甲斐犬ジロー通信
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一昔前までは自分のう*ちが出たら、遠巻きにして踏みつけないように 回収作業を見ていましたが、最近は出たものに対して神経が回らなくなりました。
あっちの方向を見てウロウロするので、全く見て居ませんね。 注意力散漫、ですから踏みつけて大変なことになるんです。
これも老犬の症状なのでしょうね。 ご近所の針灸師さんが、今度ツボとマッサージを教えて下さるそうなので 色々とお聞きしようと思っています。
すでにご近所では有名犬になっていて、声をかけられては 人に近づいて尻尾を振っていました。
お散歩が好きで、歩く気満々。 預かりさんとルンルン散歩しています。
おはよ〜、はじめまして! (ご挨拶中の金ちゃん) 散歩中に声を掛けられると、律儀にご挨拶をしに行きます。
このゴツゴツの体を何とかせねばなりません。
ジロ母が最初に接して時間も長かったせいか、顔を見ると駆けより 懐くものですから、今朝を限りに暫し会わない様にします。 里心が起きては良くありませんから。
多摩支所に保護されていた甲斐犬を今日、引き出しました。 こちらの都合に合わせて頂き、保健所で2週間保護してもらいましたが 引き出すにあたり個人では許可が下りませんので NPO法人「日本動物生命尊重の会」にお力を借りて、無事1頭の犬を 引き出すことが出来ました。
たった1頭、、、、この犬の命を繋ぐまでにどれほどの人間が かかわったのでしょう。 犬仲間、保護団体、保健所の職員さん、獣医さん、預かりをしてくれる方 この他に犬とは縁遠いけれど預かりさんを探してくれた方々、振り返れば 数十人に及ぶプロジェクトでした。 ジロ母ひとりではとても出来ない事を 皆さんが命を繋ごうと一生懸命に奔走してくださり、お知恵を絞って くださり、貴重な時間を費やしてくださり、心配をしてくださいました。 そういう沢山の人の思いを一身に受けて命を繋いだ子
仮称 「隅田川 金太郎」です。
痩せてガリガリなので、どこか悪い所があるのかと心配しましたが 血液検査、内診共に全くの健康体で栄養失調状態なだけでした。
アバラ骨が出ていて頭もゴツゴツで何日間、放浪していたのか? でも、手入れが施された形跡があり、皮膚病が全くありません。 年齢は5〜6才 動きが俊敏で体のキレが非常に良いです。
お行儀が良く、車の中でも「伏せ」で 見事に一枚目の体制になりました。 無駄吠えはせず、何か要求の時は座って目で訴えます。 素人のジロ母にも金太郎君は躾のしっかり入った犬だと感じます。 愛情を沢山注がれて育った子ではないでしょうか、人がとても好きで 呼ばれると尻尾を振って傍に行きます。 かと言って、ベタベタするタイプでも無く、なかなか頭の良い犬なので 落ち着き方もジローとは比べものになりません。 コトバの理解が深く、人間との信頼関係が豊かだったのでしょうね。 想像するに、甲斐の本領を見抜く方が手塩にかけて育犬されたのでは ないかと、、、、。
これからは里親さんを探す事になりますが、里親にお声をあげて下さる方は
http://www.npo-alis.org/「日本動物生命尊重の会」
を通して審査を受けて頂きたいと思いますので宜しくお願いいたします。
預かり先では和紙に囲まれた倉庫兼住居で、静かに暮らしはじめました。
今年もこの季節がやってきました。 実はすっかり忘れていたのですが、朝、銀行へ行く途中に気が付いて 即、物色しました。 もう直ぐ京都の陶器市に行くので、今回は押さえて押さえて、、、、。
「双葉」さんで一番最初に目に止まった半端物の鍋島を確保
次にガラスの器が欲しかったので、これも籠のなかから見つけて 赤の色違いもペアで買おうか迷ったのですが、、、、失敗でした。 夕方に行ったら、もう売れて無くなってました。 返す返す残念でございます。 迷いはいけませんね、スパッと決めて買うのが原則です。
今回は珍しく3点で終わりましたが、京都では背負って帰らないように 充分気をつけよう。
ジロ家界隈は路地が多く、住宅密集街です。 休日の今朝も早起きして、この路地からジロ父が散歩に出ました。 その後をジロ母が付いて歩き、写真を撮っていると
昨日、もう直ぐ脱皮の蝉が数匹朝顔のつるにつかまっていて 今朝はその蝉を探したら、見事に脱皮した抜け殻が残っていました。
お花を育てているご老人が綺麗だから撮って行ってと仰ったのでパチリ
もう一枚パチリ
ジローはオチッコだ。
出すものが出たら朝飯だね。
あらまぁ〜、勢いあまって傾いちゃいましたね。
八月に入りました。 なんだか、夏らしさを感じない。 梅雨が明けぬ異常気象が農作物、漁業にも被害が出始めているようです。
蒸し暑いので、水をぶっかけてガシガシダブルコートに染み込ませて みましたが、なかなか地肌までは通りません。
甲斐犬の被毛の優秀さに、また今日も感心させられてしまった。
お参りして、日陰を縫うように帰りつきました。
ジロ家は窓を開ける事が出来ません。 何故かと言うと、猫の長さんが網戸を開けることが好きだから。 網戸とガラス戸の間に入り込んで、網戸を開けたら、ここは5階ですから 真っ逆さまに落ちること間違いありません。
このようにす〜〜〜っと
ヌッと顔出す
両足を入れ、網戸との間を歩く変猫
アップにしてみると、、、、、
危険極まりないでしょ〜。 毎日、これの繰り返しなので、粘着テープを貼って開けないようにしています。 室内は蒸し風呂になるので、エアコンにお世話になる毎日です。
暑さの影響でお散歩もノラリクラリ、朝の食前散歩だけは 別犬になって激走しますが、日中は出たら最後帰ろうとしません。 何処に行きたいのか、、、、暑いんだからオシッコが済んだら帰ろうと 言っても座り込んだり、首輪抜けしそうに後ずさりします。 後ろ足も不安定で、誰が見ても足が悪いのか? と言われる歩き方です。 14才なので、当然なのですけれど。 只、人間と違って老いは突然やってくるので、こちらはとても驚き 心配になるんですね。 シャキシャキ歩く老犬は見た事が無いし、皆似たようにフラフラしながら お散歩をしているので、現実はこういう姿なのだと言い聞かせながら 散歩しています。
良く言えば、性格は一層まろやかで飼い主に何歩も近づいて来て いますし、うっかりリードが外れても、遊びに行く気にならないらしく 常に飼い主の傍に戻ります。 触られる事も大好き、ジロ母と話をするのも大好き、しっかり目を見る、 見続ける事が出来るので、年を取るとお互いに心の中を見透かせて 付き合いが出来ることでしょうか。
今年の夏を乗り越えたら、秋にはドライブして皇居の芝生の上を歩こうと 思います。
2009年07月29日(水) |
喜内古家さんの夏バージョン |
ジロ母の大好きなお店のひとつにあげられる手作りパンとカフェの 「喜内古家」さん ご近所なので、ほぼ毎日のようにパンを求めに通っています。 こちらのパンを食べたら、ちょっと他所のパンは頂けないので、、、、。
今年の夏はかき氷を販売するというので、パンを買いがてら かき氷を食べる事にしました。
氷以外は全部手作りなので、あずきもお抹茶も程良い甘さです。
喜内古家さんは食の原点を思い出させる品々を提供しているので パンも飲み物もスィーツも素朴で体に優しい味が魅力のお店です。
このパンはジロ母が大好きな白神酵母パン、泥臭い香りが好きです。
食パンはジローが嫌いな薬を飲む時に埋め込んで与えたりもしますが ジロ父は焼いて、オリーブオイルと塩を振って食べるのが 何とも言えなく美味しいのだと大のお気に入りです。
あ〜美味しかった! と満足気でお会計を済ませようとすると可愛い笑顔でお見送り。
長靴もママさんのご厚意でカウンターの下に置かせていただいたら あっという間に数足、売れてしまいました。 やっぱり、雑然とした金物屋のウインドーより喜内古家さんのポリシーが 感じられる所にお客様の目はとまるってものです。
ここが肝心要!
ぶれないポリシーは語らずも、その品物を見て食べて感じますから 経営者の精神が率直に伝わるものです。 そういうお店がご近所に存在する事は凄く意味があるとジロ母は 感じています。
ずっと葉っぱを食べ続けています。 固い葉でも良いようです。
風通しの良い通路に繋留して、、、最近は大人しくしていて リラックスポーズで休んでいます。 散歩に出る時は水シャワーをたっぷりかけてやります。 ウットリしながらされるがまま ダブルコートを通すまで水をかけ続けると、やっと体が冷えるのか
あ〜、いいきもちダーーー!
と半分居眠りこいていますよ。
日差しの強い日は数回、こんなことして濡れネズミでお散歩です。
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