Sotto voce
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2008年06月16日(月) 余地はない。

最近気になる人がいる、というのは
前回日記に書いたとおり。

彼は今、3週間の長期出張中。
鹿児島を離れ、鳥取にいる。
当然ながら、愛しの彼女とは離れ離れ。

梅雨時期、どこにも出歩かず暇なのか、
ちょいちょいメールが来る。
元々、アニキと慕ってる、
プライベートでよく遊んでた人だから、
仕事疲れたとか今日の営業どうだったとか
世間話程度のメールが来る。

最近は、彼女に会えない寂しさからか
話題の中心がほとんど彼女の話。
今日は彼ももやもやしてたのか
彼女を思ってむらむらしてたのか
なんとなくそう言う内容で。

思い切って聞いてみた。

「現地調達とかしないの?
彼女以外の女としようって思わないの??
他の女が入り込む余地はないの??」

答えは

「入り込む余地はないよ M(彼女)一筋だからね」

わかりきってた答え 聞かなきゃよかった。

それでもなお続くエロメール

「彼女とこんな会話してんの?」
「しないよ Mは下ネタとか苦手みたい」


じゃああたしとは平気なのかよ!と
ツッコミたい気分満載でメールに付き合う。

「今度紗月と会ったらなんか照れちゃうかもね」

そうだね、彼女に内緒でこんなきわどい話ししてたなんていえないしね。

今ならまだ彼を諦められる
アニキと妹の立場でいればよい。
そのほうがきっと、楽なんだ。

だって 彼は何年も何年も、気の遠くなるような時間をかけて
今、彼女と一緒にいられる権利を手に入れた。
その彼女を越えるには 彼女しかいない彼の心に入り込むには
彼の心に入り込む余地を与えるには
よほどの「いいオンナ」じゃないと太刀打ちできないもの。


安積 紗月 |MAILHomePage

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