甲斐犬ジロー通信
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シルバーウィーク中、最大の楽しみはBebeちゃんのお里を訪問すること。 いつか訪れたいとずっと思っていましたが本日 Bebeパパ&ママさんのご案内で夢を叶えさせて頂きました。 遠足前日の子供のように、嬉しくてワクワク感に浸りっぱなしのジロ母は 座席指定も持たず満員の自由席車両に乗り込みましたが、幸運にも 指定席ゲット、滑り出しから運気上昇気味です。
小淵沢駅にパパさんがお迎えに来て下さり、先ずは腹ごしらえをする為に 鰻屋さんへ案内していただきました。
駅から歩いて数分の所に趣のある鰻屋さんが開店前から行列が出来ていました。 鰻大好きジロ母はこれまたワクワクしながらBebe家の皆様と小一時間並ぶ間 建物観察なども楽しみました。
見事な彫りの案内板です。
看板もうなぎっぽくて、良い感じです。
ジロ母は白焼きにレモンを絞って、塩・山椒で頂きましたが 待った甲斐がありました! ふっくらとした焼上がりとご飯のおいしい事。 白州のお米は豊かな水と土壌に恵まれているからなのでしょうか こしひかりにも負けない甲州の宝米とうなぎのコラボを楽しみ 大満足でした。
箸袋も良いですね〜〜
麻のれんは柿色に染めでオシャレで、私は舅ババアのように 看板ものれんも撫でまわし確かめさせて頂きました。 お腹もいっぱいになって
イザ! 南アルプスおBebeちゃんのお里へ〜〜
右を見ても左を見てもブドウ畑が広がる甲府盆地 先ず、ブドウ園を案内して頂く為に、軽トラックに乗り込む私達
鳥のさえずりが聞こえる長閑なブドウ畑を〜♪
風に頬を撫でられながら〜♪
軽トラに乗った昔若人だった私達〜、アハァ〜♪コリャコリャ!
と歌ったかどうかは????
着きました! たわわに実った秋の宝石
美しいでしょ〜 カタチもですが、お味も別格なのです。 ご夫婦で愛情込めて、大事に大事に作り上げた日本一のブドウ 今まで味わったことのない、、、、コトバで味を表現することは難しい のですが
ブドウは香り、甘み、酸味、えぐみ、渋みが命なのだそうです。 品種によって、すべてそのバランスを変えて作出されているので もうアーティストの域に達していると感じます。 他所では味わえない味がある、個性を強調することなく優しい味わい 大声上げて絶賛したい気持ちです。
Bebeパパ&ママさんも、お味見中です
もいだブドウは箱におさめられ、蓋にはご主人の素晴らしい筆書きで
「秋の風」「山麓から秋の香り」
と口上のような墨入れで仕上がります。
こうして出荷配送される箱を受け取る側は粋な配慮に感激 そして蓋を開けてその美しさに感動、粒を口に入れて、しみじみと 美味しさに引き込まれていきます。
散々、ブドウ園でご馳走になり、ご自宅までまた軽トラで戻りました。 ここから甲斐犬話題になりますが、居ました、居ました甲斐犬が5頭
近づくと吠えるので、遠くから拝見していましたが本当に美しい甲斐犬達 瞳の奥に青く光るものが見えます。 見とれてしまって、すっかり写真を撮る事を忘れていました。 犬作りもブドウ作りも日本一 そういう方に一度お会いしたい、お話を聞きたいと思っていた事が 今ここで実現して、ついつい背筋がピ〜〜〜ンと伸びてしまいました。
犬をいかに見ているか、あたしゃ見ていない事に気付きましたわ。 固定観念で見ていると真実が分からない、見過ごしてしまう事が あるんですね。
威張る事無く、犬のお話を楽しくしてくださいますが、人間を含め 生き物に対する深い愛情、命ある物への感謝と尊敬とを持って 「手助け」をされておられる。
自分が作出するのではなく、手助けをしてやっている
と仰いました。 素晴らしいご夫婦だなぁ〜、収穫が終わる頃には実りをもたらしてくれた 木々を1本1本撫でながら、ありがとうと感謝のコトバかけをして歩くそうです。
頑張ったなぁ〜、ありがとうなぁ〜
そう言って話されるFさんのお顔の美しかった事
このまま居着いたくなってしまったジロ母は、お名残り惜しくて 帰りの電車に乗り遅れても良いや! と思っていましたが、Bebeパパさんが小淵沢が間に合いそうにないと 韮崎駅まで、すっ飛ばして下さり滑り込みセーフで無事に乗車出来ました。
興奮冷めやらず、車中でも家でも疲れ知らず、ビビビッと感電したようなんです。 私の人生の思いでアルバムにしっかり書き遺したい方達との出会いを 作って下さった、Bebe家の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました。
2009年09月20日(日) |
八百屋さんのおばさんに会いました |
写真がアップ出来るようになったのですが、今度は写真の位置が おかしくなってしまいました。 お見苦しいのですが直るまでご勘弁下さい。
久々のジローです。 甘えん坊になってしまい、ちょくちょく事務所でジロ母の足の間に 頭を突っ込んで過ごしています。
 事務所に入れると、こんなことして甘ちゃんに、、、、。
今、思えば、ジローが生きがいだった、「魚屋さん」「八百屋さん」が 続けて店じまいしてから、急に衰えが始まったように思います。 毎日、毎日、りんごを貰い、魚の頭を貰い歩くのが、何よりも楽しみで 方向を変えようとすると、まんまと先回りさせられ現地に 到着してしまうので、ある意味戦いの日々散歩でした。
犬も生きがいが無くなると、ガックリしてしまうんですねぇ。
卑しいジローには、おじさん、おばさんに会えなくなってしまった事が ショックだったのだと思います。 その時は感じなかったのですが、、、、。 所が先日、道でバッタリ八百屋さんのおばさんにお会いしたのです。 半年ぶりくらいでしょうか。 するとジローはおばさんを見つけるや、尻尾フリフリ近づき 正面にお座りして、おばさんの手をじーーーーと見続けています。 ジロ母と長話をしている間中
右手をジーーーっ 左手をジーーーっ
おばちゃ〜〜〜ん、あっしジローだよ!
ってな感じで、おばさんが下げていた紙袋の中に頭を突っ込んで 自分に注目させたりして。 おばさんは、りんごを持ってなくてごめんね〜と言いました。
おじさんが随分元気になってきたと話されて、病状のことなど 詳しく教えてくださいました。 ジローと会った事をおじさんに話したら喜ぶと言って、ジローの頭を 撫でながら
会えた事、おじさんに伝えるからね。
と嬉しそうに話されました。
ジロー良かったね、嬉しいね。
巷では、シルバーウイーク初日なのだそうです。 ジロ父はFグループ合同演奏会本番、お弁当持って早朝に出て行き ジロ母は午前中店番、午後店を閉めてから、すみだトリフォニー大ホールへ。
Hフィルハーモニー管弦楽団が参加されたので、豪華な合唱祭となり 気分良さ気にジロ父は歌っていました。 昨年、私達とジローの事を書いて下さった記者さんご夫婦も来て下さり
 素敵なお花を頂きました。 ジロ父、至極ご機嫌でございました。
夕飯はいらないと言うので、いつもの夜回り友人とご飯を食べて 深夜に神田明神へ行く事にしました。
 深夜でも次々、参拝客が訪れています。

夜の神社仏閣巡りも楽しくなって、これからママちゃり漕いで 下町を巡りたいと思います。
相変わらず、写真が貼れないのでつまらない動画でご勘弁を。 明日はジロ父の記念演奏会です。 晩御飯を食べて、さてさて明日の練習をしなきゃと始まりました。 猫ズは気持ち良く寝ていたのに目がパッチリ開いてしまい 偉く迷惑気です。
久々にジロ家前で会いました。 遠くから見ると、ふた回りくらい大きく感じるほど肉が付いて来ましたね。
金ちゃんは朝晩のお散歩に複数のお付きが付いています。 大名行列のようで
皆の者、いざ行かん!
と金太郎が号令をかけて
「ささっ、参りましょう〜」
そんな感じのお散歩行列でございます。
ジロー通信をずっと応援して下さっている甲府在住の方から お手紙が届きました。 その中に「山梨日日新聞」のコピーを同封してくださいました。
甲斐犬の里、芦安地域で甲斐犬復興の取り組みが始まり、繁殖をして 産まれた仔犬を先ずは市内に譲渡して広める計画があるそうです。
山梨=甲斐犬だと誰でも知っているものと思っていたら、愛護会展覧会時に 乗ったタクシーの運転手さんは山梨の方なのに見たこと無いと仰るので 驚きました。 近頃は洋犬のほうが人気で、小型犬を飼う人が多いからね〜 などど仰っていましたが、山梨でもその傾向なのですね。
猟師さんの犬という方もいますが、家庭犬としても能力を発揮して 子育てもやってのける子煩悩な所もありますし、家庭内使役犬として お手伝いも沢山します、家族のコミュニケーションを高める天才 そういう良さも是非、広めて欲しいです。 間違った飼育をして不幸な犬を出さないこと、収容犬を増さないことなど 計画書に盛り込んで甲斐犬の里復興を目指して頂きたい。
金太郎が何処を放浪していたか、甲斐犬りくちゃんのママからのメールで 分かりました。 金太郎は武蔵野の森公園を放浪していて、公園に来るおじさん達が やせ細ってお腹を空かしている金太郎を可哀そうに思って パンを買って与えて下さったそうです。 でも翌日、保健所に連れていかれてしまったと話していたそうで そのやせ細った犬が間違いなく金太郎です。
金ちゃん、なんで武蔵野の森公園に入り込んでさ迷っていたのでしょうね。 飼い主さんとお散歩に来た事あったのか? はたまた、放浪している内に入り込んでしまったのか、あの痩せようは 2カ月以上、喰うものも喰わずだった事でしょう。
今は胸に肉が付いて来ました。 体はあばら骨が隠れるようになったものの、まだ痩せています。 夜散歩はお付きが2人同行しての大名散歩なんかしちゃって、金太郎さまさま。 ティティママさんもそんな金太郎散歩を目撃したそうな。
金ちゃんに偉そうにするジローも、ここに来て頻尿が治りました。 ステロイドを切って、すっかり体から抜けたのですね。 薬が抜けるまでの時間は容易ではなかったってことなので、麻薬となると 人間の体から完全に抜け切るのは相当の時間を要するのだと思います。
相変わらず写真が貼れないので、面白くも無い動画で失礼いたします。
日中のジローは目が見えるので、調子の良い時は耳も聞こえるのか 良く反応してくれます。 ジロ家は8年ですけれど、老犬になると飼い主との信頼関係の構築が 日々の生活に大きく関わるように思えます。 長生きの犬は20年以上も信頼関係という命綱で繋がっているのだと感じます。 どうか皆様も愛犬との相思相愛のような関係を築かれ、ご長寿を目指して 下さいませ。
まだまだ有料版画像対応に切り替えてもらえません。 エンピツさ〜〜ん早く、確認作業しておくれ〜〜〜。
今日の話題は「地球温暖化」 先月末「朝まで生テレビ」にうっかりチャンネルを回してしまったが為 朝まで生テレビのめりこみで見てしまいました。 温暖化派の江守氏・明日香氏×寒冷化派の丸山氏・武田氏の激論。 両方々は研究者であられるので、専門用語がチト難しかったのですが ベテランの丸山氏&武田氏の温暖化懐疑論を説明される時、数字だけを 追った論理ではなく、宇宙全体がどのように影響仕合っているか 数字に重ねてその検証の仕方と予想を詳しく説明し展開されていました。
その時の画像です。
素人のジロ母は丸山先生というお方を知りたくなりました。 動画を探しては毎日見ているのですがこれが面白いんですよ。
物事には主流と反主流とがあるのですが、環境問題も然り 反論を聞いてみるのも大事ですね。 健康な国家は確かに、主流のみに流されない事かもしれません。
この動画は是非ご覧ください。
私達が住む地球は私達の心がけによって、これから変わっていくのでしょう。 大切な地球を守り、未来に繋げることは全地球人の責任ですね。
後ろ足の衰えと共に、リードが後ろ足に絡んだのを自力で治せなく なって来ました。 足の震えは無いのですが、気を付けて見てやらないと何重にも絡まった リードで足の自由が効かなくなる事が心配です。
ちょっとしたことなのに、足をあげて外す事が出来なくなるんですね。 注意力が物凄く低下しています。 人間の老化と全く一緒なので、退屈しない様に体を触ったり 家の周りだけ歩いて風やお日様に当たったりするようにしています。
耳の衰えに加え、嗅覚の衰えも進み、現在はご飯やおやつは 鼻に押しつけてから、位置を教えて与えています。 犬の視覚、嗅覚、聴覚は生命維持に大切な器官なのですが、人間以上の 早さで衰えは進んでいます。
14才5ヵ月というのは厳しい年齢なのだと感じています。
まだ有料日記に復帰させてもらえないので写真が貼れないです。
ジローの近況ですが、夜になると道に迷う事が頻繁になりました。 涼しくなって、気分良くヒョコヒョコ歩く時、何処を目指しているのか 一生懸命なのですが、途中でふと我に帰り、道に迷った事に気付きます。
さて、どう帰ろうか、、、、四苦八苦しながら帰る時もあれば 誘導してやらないと帰れない事もあります。 きっと、自分の家に帰れない事を
あっしもこんなになっちゃって、、、、。
とショックを受けているのかもしれないので、飼い主は何食わぬ顔して ジローと帰ります。 よく老犬が保健所に収容されているのを見ますが、きっと方向感覚が鈍って 帰るに帰れなくなってしまっているのだと身にしみて分かりますね。 若い時と違って、ふらっ〜〜と出てしまうと慣れた道でも分からなくなり 何処までも歩いてしまうのでしょう。
新たにジローの首輪に名札を装着しました。 名札2個にお守りを着けているので、もしリードから離れてしまうことが あった場合、これで助かるかもしれない。 とか色々、老犬ならではの問題がボチボチで初めて来ました。
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