Sotto voce
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2008年04月07日(月) 失われたもの、思い出と言う名の亡霊。

物事にも 人の気持ちにも
全てのことにおいて 「永遠」はありえない。

失くしたもの 去っていった人
惜しんだところで元には戻らない
思い出と言う名の どうしようもなく美化された
だけどとてつもなく重たい荷物を
どれだけ背負って この先を生きていくつもりですか

「その時」を思い出しては 涙に暮れる日々を
この先どれだけ続けるのですか
その想いと 一生付き合う覚悟でもあるのですか

壊れたもの どうしようもないもの
どんどん捨てて身軽にならないと
思い出と言う名の亡霊に足元囚われて前に進めない

そろそろ その身いっぱいに抱えた荷物を
ひとつでも投げ捨てる時が来ているのではないでしょうか
あなたも、そして、私自身も。


安積 紗月 |MAILHomePage

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