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175 デパートにて

ちょっと前のこと。フットサルがあるため吉祥寺にある体育館に向かってたんだけど、途中でサッカーパンツを忘れたことに気づいた。もう時間もないから、とりに帰るわけにもいかない。パンツがないのも困る。というわけでデパートへ買いにいったんだ。
小さな街の対して大きいわけでもないデパートだ。だいたい想像はつくと思う。3階が洋服売り場。時間がないためすぐに近くにいる店員のおばさんに聞いた。
「すみません、スポーツ用品売り場はどこですか?」
相手はもうベテランといった感じの人。
「どんなスポーツでしょうか?」
(スポーツごとに売り場が違うのか?いや、まさか、そんなデパートじゃないだろ)
「サッカーなんですけど・・・」
「あ~、ごめんなさい、うちサッカーは取り扱って無いんですよ」
サッカーパンツがあればそれに越したことは無かったけど、今はそんなこと言ってられない。なんだっていい。
「あ、でもサッカーでなくてもいいです。スポーツ用品売り場をみたいんです。」
「うちあんまりスポーツ用品置いて無いんですよね~」
このあたりからなぜかちょっとずつ向こうの態度が感じ悪くなってくる。
(まぁ少なくてもなんらかのパンツはあるだろう・・・)
「そうですか。いいですよ。どこなんですか?」
「え?」
「いや、だから、そのスポーツ用品売り場はどこなんですか?」
「うち置いて無いんですよ」
「はい?スポーツ用品が、ですか?」
「そうですよ」(キレ気味)
「いや、さっき少ししかないって言ったじゃないですか」
「ありません!」
「・・・・・・」
「うちはスポーツ用品は一切取り扱っておりません!」
「・・・・・・」

最初っからそう言え!!!!
結局普通のハーフパンツを980円で購入。しかもパンツはバッグの奥の方に入っていた・・・。
2004年05月25日(火)

174 路地

「路地」について話をしよう。
村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』で路地について出てくる。主人公の家の裏庭から塀を乗り越えると、裏道としてその路地があるんだけど、不思議なことにその路地には入り口もなければ出口もない。その路地で主人公が猫を探すところから物語が始まるんだ。
先日、自分がイメージしてたその路地と同じような路地を見つけた。残念ながら、というべきか、その路地には入り口も出口もあるんだけど、そこは小説を読んで思い描いていた路地に似ていたんだ。いや、というよりも、その路地に入ったときに、「あ、あの路地だ・・」と感じた。
道幅は狭く、花壇などが置かれて人が通ることが困難なくらいで、人が通る気配は感じられない。どの家にとっても家の裏側で、道を使う利便性が感じられなかった。
そんな路地を通ると、不思議な気持ちになる。どうも落ち着かないんだ。両側にそびえる崖のように家々が建ち、そこのベランダや窓から誰かが俺のことを見てるんじゃないか?って思えてしまう。こっちはどうにも行き場のない気持ちになり、何か悪いことをしている気がする。人の家の裏をとって、誰かに冷たい目でみられそうな気持ち。やましいことなんてなにもないのに、ひどく落ち着かなかった。
でも、そこに留まることはイヤだったけど、路地を通るっていうのはいい。狭い空間に押し込められたあれやこれやって、何かわくわくさせるものがあると思う。どこか知らない土地にいって、ものすごく狭い路地に出会うと、なぜか少し嬉しくなる。
今度路地を探しに行こうかな。理想的な路地がどこかにあるはずだ。
2004年05月20日(木)

173 和欲

友達に起業をしようとしている友達がいるらしい。起業の内容はよくわからなかったけど、テーマは「和」らしく、日本人には誰しも「和欲」なるものがあるという。
その内容はほんとさっぱりで、何がしたいとかはよくわからなかったんだけど、この「和欲」という言葉がおもしろいな、と思った。
確かに和欲ってものはあると思う。俺は和か洋かといったら洋を選ぶ人間で、服装だとかインテリアとか、好むものは洋だ。でも、ふと日本の昔ながらの文化に触れたとき、とても懐かしく感じ、
「自分のどこかでなくてはならないものなんだなぁ」
と感じる。
とても不思議な気持ちなんだよね。「和」に触れたときだけに感じる独特の感情というか匂いというか、心奪われる。
でもそう感じるときに、それと同時にちょっと悲しいのが、客観的にそんな文化を捉えてるってこと。外国人が日本の文化に触れて感動したのと同じように、自分の国の文化だという捉え方ではなくて、どこか自分の今たっている国とは別の国の文化のように捉えてしまっている。それは身近に「和」の文化が根付いている人が、今は少ないからしょうがないことなのかもしれないけどね。でも他の国の人々の多くは、自分の国のこういった素晴らしい文化を、
「どうだ!俺らの国はすごいだろ!」
と誇れるように、自分もこの文化を自分の国の文化と堂々と誇れたらなぁ、なんて思う。少なくとも今の俺には堂々と誇れない。
今の俺の生活には「洋」が溢れてるし、それは望んで取り入れているものだけど、もし自分の周りから「和」がまったくなくなっちゃったら、息苦しくなっちゃうだろうな。
「和欲」あるね。間違いなく。
2004年05月16日(日)

172 女子バレー最高☆

結構前にもバレーについて書いたけど、今日、韓国との試合でアテネへの切符を手に入れたことで、また書きたいと思う。
前のワールドカップ(以下、WC)でバレーにはまってから、今回のオリンピック予選ではかなりしっかり観てしまった。観戦するスポーツの中ではサッカーと並んですごく楽しい。
今回はのWCときと比べて、さらに強い!WCの時はバレーをちゃんと見たのが始めてで、攻撃のバリエーションの多さに驚いてたけど、今回はさらにすごかった。イメージとしては、1セッター・1リベロ・4アタッカーって感じ。とにかく攻めまくり!そんでもって相手は対応しきれてないのを見ると、爽快だよね。
WCに比べて一番違うのが、やっぱり大友の加入だと思う。彼女の身体能力の高さはすごいね。スピードのある移動攻撃は、テニスでいうライジングショットみたいだと思った。竹下からのトスを、ボールがあがる途中で鋭い角度で打ち込むから、きれいに決まる。
あと、やっぱり今回も竹下はすごい。セッターっていうポジションは花形だね。背があんなに低くて、背の高い外国人選手をあざ笑うかのようなトスワークは見ていて気持ちいいよ。
佐々木はかっけーし、栗原はかわいーし、高橋は元気だし、吉原はかっこよすぎだし。
ほんと観てるとはまるよ~!あんまり興味ないって人も、たぶん一度みたらはまっちゃうんじゃないかな?
オリンピックはサッカーとバレーを応援します!頑張れ!日本!
2004年05月14日(金)

171 Mother's Day

今日は母の日。
子供のころ「肩たたき券」やら「洗い物券」なんかを手書きでつくって、妹と一緒にあげてたのを思い出したよ。
他の人の家庭をあまり知らないけど、なんかうちの親子関係というのはちょっと変わってるのかな?って思う。母親は精神年齢が若い、というか幼く、世間一般でいう友達感覚が普通よりも強いのかなって思う。とはいえ普通の親子関係がどういうものなのかわからないから、普通ってやつと比べてみてどうこう言ったところでよくわからないんだけど、伝わることは伝わるでしょ。まぁそんな感じなのさ。
母親のキャラクター上、どうしてもからかわれることが多く、親戚(母親の兄弟など)からもそうだし、母親が通うテニスクラブの人たちからもよくからかわれている。もちろんこれはいい意味で、母親も別に大してイヤがっているわけではない。その人の生まれ持った特性ってやつだね。
家族の中では一番一緒にいる時間が長く、よく話す。俺は家で自分の外でのことを話すのは好きじゃないためほとんどしゃべらないもんだから、話しているのは母親が多いんだけど、会話は多いと思う。何が言いたいかっていうと、重要な人間だってことだ。母親だからあたりまえ?いやいや、そうとは限らないさ。
母の日にはTシャツを2枚と花をプレゼントしたよ。花は花屋で働く友達にお薦めの花をたずねたところ、「カーネーションが基本だけど、ピンクの薔薇が大人っぽくていいかもよ」とのことだったので、毎年カーネーションじゃつまらないんで、ピンクの薔薇を一輪かってプレゼントしました☆とても喜んでくれて、慣れない携帯を駆使して写真を撮り、おばさん(母の姉)におくってたよ。
いつもありがとう!ご苦労様!おふくろ!
2004年05月09日(日)

170 バイト話(ピザ編⑦)

ピザのバイトでの話をひさしぶりにしましょう。ピザ屋って基本的に集客の宣伝のメインはチラシ配りなんだ。そこで配達圏内にチラシを投函する「ポスティング」という仕事がある。
このポスティングをしていたときのこと。マンションなんかをポスティングするとき、入り口のところにある集合ポストに投函するよりも、直接家のドアポストに投函したほうが効果がある、ということで、わざわざエレベーターやら階段やらをつかって1軒1軒配ってくんだ。
あるマンションをポスティングしていて、上の階から順番に6階、5階、4階・・・ときて、3階にきた。5軒が横一列に廊下を通して並んでいる横長のマンションで(まぁ大抵はそうだよね)、両端に階段がある。3階まで下りてきた階段の一番近くのポストに投函するときに、なかなかチラシがポストの中に入ってくれなくて四苦八苦してると、
「がちゃっ・・・」
とゆっくり音がして、ドアノブがゆっくりと向こうからひねられていく。スローモーション・・・。
「やばいっ!!!」
となぜか思うわけだ。なぜか・・・。なぜだ???
咄嗟にすぐ近くの階段に身を隠し、そのまま2階へ。
と、まぁこれだけのことなんだけど、こーゆーことがたまにあるんだ。俺はいつも思う。やましいことをしてるわけじゃないのに、なんでこんなに後ろめたいんだ??ってね。
そのまま家の人と目があって、
「あ、どーも・・・」
と、かなり中途半端なリアクションをとってしまったこともある。気まずい・・・。
俺は悪いことはしてないじゃないか!自分よ!!
結構ドキドキするときがある。
2004年05月08日(土)

169 NO PLAN LIVE

友達に誘われてテレビ番組『内村プロデュース』のユニット、『NO PLAN』の初ライブを見に、中野サンプラザにいってきた。
この番組は自分の中で、常に見ているというわけではないけど、やっていると面白いから見るといった種類の番組で、バラエティ番組の中では好きなほうだ。どうやら俺は「さま~ず」の大竹が好きなようだ。他の人には絶対にない独特な笑いがツボで、またサザンの桑田圭祐に雰囲気がすごく似てるというのも好きな理由の一つ。
さて、こういったお笑いのライブは初めてだった。お笑いをライブでみるなんて初めて。かなりあいまいな予測でイメージしていたんだけど、そのあいまいな予測を越してちゃんとしたライブだった。「歌→コント→歌」という構成で、2000人以上いる会場はのっけからヒートアップしてた。どうやら大ファンの人たちが多いらしい。歌から始まり、観客の多くはフリをマスターしている。俺と友達は手拍子のみでノリ、会場の雰囲気をあじわった。
歌は素人の集まりだけあってうまくはないんだけど、その分楽しませることが仕事の彼らには他に技があった。ライブで歌う歌っていうのは歌のうまさだけではなく、観客を盛り上げることも必要なんだね。彼らはそのパワーを存分に披露することで、飽きることなく楽しめた。
コントにしては申し分なし。番組をもっとしっかりと見ておけばよかったと思える番組ならではのネタも多くでてきて、それにしっかり反応していく観客もすごいと思う。
彼らは本当にプロのエンターティナーだね。普段テレビにでているのを見る限りでは、なんかそれが当たり前になってしまっていてあまり感じないけど、こうしてライブを生でみて、彼らが俺たちに直接ネタを披露するのを見ると、なんかそのことをとても強く感じた。
2004年05月07日(金)

168 祝!1周年!

ついにこの「T.M.Net」を公開してから1年がたちました!☆☆☆
いや~、長かったような、短かったような。1年という期間は色々なことを考えさせてくれるね。時間の長さや短さや、経験や体験や、喜怒哀楽などなど。
忙しくなると更新がおろそかになってしまう面はあったけど、我ながらちゃんと更新してこれたかな?と思ってます。
5月1日には1周年記念で何かやろう!と前々から思っていたのですが、全然用意をしていない中、最近は日々が忙しく、急遽トップページのリニューアルを短時間でやりました。かなり至らない点のあるトップページ。。。リンクとかは無茶苦茶なんで、これからちょっとずつ修正していき、これから2年目を心地よく続けていける土台をつくっていきたいと思う。

このホームページをみてくれている人は、本を楽しみにしてくれる人、映画を楽しみにしてくれる人、日々のぼやきのVOICEを楽しみにしてくれる人(そのほかのコンテンツはちょっと廃れ気味・・・)など、多くはリピーターですがいるので、ちゃんと更新を続けて行けたらと思います。最初のころのような猛烈な更新頻度はなかなか厳しいけど、マイペースでいいかな、と。
とくに検索エンジンにのせてるわけではないので、もしよければお友達にすすめてください。
これからもよろしくです!!
2004年05月01日(土)

VOICE / マッキー

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