どうやら私は楽しみが目の前に迫ると悪いことばかり考えるのが好きみたいだ。

今日もそう。
明日はせっかくの記念日なのに、なんだか紅男の悪いところばかり目に入ってしまってひとりでむくれてしまった。
その場で言えば、すぐ済む問題なのにさ。
うーん、なんかね、紅男っていつも私の意見を優先なのよ。
例えばさ、買い物に行って、二つのもので迷ってて、どっちにしよう？って悩んだら、『どっちがいい？』とかって聞くじゃないですか。相方に。
で、そう聞くとさ、『好きなほうでいいんじゃん？』っていう答えが返ってくるのですよ。
私としては決められなくて悩んでいるわけだから、少しでもアドバイスが欲しいんですよ。だから『そうじゃなくて、紅男はどっちがいいと思う？』って聞くのね。
そうすると『うん・・・ほんとにどっちでもいいよ、MORLAがいいほうにしたら』


だーかーらー！！！

迷ってるから聞いてるんだってば！


でもさーそれは彼の性格なんだし、ああだこうだと注文つけるようなものでもないよなあ、と思って、私のほうもそんなことあんまり言いたくないし。
でもさー・・・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

あーもういいや。寝よう。