえば、これですかね?」
いま、これだってとても勢いがあるスィーツだと思う。 いろいろな形もあるし…
2010年02月26日(金) |
■人に手をさしのべられる、わかってあげられるあなたになりたいなら |
人に手をさしのべられるあなた 人を思いやることのできるあなた 人の話を聞くことのできるあなた 人をわかってあげられるあなた
毎日の暮らしのなかで、 こんなあなたでいられたら、 どんなにすばらしいでしょう。
出典元 「ドロシーおばさんの通じあう心」 おすすめ度3.5 著者名 和田 秀樹(詩はドロシー・ロー・ノルト)
うーん、そうだなぁ、そうだったらいいなぁ… そうなりたいなぁ…と思ったことばでした。
私と同じように、こう思った方、 そうなった自分を想像して、 そうなった自分を感じてみることが、 潜在意識的(脳的)にはとても大切なそうなので、 そうなった自分をぜひ感じてみてください。
なんだか、とてもいい気分になりませんか? 自分が大きくなったような気になりませんか? ちょっとばかり、心に余裕ができませんか? このいい気分を忘れないようにすること、 いつも、ときどきでも、 このいい気分を思い出すことがとても大切だそうです。
そして、ときにすっかりそうなりきってみて、 実際に行動してみるともっといいそうです。 ときにすっかりなりきってみましょう! きっと、大きな豊かな気持ちになれると思います。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「食べたヨロイヅカケーキは、これ。お味は?」
いちばん、食べたかったケーキではなかったけれど… そして、とてもキレイな盛りつけでした。
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