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■ 風谷ィィィィ~!
夏、これを読むのが定番になってしまいました。 夏見正隆「僕はイーグル・哀しみの亡命機(ファルクラム)」出てたの~vvv 書店の新書コーナーで「ずっとキミを待っていたんだ…」と言わんばかりにたった一冊、表紙の風谷があたしを見つめてい~た~の~~♪
今回の推薦文は押井守氏でございます。 「この辛さは尋常ではない」 そーなのよー、読むたんび、ばかばか風谷ーと涙せずにいられないんです。 主人公風谷修(かぜたにおさむ)は高校時代の恋人と別れ、憧れだったF15Jパイロットになります。しかし自衛隊を取り巻く様々な状況が、いつも彼を生死紙一重の戦闘――ほとんど勝つ見込みのない戦闘――に追い立てるのです。
物語だから当然読み物としての面白さが優先されてるし、ステレオタイプと言われればその通りでしょう。このお話が繰り返し問うことはただひとつ。「自分が信念をもち命懸けでする仕事が、常に偏見と侮蔑にさらされている状況にそれでも耐えられるか」なのです。
風谷は気持ちが優しく、よく泣きます。 パイロットスーツがなければ、引っ込み思案の文系少年のよう。でも彼は大切な人を守りたい、そのためだけに今日もスクランブル発進してゆくのです。健気――もういじらしいほどに健気なのですvv
あー書いてるうちにイーグル・ページ作りたくなってきちゃった…どうしよう(^_^;)。
2003年08月30日(土)
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