ツレヅレニ。 | old day days list new day |
振り返れば 2003年01月17日(金) 初めて顔を合わせたのは 一昨年の4月 友達に付き添っていった水泳部の 競泳班の選手の中に あの人はいた きれいな顔立ちだったから 少し目に留まったけど 二言三言 言葉を交わしただけ 名前も 知らないトキ 5月頃 受講していた英語の講義に あの人がいることに 気がついた 顔だけは 覚えていて 挨拶をする 仲になった 体育専攻コースは 1学年に40人程度 だから 縦のつながりが堅く 交流が深い 名前を知ったのは 去年の6月 本当は 名前なんて知らなくても 好きだったと思う 英語の授業で 少しでも顔を合わせると なんだか嬉しくなったし 遠くからでも 見ることができると 目の保養ができて 幸せだった これって一目惚れっていうのかな あのとき それ以上の感情を 持ち合わせなかったのは あたしに それだけの余裕がなかったから あたしには 2年半付き合っていた 6つ年上の彼氏がいた 彼は軽い束縛タイプで 自分だけを見ていてほしがった あたしは彼以外の人を見つめることは タブーとなっていた だから あの人はあたしの中では “目の保養” 会えば嬉しいけれど それ以上の感情は見ない それが変わったのは 去年の10月 体育祭準備という多忙な日々の中 彼の不条理な束縛に疲れ 別れを決意した 偶然 あの人と二人で仕事をすることがあり 他愛ない話をする仲になった 体育祭の打ち上げ後 終電のなくなったあたしを 家に招いてくれ あたしとあの人の関係は 急激に変わって 恋愛感情に満たない 未熟な想いは 急速に育ち 発展していった あたしは 彼と別れ あの人を想いはじめた けれど あの人は あたしに一つ 嘘をついた あの人は いないと言っていたけれど 距離を置いていた彼女がいた 激動の展開にカラダがついていかず 拒食と過食を繰り返し 今は 落ち着いたものの 激太り あの人とは たくさんのハグとキス そして 想い出ばかりがココロに残った 今となっては 遠い過去のコト あの人のあたしへの態度は 他の誰もがそんな一面があるのかと驚くくらい 果てしなく 冷たい そして 時折 信じられないくらい 優しい あたしとあの人の関係は まるで存在しなかったかのように 時は流れている あたしに気持ちのないあの人を 氷のように冷たいあの人を 時折見せる弱さや優しさに 吸い寄せられるように あたしはそれでも あの人を追いかけている 報われない恋に 終止符を打てないあたし あの人を想うことに 費やすエネルギーを 他に 向けたいのに |
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