休みももう終わりかけで、なくぞー。 去年も従妹失踪で夏休みなかったのにぃぃ。 今年も手伝いで終わるのか。 そうはいっても放っておくわけには行かないし。 家族って複雑。
更新もままならないし。 色々溜め込んでます。ごそっと更新したいです。 桜井さん大丈夫そうでよかったわ。
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突き抜けた青空。暑い日ざしの午後、静かに風が吹いている。 そびえたつ建物のテラスにたつ2人。
「行ったか…」 「なんだ、いやに寂しそうだな。」 「そんなことはない、だた静かになったなと思っただけだ」 「五月蝿いのが消えてわしはせいせいしたが。」 笑いながら、2人ゆっくりとした足取りで部屋に入っていく。
テーブルの酒を手にとりグラスに注ぐ。 それを一気にのみ、一息つく。 「あれはますます似てきたな。幼いころは赤い髪と碧の眼だけ だと思っていたが。」 「そうだな。この前手合わせしてやったときの懸命な顔が、動きが あまりに似てるから剣を落としそうになったわ」 「太刀筋まで似てきたと言うのか? ふっ。よくお前が外に出したものだと感心していたが、 逃げられただけだったのは傑作だ。まぁ、あそこに おいて置くのももったいないと言う話だが………って睨むな。 くくくっ、昔と変わらんなお前は。 あいつに近寄るだけでお前は殺気を撒き散らしてたからな。」 「お前は危険すぎるからだ。 といった所であまり相手にされてないようだったが。 あいつは俺などよりはるかに強い女だった。 …なにより精神が強かった」 「うむ、孤高という言葉が似合っていた。 リーザとはまた違う強さを持つ女だ。 ジュリアもそうなるか?」 「さあな。だがあの子に教えられることは昔からしこんでおいたつもりだ。 与えられるものも与えておいた。…すべて。」 「あの件があったとはいえ、婿候補まで準備するのは 馬鹿親すぎではないか?」 「ふん、息子のために死にかけてまで提督の椅子を用意してる 馬鹿親に言われとうないわ。 アイツが命と引き換えに残した子だ、生半可なヤツにはやれんさ。 あの子は私の子だというリスクも持っている。 そのリスクとあの子の傷をそのまま受け止められる器を持てるヤツを一人仕込んでおいただけだ。 誰を選ぶにしても最後は本人の決めることさ。」 「…うむ、お前の狙い通りというところか。 シゲンのわしを睨む目つきはお前にそっくりだぞ。」 「いい後継者だろう?」 「……うむ」
--------------- 忘れそうなんでプロット書いとく。 馬鹿親大会・・・・。末期だねぇ、アタシ。
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