かっちこち10時間。

今日は朝から小野不由美さんの『屍鬼』を読んでました。
上下合わせて所要時間10時間。夏休みのなせる業です。
いやこの本上下とも分厚いんですよ。
その上二段構成なんですよ。
普段読んでるライトノベルとは比べモンにならねぇ……!(ガタプル)
肩ががっちがちに凝るのと同時に、背中が痛いです。
どうも本を読むとき、背中丸めて覗き込むようにするのが癖のようで。
その所為で猫背なのか、それとも猫背だからそうなるのかは分かりませんが。
ともかく時間分の読み応えはありました。

人の形をしたものを殺せるか、という話。
個人的には主人公(格、といった方が正しいかも。
ともかく登場人物が多くて、その全員にスポットライトが当るのです)の二人の内、
お寺の住職さんの方に共感してました。最後にああなるとは思わなかったけど。
それと、恐怖と集団心理は恐ろしいなと思いました。

ウチのサイトは結構、人の形をしたものを殺せる(もしくは壊せる)人が多いです。
『家族』の為なら、それ以外のヒトに銃口を向けれる人。
『目的』の為なら、それ以外のヒトを切り殺せる人。
『意味』の為なら、仲間でさえも殺せる人。
……例に挙げた人、全員分かったら凄いです。
ともかく、容赦なくやっちゃう人が多いですね。特に女性。上三人も女性ですし。
で、当然のことながら。こういう小説読むと自分に訊ねたくなります。
『はたして自分は、殺せるか』と。
答えは、YESでもNOでもないです。
赤の他人なら容赦なく。大切な人、例えば名前のあがる友人達ならそれは不可能。
拍手返信>
21時の青条さんへ。
陸人凄いですか。ありがとうございます。でも実は序の口
あのお題は過去話で続いてくんで、お付き合い頂ければ幸いっす。
2005年08月15日(月)

AGO。 / 走馬真人

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