2010年03月25日(木) |
■すべての人と縁が深まるわけではない。縁を深めるのは… |
いい人であろうが、悪い人であろうが、 出合う人はすべて縁のある人なのです。
ただし、すべての人と縁が深まるわけではありません。 どの人と縁を深めていくかはあなたしだい。 あなたがその人にどんな気持ちを持ち、 どんな言葉をかけ、どんな態度をとるか。 それによって、縁がしぼむこともあれば、 花開くこともあるのです。
では、いい縁を花開かせるにはどうすればいいでしょう。 自分のしたことは、いいことも悪いことも、 すべて自分に返ってきます。(カルマの法則で)(略)
常に相手のことを考えて、思いやりをもって接すれば、 その縁はすくすくと育ちます。 反対に、自分の利益だけを考えて、相手を利用しようとしたり、 傷つけたりすれば、その縁は枯れてしまいます。
出典元 「スピリチュアルワーキング・ブック」 おすすめ度 5 著者名 江原 啓之
この本では、さらにこう言っています。
「たとえば「チャンスがほしいから、この人とつきあおう」 と、考えていては、縁の花は咲きません。 「この人をどう利用できるだろうか」という打算的な目で 相手を見ると、相手も同じ目であなたを見るからです。 反対に、その人がステキだから、おもしろいから、 尊敬できるから、つきあう、そんなふうに思っていると、 相手もあなたの人間的な魅力に引かれてつきあうように なるでしょう。(略)
また、あなたの中に、「こういう人であってほしい」と いう欲があると、相手の本当の姿が見えてきません。 「こんな人だと思わなかった」とガッカリして、 せっかくの縁が枯れてしまうことにもなりやすのです。 そうならないために、欲や先入観を捨て、 曇りのない目で相手を見つめること」
いい縁や本当の絆は、ただ、じっとしていて、 待っていて、何もせずに、見つかるものでも、 育つものでもないということで、やはり、 自ら選んで、育てつくりあげていくことが大切なのだと思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「見つけて、怒ったり、笑ったりしたものたち」
こんなことがあるから、怒ったり、笑ったり。
2010年03月24日(水) |
■自分に代わって言い訳を言ってくれる人はありがたい。 |
自分に代わって言い訳を言ってくれる人、 言い訳をいうことを許してくれる人… そういう人こそ、周りの人に好かれる人だ。
「あーあ、私ってダメだなぁ。きのう、どうもやる気が でなくて一日中怠けちゃった。どうして私って、 こう意志が弱いのかしら。自己嫌悪だなあ」と 嘆いている人には、 「これまで一生懸命がんばってきたんだから、 少しくらい怠けたっていいじゃない。 そのくらい神様が許してくれるわよ。 それに怠けたんじゃなくて、今日のために 英気を養ったって考えればいいじゃない」 と言い訳をいってあげよう。
おそらく、 「そ、そうよね。英気を養うために、 きのうという日が必要だったのよ、 今日がんばればいいんだから」 と、自分を納得させ、笑顔を見せてくれるだろう。
「言い訳」で、人を励ましたり、なぐさめたり、 癒したり、あたたかい気持ちにすることができる。
出典元 「「ちょっとした言い方」が上手い人下手な人 」 おすすめ度 4.5 著者名 斎藤 茂太
何かあったときに、自分に代わって言い訳を 言ってくれる人は、本当にありがたい。 それが、的を射ていればいるほど、身にしみてありがたい。 自分のことを、ちゃんと見ていてくれていて、 評価してくれていると思えるからだ。 そして、あたたかさを感じるからだ。
また、こちらの言い訳を受け止めてくれる人もありがたい。 「うん、うん、そうだね〜、 わかる、わかる、あなただけじゃないわ」 なんて受け止めてもらえたら、本当に心強く、ホッとする。 そして、パワーと元気を取り戻せるように思う。
もちろん、いつもこんなことを期待し、 甘えてばかりいては、いけないけれど、 ときに、こんなふうに支えてくれる人もいてほしい… いつも、自分だけで言い訳をしているのは辛いから。
だから、ときに、こちらも相手のために 「言い訳」をしてあげて、支えたいと思う。 また、言い訳を受け止めたいと思う。 それで、元気を取り戻し、前向きになれる言い訳なら、 お互いさまだから。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「こんな木もあるんだね〜気の毒なような…」
この木は、生きていけるのでしょうか?
2010年03月23日(火) |
■「人を引きつける魅力」は「人を思いのままに操る力」になりうる |
「我慢強い」性格は逆境を乗り越えるときに役立つが、 度が過ぎると「変化に逆らう」というマイナスな特性に変わる。 「人を引きつける魅力」は「人を思いのままに操る力」に なりうるし、「倹約家」と「ケチ」は紙一重だ。 「一途に取り組む」ことも大事だが、 下手をすると「盲信」になるだろう。 カミソリのように鋭い「機知」は、「口の悪さ」と表裏一体だ。 読者も自分の長所を点検してみていただきたい。(略)
精神の健康とは、全体性を持っていることだと定義されている。 ユングによれば、大人になるいうことは、パーソナリティの さまざまな側面を統合していくことであり、 この作業は一生続くそうだ。 自分自身の一部を否認すれば、 もうその人は、全体性を持っているとは言えない。
出典元 「成功して不幸になる人びと」 おすすめ度 3.5 著者名 ジョン・オニール
あるときは、自分を救ってくれた特性、守ってくれた特性、 成功に導いてくれた特性も、度が過ぎれば、あるいは、 野放しにしておけば、逆に自分を窮地に追い込むことにもなりうる、 ということだと思う。
また、自分の長所は、欠点にもなりうるし、 逆に、欠点だと思っていたことが、 長所にもなりうるということでもあると思う。
ちなみにこの本には、他の特性の裏表についてこう書いている。 《成功に導く特性》 《その裏側》 □自信 ■失敗するはずがないという意識 □スピード ■拙速 □アンテナを張り巡らす ■よさそうなものだけに目を向ける □献身 ■仕事中毒 □制御 ■柔軟性の欠如 □勇気 ■向こう見ず
自分の持つ特性を裏表から見ることも大切で、 長所だけれど行き過ぎや、欠点だとただ否定することも押さえ、 自分の全体としてその特性をとらえていきたいと思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「路地ではじめて見た「植物」…これは何?」
なんですかね、花?野菜? 不思議な形だった。
2010年03月22日(月) |
■自分の計画どおりに人生が進まなくてもいい |
人生はこうあるべき、という先入観にとらわれると、 いまの瞬間を楽しんでそこから学ぶ機会を見失う。 いま自分が経験していることを尊ぶ気持ちが薄れてしまう。
子供の不平や妻または夫の小言に反応するかわりに、 それをあるがまま受け入れるようにしてみよう。 彼らがあなたの期待どおりに行動しなくたって、 かまわないではないか。 または、企画が通らなかったとき「負けた」と感じるかわりに、 「ああ、ボツか。次は認めさせるようにしよう」と考える。 ひとつ呼吸をして自分の反応をやわらげよう。(略)
つまり自分の計画どおりに人生が進まなくてもいいんだ、と思う。 いまの瞬間に心を開いて「あるがまま」を受け容れると、 もっと穏やかな思いが浮かび上がってくる。
出典元 「小さいことにくよくよするな!」 おすすめ度 5 著者名 リチャード・カールソン
人生は、夫や妻は、子供は、父母は、仕事場は、世の中は… 「こうあるべき」などといったん考えはじめると、 大半が「こうあるべき」とは大いに違うことに気づき、 苦しくなったり、不満や怒りでいっぱいになったりして、 いろいろなことに文句ばかりをつけたくなってしまう。
また、「なんで自分の思った通りに進まないんだ」 「計画通りにできないんだ」なんて思ったりすると、 「自分はなんてダメなんだ、自分の人生はうまくいかない」 などと思えてきて、自信ばかりをなくすようになる。
「こうあるべき」なんて、かたく考えるのはよそう。 自分が、ただみじめになるだけだ。 「こうあるべき」だと、人に押しつけるのもやめよう。 だって、人には人の「こうあるべき」があり、 おそらくそれは、こちらの「こうあるべき」と違っていて、 どうせ、受け入れてはもらえないから。
計画どおりにいかなくても、思ったとおりに進まなくても、 それを大げさに考えるのもよそう。 時間がかかるものはかかるし、うまくいかないときもある。 もちろん、すぐにできることも、うまくいくときもある。 自分には、自分のペースがどうしたってある。 そんなことを「あるがまま」に受け入れていこう。
人生、いろいろある…それにいちいち反応していては疲れる。 もうちょっと、肩の力抜いて、ゆったりと生きていこう。 いろいろあってこそ…人生だから。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「謎のカッパがいるワケがわかった!けど…」
カッパはもう一匹いた。 そして、その理由らしきものもわかったけど、 誰が言い出したんでしょうね〜
2010年03月19日(金) |
■いつも「忙しい忙しい」オーラを出している人は… |
いつも「忙しい忙しい」って感じで、 “近寄らないでオーラ”を出しちゃっている人っていますよね。 いつも目一杯。 自分だけが忙しい…と訴えている人が。(略)
彼らは物事を早く終らせたくていっぱいいっぱいに 振る舞うんじゃないんです。 彼らは仕事を時間に追われているという行動パターンを いつも選び取ってしまう脅迫的な傾向を有していて、 その脅迫的な性質が、むしろ、休むことを 妨害しているといっていいでしょう。
彼らは、いつもいっぱいいっぱいに行動しないではいられない、 ある意味でかわいそうな人ともいえるのです。 その背景には、同じような傾向を有する親に育てられた 過去があったり、何かそれを強いられるような、 つらい出来事があったりしたことが考えられます。
常識から外れた行動には、何からのコンプレックスがひそむ、 これは人間行動を見るときの重要なキーワードなのです。
出典元 「人生にはいらない人間関係がいっぱいある」 おすすめ度 3 著者名 高橋 龍太郎
「いつも忙しい、忙しい」と言っている人、口ぐせの人、 そして、忙しそうに振る舞っている人っていますよね。 (もちろん、中には、「忙しい」を演出している人も いることもありますが、そんな人はさておき)
なぜ、いつもそんなに「忙しい」のか、よく見てみると、 自分でスケジュールを詰め込んでいたり、 忙しいにもかかわらず、次から次と、 いろいろなことに手をだしたり、 休むことや、ゆっくりやることより、忙しくすることを 自分から取り入れ、選んでいるようにも見える。
その人たちが、本当に忙しいのか、 自分から忙しくしているのか、このあたりのことは、 それぞれ事情があると思うけれど、「忙しい」と、 気持ちに余裕がなくなり、心がいつも違うところに飛び、 回りの者たちに、寂しい思いをさせることは確かだと思う。
今時、「忙しい」ことは、結構なことかもしれない。 しかし、そのためになくしていることがあること、 大切な人が寂しい思いをしているかもしれないことにも 気づいてほしいと思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「謎のカッパがいるワケがわかった!けど…」
カッパはもう一匹いた。 そして、その理由らしきものもわかったけど、 誰が言い出したんでしょうね〜
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