二ノ宮啓吉の区政日記
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2005年02月27日(日) フランス・エックス・アン・プロバンス市

 以前に目黒区自由が丘商店街のマリクレール街のフェステバルに渡辺氏のご尽力により始まり、その折にフランス使節団をお迎えする機会を担ったのが建築家のフレデリック・ベルデル氏で平成11年にエックス市より助役・
観光局長を兼ねたジルベール・ギバセ女史局長とエックス市 仏日文化協会会長のモニック・ファイヤー女史(画家)氏がマリクレール祭に参加されその折南口商店街とエックス市とが「友好条約」を締結し、そのお祝いの席で前目黒区長の薬師寺氏が挨拶をしたのが交流の始まりとなりました。
その年の11月にエック市クリスマス市開催に自由が丘の人々と共に我々区議会議員の有志が自費で参加をし市長に表敬訪問をして共にクリスマス市に参加させて頂きました。
 平成12年前区長薬師寺氏が前エックス市長との間で「①友好交流促進のために協議する②市民の交流促進に支援を行う③両市・両議会間において円滑に行えるものとする」と協議事項を確認されており、平成12年9月に区議会議長を団長に議会各派代表がエックス市を訪問したが平成13年3月
エックス市前市長選挙で落選して交代してしまった為に中断する。
平成13年自由が丘日仏協会が設立する。平成14年3月には首長間で市民交流を中心に友好関係を継続する事を確認。
14年9月に日仏協会が第1期親善奨学生(国谷さん)を派遣、その折に前区長の親書を持参して友好を深める。
平成15年9月第2期親善奨学生(元尾さん)を派遣する。平成16年4月に
前区長が急死し新区長青木氏がエックス市に就任挨拶を送付する。
 平成16年自由が丘市街地再開発のJ・スピリットと日仏協会・日仏経済交流会、在日仏大使館・目黒区後援で、「日仏シンポジュウム」(自由が丘の景観を考える)にブリュノー・ジエンザナ市長代行を団長とする一行を向かえて10月19日に開催され、その席に青木区長も同席してお祝いを述べる。
20日に区議会議長を表敬訪問を受け、正式招待を申し込まれる。
平成16年12月に正式招待状が区議会議長に届き、海外都市調査は中止する運びの所、その予算を流用して2月2日の議会運営委員会で海外交流調査をエックス・アン・プロバンス市を公式訪問して、今後の両市の友好交流を如何に深めるか意志の確認と現況を調査する事を派遣目的にして、
平成17年2月20日から26日までの7日間を決定し派遣議員を7人とし議運で確定する。
 早速旅行代理店4社を指名しJ C B・近畿日本ツーリスト・日本旅行。1社不参加で予算内での視察調査の支援・利便制と価格を比較検討して日本旅行と決定する。






2005年02月10日(木) ランチタイム・ロビーコンサートのご案内

 3月10日(木) 正午より午後1時まで (入場無料)
目黒区総合庁舎・3階エントランスホールにて。

 出演 難波 薫/フルート 桐朋学園大学音楽部演奏学科管弦楽専攻首席卒
             2000年11回日本木管コンクール第1位他。
    清水梨紗/ハープ  桐朋学園大学音楽部演奏学科卒
             2004年現代音楽演奏コンクール入選他。

 曲目 ビゼー  「アルルの女」第2組曲第3番メヌエット
    フォーレ シチリアーナ
    グノー  アヴェ・マリア 他

 1時間と短い時間ですが、予約・整理券は無しですので、直接起こし下さ い 、 椅子が少ないですので、お早めにお越し下さい。 


2005年02月03日(木) 街づくり委員会視察報告

  再開発・街づくり調査特別委員会 行政視察報告
                       二 ノ 宮 啓 吉
日程 平成17年1月31日より平成17年2月1日 
目的 高岡市「高岡駅前西第一街区地区」市街地再開発事業の推進及び
   運営業況について。
高岡市は富山県第二の都市として人口17万4千人、一般会計予算総額は
596億4千3百万円余、富山県西部地域の玄関口。
高岡銅器が象徴される高岡大仏で有名。
駅前中心市街地は、商業・観光・業務地域として都市機能が集積し、JR高岡駅は交通のネットワークの中心、モータリゼイションの進展による交通混雑や駐車場不足による利便性の低下、また、郊外大店舗の進出の商業環境の変化により商業活動が停滞し、さらに都市機能の不足などから、まちづくりの観点に立った中心市街地の活性化かに応じて事業が起こされました。

高岡駅西第一街区地区市街地再開発組合が約1ヘクタールの土地
高岡市が71億8千七百万円余・富山県31億9千七百万円余
地元開発(末広開発)が20億9千万円余。総予算162億3千七百万円余
地権者二十四人居たが従前者は一人となる。「末広開発」のみ。
 昭和63年大型商業店舗の撤退に危機感を深めた地元商店街「末広開発」が
民間主導による再開発を進めたが、激変する社会環境・バブル崩壊により、県
市・民間の三者による再開発事業となった。
結果県施設として県立志貴野高校・県民生涯学習カレッジ。市施設として新中央図書館・生涯学習センター・400席のホール・市民ラウンジ・キッチンサロン
男女平等推進センター等。民間施設として商業施設・ホテル133室を整備した
★ その結果
年間を通じて学生・学習センターへの人の流れが出来・駅前駐車場の整備、県が
751台市が170台を整備することにより、集積地として活用されるようになる。又他の開発地との回遊性をもたらし駐車場―開発ビルを結ぶ空中歩廊を設け
中心市街地として街の活性化に大きく寄与している。
◎目黒区編上1再開発に導入すべき施策として、「ウイークデー」に人の集まる施設を考えるべきであり、又GTタワービルとの連絡橋を考えないと孤立して人の流れ(回遊性)ができなくなる。
 計画は進んでいるが、検討を要する案件である

   福井市「中心市街地の活性化に向けたドランジットモール等社会実験」
   実験概要及び課題について。
中心市街地活性化「TMO」に向けた町おこしの施策としての道路整備
福井駅前の路面電車(複線)を駅前まで単線に変更することにより歩道空間を確保、又電車乗り場を移動式に変更することにより、イベント広場として活用。
 モータリゼイションの利便を考慮して歩道空間と車道との間に駐車空間を確保
タクシー乗り場の確保がなされ、駐車場を整備する。
トランジットモール実験。シャトル電車一回金100円・コミニテーバス(すまいる)100円を運行して人と車社会を融和させ賑わいの出る街づくり、道路空間を利用した体験実験を行う。

所感
新幹線延長の内示を頂いて活気づく日本海地区の中で活気を取り戻す施策として
駅前電車通りの整備が進められている、平成13年にトランジットモール実験
その後セミモールを行い、まちづくり福井㈱を設立してドニチョ祭りを開催市と市民の協同活動が見える、
あいにく雪の日に当たり、道路は雪と工事中でイベント等、人をひきつける企画に当たらず、残念であった。
問題点としてタクシーの利用・荷捌きスペースの確保、路面電車のバリヤー化が
急務であり、公共交通機関の活用を促し気長に市民の理解と協力を頂くPRが必要である。
 目黒区の自由が丘駅前のトランジットモール実験を拝見して、福井市の場合は道路環境が広々として、道路整備と交通実験とか進んでおり、都心の開発に物理的制約が有り、莫大な国・都・区の支援が必要である。
駐車場整備・タクシー乗り場・荷捌きスペースの確保等大変に資金が必要であり
魅力有るイベント・史跡・商品陳列等をPRする企画を重ねることにより街の回遊性を確保しより長い時間を事業地域に留まる魅力作り、マップ地図を気軽に配布できるコーナーの確保も必要に思う。


                  
 平成17年2月2日


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