鴨河童★備忘録
藤誠



 最近のようす

えーと。

先々週はずっとめ組のお芝居を観に下北沢に通ってました。
8回も観ちゃった私はめ組の大ファンv
め組さん、次回の演目は「赤報隊」だそうで、相楽役の役者さんに長谷川伸の「相楽総三とその同志」など、いくつか史料を差し上げたりしましたv
なんだかまたマニアックな劇になりそうな予感。

先週の土曜日は某大学の史学科に通われている若嬢のお供でうさこさんとご一緒に榎本隆充氏にお目にかかりました。場所は普段は爵位をお持ちの方しか入ることの出来ない霞会館(噂に漏れ聞く鹿鳴館の模型も見ましたぞ!)。私たちは若嬢のゼミ担当教授のご紹介で呼んで頂けたのですが、なんとその教授は越前島津家のご当主でいらっしゃるところの島津晴久氏でございました。(家系図を遡ると源頼朝まで辿ることが出来る凄いお家柄です!)
お話では次から次へと明治時代の重鎮の名前が飛び出し、メモをとる手も休みがちに聞き入ってしまった。やはり大政奉還から王政復古にいたる動乱期の話は面白かったです。あと、釜さんとっておきのいい話もいくつか聞かせていただき、牢獄でいろいろ書き留めたであろうメモ帳「獄中詩」とか、たづさんが釜さんに宛てたお手紙(本物!)など貴重な品も見せていただきました。
その後、八郎忌でお目にかかった西島陸軍中将閣下のお孫さんとご一緒に北海道の幸をご馳走になり。さらに赤坂のジャズバーにて榎本御前のお歌(プロ級!)も聞かせていただきました!なんだか大変な幸運に見舞われ、姉小路卿のお供で松平春嶽侯に会いに行く武市半平太の気分でごさいました。

そんなこんなですっかり榎本総裁激ラブになっており、鴨河童から軌道が大幅にずれていますが、ちゃんと戻ってくるつもりですのでどうぞお見捨てなく〜(滝汗)

最近買った本

続日本史籍協会叢書「高松稜雲翁経歴談・函館戦争史料」18000円
北海道新聞社「幕末の密使会津藩士雑賀孫六郎と蝦夷地」好川之範1500円

2003年07月02日(水)
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