《お知らせ》
４月３０日（土）〜５月５日（木）までお休みいたします。
昨年までは、山菜採りに行っておりましたが、
今年は、被災の後始末をしてまいります。(泣)
どうぞ、よろしくお願いいたします。<(_ _)>

手を抜けば、ラクはできます。
しかし、かえってあとで手がかかるのです。
ミスも起こりやすくなるものです。
いまはなんでも効率主義で、
早ければ雑でもいいという考え方がはびこっています。
しかし、ものごとは雑にやるとかえって遅くなるのです。(略)

何事も丁寧に行う、ということがとても大切です。
ものごとを丁寧に行うということは、
人に対して丁寧に接するということにつながります。
何をするときも丁寧に行う。
どんな人に対しても丁寧に接する。
それが、自分の人生を丁寧に生きるということに
つながっていくのです。


出典元 「頭のそうじ 心のそうじ」
おすすめ度 5
著者名 鍵山 秀三郎


ちょっとくらい雑でもいいや、手を抜いてもいいやと思うと、
その気持ちが、自分の中でどんどん大きくなっていく、
そして、どんどんそうなっていく…
自分をみているとそう感じる。
だから、できるだけ手を抜かず丁寧にと心がけているが、
それでも、丁寧にやらないことは多い。
だって忙しいしと心で言い訳して…。

しかし、雑にするとやっぱり雑にやったようになる。
手を抜くと、ちゃんと手を抜いたようになる。
そして、あとで手間がかかり、やり直ししたりする。
丁寧にすると、やっぱり丁寧にやったようになる。
そして、あとが楽で気持ちがいい。

なんでも手早くがいいわけではないなぁ、
時間をかけないことがいいわけではないなぁ、
効率的なことがいいわけではないなぁ、
ラクがいいわけでもないなぁ、
やっぱり丁寧がいいなぁ、
丁寧にしよう、と思うこの頃です。

あらゆる点において抜きんでている、という人はありえない。
ひとが偉いなら、その程度に自分も偉くなれるかもしれない、
という可能性はある。

ひとが卑怯なら、恐らくその程度に自分も卑怯なのである。
ひとがかかった病気なら、私も冒されることはあるだろう。
ひとが得ている健康なら、努力すれば私にも、
与えられるかもしれない。
ひとが持つ愚かしさなら、私にも必ずあるだろうし、
ひとが耐えられることなら、私も耐えるべきである。

　　　　　　　　　　　　<私を変えた聖書の言葉より>


出典元 「自分をまげない勇気と信念のことば」
おすすめ度 4.5
著者名 曽野綾子


「ひとが耐えられることなら、私も耐えるべきである」
本当にそうだ、と思う。
しかし…これがいざ自分のこととなると、
なかなか耐えようと思えないことも多い。
事実、耐えられないことも多い。

しかし…今は、
耐える必要があることは、耐えようと思う。
私よりはるかに辛いこと、悲しいこと、
本当には耐えられそうにもないことにも、
黙々と耐えている多くの方々がいることを知っているし、
耐えていても、やさしさや明るさを失わず、
がんばっていることを知っているからだ。

すべてにおいて「耐える」ことが
よしというわけではないと思うが、
「耐える」ということを身につけることも
非常に大切なことのように思う。

恥をかかかないために、という言葉が用意されている。
しかしこの生涯は恥をかかなければいい、
などという生ぬるいものだろうか。

恥もかき、過失も犯し、遠回りをし、
およそ考えられる限りのむだや愚行をして、
はるばると到達することが生きるということなのである。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　<誰のために愛するか>より


出典元 「自分をまげない勇気と信念のことば」
おすすめ度 4.5
著者名 曽野綾子


振り返ってみれば…私などは、
思い出すと今もあまりの恥ずかしさに苦笑いし、
頭を抱えるような過失もし、大いなる遠回りをし、
そして、そんなことはしまいと思いつつも、
むだや愚行を繰り返してきている…
今もおそらく、そうだ。

でも、そうして、
いろいろなことを覚え、いろいろなことを学び、
気づき、少しずつ知恵もつき賢くなってきたと感じる。

だから、恥をかいたり、過失をしたり、
遠回りも、むだも愚行も、
そんなことを怖れることはなく、
そんな自分を責めることはないと思う。
人間なのだから、そんなことは当然で、
生きていく過程では、あるべき仕方ないことなのだ、
と、そう思う。

せっかくですから、堂々と体験していきましょう。
それが生きている証しだし、人間の証しなのだと思うから。

苦境に立って万事休したときには、
できることがあれば、それをやる。
できることがなければ、後は忘れるだけだ。

私は未来について決して心配しない。
未来にどんなことが起きるかを予想できる人など
いないからだ。
未来に影響を及ぼす力は実にたくさんある。
それらの力を動かすものが何であるのか誰も知らないし、
その力自体も理解できない。
なのに、どうして悩むのだ。

　　　　　　　　<クライスラー元経営者　K.T.ケラー>


出典元 「カーネギー名言集　新装版」
おすすめ度 5
著者名 デール カーネギー (著), ドロシー カーネギー (著)


未来をあれこれ予想しても、心配しても仕方ない。
そう思いつつも、予想したり、心配したりする…
もし、あれがああなったらどうしよう、
もしかしたら、こうなるかも…などなど。

しかし…どう考えても、仕方ない。
未来がどうなるかなど、誰にもわからない。
どう考えても、なるようにしかならない。
自分がコントロールできることなどたかがしれている。
すべては、なるようになっていく…
今までもそうだし、これからも…

えいっ、それなら、
今出来る備えと出来る手立てをしっかりして、
それらを気にせず、生きていくしかない。
みんなも元気に生きている。

さあ、今週も前向いて行くぞ、
あれこれ心配せずに、向かうぞ、
世の中すべてはうまくいくようになっている、
八百万（やおよろず）の神々がいる日本は絶対に守られている、
その神様が守ってくれる、そう信じて。