ことば探し
まゆ [MAIL] [HOMEPAGE]
 

2010年10月21日(木) ■目がいやだいやだと言っている

あたり一面草だらけでした。
草を刈っても刈り取ってもいっこうに終りませんでした。
疲れた百姓は、
「もうやめた、こんなに刈ってもこのありさま。
 いっになったら刈り取ることができるのか。
 疲れてしまうだけ損だからやめる」
すると、神様が、
「目がいやだいやだと言っているのです。
 周りを見ないで、手だけ動かしなさい。
 いつの間にか草はなくなります」

お百姓はその言葉を信じて、草を黙々と刈り取りました。
驚いたことに、気付いてみるとあの草だらけの地面が、
いつの間にか、きれいに刈り取られていました。

これをそのまま人生に置き換えてみてください。
私たちがあきらめるのは、この「目」ではありませんか?
状況や形あるものにどうしても目がいってしまいますし、
考えに走ってしまいます。
そして、判断してしまいます。
後悔や、先走りなどで何度となく、
悔しい思いをしてしまうのは、このためです。
刹那的な生き方をしてしまうのも、
この目先の状況で行動してしまうためです。

生きている限り状況は、
刻一刻と変化をしていることを忘れずに、
どんなに今の状況が悪く思えても、あきらめずに黙々と、
「目的」に向って歩いてみましょう。
道は必ず開きます。



出典元 「幸福をつかむ明日への言葉」
おすすめ度 3.5
著者名 シンディ・フランシス


なるほど…
目がいやがるんだ、見えるということも、
いいことも悪いこともあるんだなぁ、
確かに、周りを見て、誰かと比べたり、
見える状況が悪く見えると、本当の状況はわからないのに、
あきらめたり、イヤになったり、やる気がなくなるなぁ、
と、思った言葉でした。

人は、目に見える世界だけを見て判断しがちだけれど、
目に見える世界は表面的で、仮面をかぶったり、
上っ面しか見えないことが多く、実態は、
目に見えないところ、世界にあり、
その見えない世界のことをしっかりと見る目、
感じ取れる感性も大事だということです。

目に見えることだけが、事実と思ったり、
すべてと思ったりして、振り回されてはいけませんね。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「この車、大丈夫なんだろうか?」
だって、こんなふうになっていたのですもん。

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2010年10月20日(水) ■「感謝」の心を与えられる自分、与えてもらえる自分になれるように…

「ありがとう」の言葉がさりげなく言えるときは、
心が満ち足りているときです。
「ありがとう」と言わなくてはいけないとわかっていても
どうしても言えないとき、心が枯渇しています。

心が枯渇しているときは、
まったく相手の行為が見えなくなります。
自分の心がすさんでいるとき、
相手の行為のすべてが悪意に見えてしまいます。
そして、自分は「孤独」と「無気力」と「ひがみ」の
世界に落ちていきます。(略)

感謝は喜びを作ります。
喜びは生きる強さを前向きに押し進めてくれます。
短い人生です。
「感謝」の心を与えられる自分、
与えてもらえる自分になれるように、
毎日心がけてみましょう。



出典元 「幸福をつかむ明日への言葉」
おすすめ度 3.5
著者名 シンディ・フランシス


「ありがとうございます」
と、と素直に言えることは、幸せなことだし、
感謝できるって、とても素晴らしいと思う。
これは、理屈なしにそう思う。

人生、いろんなことがあるし、
思った通りにいかないことも多いけれど、
それでも、誰かに、何か(自然やものにでも)に、
「ありがとうございます」と言って生きたい。
なぜなら、そのほうが、元気に、
心が豊かに生きていけると思うから。

今日も生きています。
ありがとうございます。
今日も元気です。
ありがとうございます。
なんて、自分の人生への感謝もしながら。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「変な車だね…何する車?」

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2010年10月19日(火) ■ねずみはおあずけができない。高等動物ほど、待てるらしい。

ねずみはおあずけができない。
猫もそうだ。
それに比べて、犬は20秒。
サルは1分。
チンパンジーは5分。
それぞれ、簡単におあづけができるそうだ。
高等動物ほど、待てるらしい。
いわんや、リーダーは…(略)

リーダーも、部下がわかってくれないと、
あきらめたくなることがある。
しかし、言い続け、訴え続け、信じ続け、そして、
「待てば」多くの場合、メンバーは
こちらの期待に応えてくれるのではないか。
リーダーはメンバーに「任せる」以上、
「待つ」心が大切なのである。
「任す」ことは「待つ」こと。



出典元 「舞台をつくりなさい」
おすすめ度 4
著者名 金平 敬之助


待っても、無駄ではないか、
待っても、結果は出ないのではないか、
待っても、どうせわかってもらえないのではないか、
待っても、認めてもらえないのではないか、
待っても、こちらを振り向いてもらえないのではないか、
待っているうちに、年をとる…それで大丈夫か、
待っていて、意味があるか、
待っていて、甲斐があるか…etc

こんなふうに、待っている間の不安は果てしなくひろがる。
この不安や恐怖に勝てなくて、人は「任せる」と言いつつも、
任せきれず、待ちきれず、途中であきらめてしまうことが多い。
とても、「待てば海路の日和あり」などと悠長なことは、
言ってられない気持ちになるのだ。
自分でやった方が、手っ取り早い、
早くあきらめた方が、自分のためと思えてきて。

確かに…待っても、その結果は予測できない。
無駄なこともあるだろうし、甲斐がないこともあると思う。
これが現実だけれども、しかし、だからこそ…
「任せきること」「待つ」ことは「愛」なのだと思う。
すべてを受け入れ、信じることだから。

「待ってこそ、育つ」「待つことは愛」
これは、職場やリーダーだけの話ではなくて、
夫婦間関係、親子関係を含めて、人間関係全般に
いえることではないかと思う。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「」

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2010年10月18日(月) ■これでは人は動かないのは当然

ボーリングのレーンの真ん中にカーテンをする。
向こう側のピンは見えない。
部長が部下に向って命令する。

「こちらから、向こう側にボールを投げろ」
「部長、向こう側に何があるんですか?」
「お前には関係ない、真ん中からまっすぐ投げたらいい」
ガチャーン。
「部長、カーテンの向こうで何が起きたのですか?」
「お前には関係ないッ」
こんなことで、人は一生懸命ボーリングをするはずはない。

職場でも同じことだ。
これをしても何に役立つか分からない。
命令どおりにやることはやった、でも、
その結果がどうなったかも知らされない。
こんな状況で、メンバーが真面目に生き生きと働くはずもない。
繰り返すが、だれも何も知らせてくれなければ、
人は絶対に動かないのである。



出典元 「舞台をつくりなさい」
おすすめ度 4
著者名 金平 敬之助


その他、こんな話も書かれている。
「女性事務員に突然ワープロを依頼する。
 「これ、急いで打ってくれ」
 これでは、相手はやる気が出ないのは当然だ。
 「午後、臨時会議がある。それに間に合わせたい、よろしく」
 これなら、まだよいだろう。
 もう少し、丁寧なのは…
 「今日、臨時会議が行われる。これこれ、こういう、
  会社にとって大切な会議なんだ。
  どうしても、この資料を間に合わせたい。
  早く、打てるのは君しかいない。
  突然で悪いけれど、頼むよ」
 これを聞けば、若い女性も、「私も会社の一員」と
 いう気がしてくる。
 気持ちよく、ワープロの前に座ってくれるだろう」


依頼相手に、ちゃんと事情を話して、話せる範囲で
知っていることをきちんと伝え依頼する、そんな、
情報の共有化を省く人、面倒くさがる人は結構いる。
「そんなこと知らなくても、俺(私)の言ったとおりに
 やればいい」とばかりに。

しかし、何も知らされずに、「やれ」と言われても、
相手の期待どおりやるのは、不可能に近い。
どこかズレがでたり、全然違ったことをすることもある。

なぜそうするのか、どうしてやるのか、どんなふうに、
という情報を得てこそ、どうすればいいかも考え、
納得もでき、しっかりやろうという気にもなる。
そのような人間心理、気持ちをわかってないで、
ただ「やれ」と、依頼したり、命令すると、結局、
やり直しになったり、無駄をみることになりかねない。
そして、依頼した方もされた方も不快に思うことになる。

これは、職場だけでなくて、家庭でも生活場面でも同じで、
誰かに何かを依頼するとき、やれと命じるときには、
それなりの情報をきちんと伝えることが必要だと思う。
面倒、やっかい、そんなことまで…と思わず。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「手作り「具だくさん食べるラー油」をつくってみた」
割と簡単だけど、おいしいね〜

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2010年10月15日(金) ■私の座右の銘はウェルカム・トラブルです

ふと映画評論家の淀川長治氏のことを思い出した。
亡くなる直前のテレビ番組で、氏はこんなことを言った。

「私の座右の銘はウェルカム・トラブルです。
 トラブル歓迎、いらっしゃい。
 そう思っていると、実際にトラブルが起こっても、
 元気が出てくるんですよ」


すぐにメモしたのを憶えている。
自然の気持ちとしては、なかなかウェルカム・トラブルとは
いえないものだが、そう念じておくだけでも
腹のすわり方が違うだろう。


出典元 「ヘタな人生論より葉隠」
おすすめ度 3.5
著者名 本田 有明


「ウェルカム・トラブル」と、
一度気合いを入れて、声に出して言ってみてください。
はい、気合いを入れて、

「ウェルカム・トラブル!」

トラブル歓迎とまではいかないまでも、
トラブルが怖くない気持ちになり、
トラブルがあっても、なんとかしよう、
立ち向かっていこうという気持ちになるのは、
私だけでしょうか?

実はこの、「ウェルカム(歓迎)」ということばは、
かつて読んだ本によると、
自分の中に何かを受け入れたいときに言うと
力になることばなのだそうです。例えば、
「ウェルカム、仕事」
「ウェルカム、恋」
「ウェルカム、試練」
「ウェルカム、やりたくないこと」
「ウェルカム、苦手な人」
などなど、元気に「ウェルカム」と言ってみると、
すんなりと自分の中に取り込め、力になるとか。

このことを知ってから、よく「ウェルカム」と
気合いを込めて、言うようになりました。
ぜひ、一度、試してみてくださいませ。
きっと、力がわいてきますよ〜




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「歯肉ポリープをとったお話」
意外に簡単なんですね〜

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