甲斐犬ジロー通信
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今日はcyokoさんとジロ父、ジロ母とで飲み会をいたしました。 本当はもう少し良い店で飲みたかったのですが、急遽決まったので 予約が間に合わず、場所は銀座なのですがジロ父が昔から飲みに行っている 安酒場で失礼いたしました。 先ずは季節定番の牡蠣を頂きまして
エビサラダや肉豆腐などつつきながら、久しぶりに楽しくお話をしていたらドド〜〜〜ンと外人さんご一行様がお隣の席に着きました。
肌の色も色々で、国際色豊かな団体さんだなぁと思いながらこちらも飲んでいたのですが、、、、、、、 いきなり歌を歌い始めました。 なんだ? と飲んでいるお客さんはビックリ!
ノリノリでコーラスが始まりましたが、かなり上手い! とジロ父が言うので、何処から来た人達なのか聞いてみましたら ニューヨークから来ている、宇都宮でも歌って来た、今日は丸ビルで 歌って来た、、、、、悲しいかな、そこまでしか会話が成立しない為 通訳さんに聞いてみました。
ニューヨークの国連職員合唱団だそうで、13カ国30名で来日して 芸大の学生とのコラボや宇都宮でも招待を受けて「楢山」も歌って 涙と感動の合唱を披露したと芸大の先生が説明して下さいました。
ホホッ〜〜〜〜、そういう方達なのですか!
何を飲み食いしているかというと、日本酒、ワイン、すきやきなど 怒涛のように和食を食べて飲んでいたました。
すだれの向こうにイタリア人がオーソーレーミーヨ〜〜〜と歌い出し その歌いっぷりに聴き惚れるジロ父
ではでは動画を2本、お楽しみ下さい。
居酒屋貸切状態で歌いまくって楽しんでいましたが、私達もこんなに素敵な ハーモニーを聞きながらお酒を飲めるなんて、楽しいですね。
日本の歌を何か歌って欲しいとリクエストをしたら、お酒がまわっているので上手くは無いけれど、「赤とんぼ」を歌いましょうと最後にしみじみと 聴かせてくれました。
ボランティアで各国を回るのだそうです。 明日、帰国するので今日は打ち上げで盛り上がっているんだ、、、。
ジロ父は合唱団に紹介して頂き
名前は? パートは?
お答えするとピーピー、イェイ! と拍手、どこまでも楽しそうな人達ですね。
お客さんも最後は手を繋いで
店中の人が手を繋ぎ輪を作りながら歌いました。 少なくともここに居る13カ国と一ヵ国の人は平和の輪を作ることが出来ました。 こういう出会いはなかなか有るものではないけれど、一緒に楽しめて平和な気持ちになりました。
2009年10月30日(金) |
早くも来年がスタート |
積丹半島の港
今年も残す所2カ月になりました。 来年も千代田区で働く外国人に着付けをする依頼が入りまして、今年もそんな慌ただしさが早くも始まりました。 昨年同様、大プロジェクトの醍醐味を楽しみたい半面、高齢の先生に 負担をかけないよう、準備をしっかり私達で進めなければいけないので 不安もよぎります。
masamiさんも昨年に引き続き参加表明して下さり、来年はお子様の着付けと殿方の袴と引き受けてくださるそうです。 昨年初めて髪の結い上げで参加された70代の方も 疲れたけれど忘れられない楽しさだったから、、、と快諾してくださいました。 それにジロ母が通っている美容院の先生が、手伝えないけれど髪飾りと かもじ等を寄付してくださると心強い協力を申し出てくださいましたので 強い後押しで何とかなると思いたいです。
物事は何とかなるものですが、問題は今回若手(一応その部類に入るので)の私達が着物の調達から準備迄と当日、30名〜40名のいろいろ体型の 外国人に合わせて仕上げが上手く出来ますか、、、、、本当は不安半分です。 ということで、そろそろ特訓も開始せねばなりませんし、ジロ母はこれから 怒涛の年末年始を迎えそうです。
鍼灸師さんは犬の体も人間で感じるような淀みの場所が分かるようで 今日はジローの首のコリと肺の治療をしました。 動画の後半に鍼灸師さんがジローの肺の悪さを指摘されました。 鍼を初めて一番変わったのが、ゆる便が治った事ですが見事に健康体の うんpに戻りました。
ジロ母が留守にしていた間、特別困らせることもなく過ごしていたようですが、いつものように階段の上を見上げ続けていたようです。 出掛けるからとあんなに話して行ったのに、、、、、 階上から下りてくると思っていたとは、ある意味理解不足な犬という事ですね。 首がコリコリになってしまったので、鍼治療の予定です。
写真は積丹で撮っただけ、その他がありません。 で、今日は札幌駅から千歳に向かうホームで一枚
この暗さが、北国の雰囲気を醸し出しているように感じます。
空港ではこんな写真と
こんな写真しかありませんが、ししゃもラーメンってちょっとやり過ぎでは ありませんかねぇ。
3泊4日の札幌紀行、、、、息子達も慣れない地で一時はどうなることか 心配しましたが、逞しい娘に鍛えられ、想像以上に強く生きているので もうそれで十分と思い安心しました。
ジロ母にとってはもう子供は別物と捉えることが出来ましたね。 サバサバ感に浸っております。
帰りの窓からの眺め、、、羽田が近づいているようです。 帰りは頭痛も起きなくて楽ちんでした。
(カムイ岬)
今回の札幌訪問は息子一家のことよりも、昨年札幌行きの飛行機内で会った 人との再会がメインです。 昨年八月下旬に、ももちゃんに会って欲しいと言われて、ご自宅にずうずうしくお邪魔しました。 ももちゃんは横たわったまま、大きく息をしていて苦しそうには見えなかったけれど、命の灯が細く細くなるように感じられました。 私はももちゃんの体を撫でる事しか出来ず、しばらくそうしながら ももちゃんの容態は深刻であることが分かりました。
帰宅して3日後に亡くなったことを後になって知らせて頂きましたが 飼い主さんは事あるごとに、お手紙や電話で胸につかえた思いを 伝えて下さって、札幌にいらしたら会いたいと話されていたことが ジロ母はとても気になって仕方なかったです。 ペットロスから立ち直れない、、、、たかが犬ごときにと言う回りの 人達には決して話せない辛さ。 犬を飼っている人にしか心の中の悲しさを聞いてもらえないとの思いが 感じられました。
孫のように思い育てた10年と仰り、愛情をかけていらしたのでしょうね すべてが通じ合う間柄だったそうです。 3才の時、飼い主だった老人から頼まれて預かったことから、事情があって 引き続き育てる事になった子との豊かな日々を思い出すと、今の現実を受け入れることがとてもお辛いのです。
ジロ母も漠然とペットロスのことは聞いて知っていますが、当人の気持ちを 聞かされて初めて、我が子を失ったと同じ気持ちであること そして、してあげられなかった事、気付いてあげられなかった事から 後悔の念と苦しみを抱えてしまっている、、、、。 ジロ母の出来る事は聞いてあげること、一緒に愛犬の話をして笑うこと そのくらいしか出来ないのですが、時間がきっと癒しを与え 元気を取り戻すと信じたいです。 また次の機会にお目にかかり、ももちゃんの想い出話を沢山お聞きしたいと思いながらお別れしました。
観光気分の無いジロ母ですが、今朝は息子一家が積丹半島に案内してくれました。 酪農農家や畑を見ながら、車は真っ直ぐ走ります。 港の脇を通り突き当たった岬が女人禁制の地神威岬
澄み切った瑠璃色の海が広がっていました。 北海道の海を真近に見たのは初めての事でしたが、海底が見えるほど 澄んでいます。
岬の先端迄、整地された道が続く訳でなく、山登りしているようで 起伏の激しい道をバギーカーでは行きつけないので、バギーカーは途中で投げ出しました。
海風で浸食された岩があちこちに見え、ちょっと異国チックな風景が広がり 不思議な感じです。
夏はウニ漁の魚場で生のウニが美味しいらしいです。
ピレーネ連れてお散歩する人に出会いました。
クンクンと臭い嗅ぎをしてみさきちゃんの脇を通り過ぎていきました。
険しい道もノッシノッシと歩く岩場散歩のピレーネ犬は呼吸も乱れず 平然と歩き去って行きました。
此処まで来るのに汗ビッショリになりましたが、海は穏やかで風も緩やか 気持ち良い山歩きです。
お腹もすいて来たので余市へ向かう途中、漁港に立ち寄りました。 魚釣りをする人が岸壁に並んで日向ぼっこしているように見えました。
余市は初代宇宙飛行士毛利さんの出身地だそうです。 宇宙温泉と書いてありまして、、、、単なる風呂屋のようですが 宇宙とお風呂をむりやりドッキングしている所に地元の熱意と希望が伝わります。 昔は賑わった町並みも、ほとんど眠っているような状態で北海道の経済は 相当深刻だと感じました。
余市にある市場に寄って、お昼を頂くことに。
私とお嫁ちゃんは魚介の丼、イカ刺し、毛蟹の味噌汁を 息子はいくらの大丼とイカの丸焼を食べてお腹ははち切れそうになりました。 市場ではまたまた、食材を買いこんで帰りました。 明日は今回の一番の目的、昨年飛行機内で知り合った方と会います。
昨日の悪夢のような出来事を振り払うように飛行機に乗りました。 居眠りすることなく、ずっと外の様子を気にしていました。
地平線を見ていると何となく落ち着いてきます。 千歳に近づくと頭痛が始まり、いつもこの時間帯は悩ましく気圧に 耐えられない弱い体質には困ったものです。
息子の家に行く前に、食材をドッサリ買いこみ今晩は飯作りばあさんに なりました。 まっ、これが楽しみ仕事なので、ジロ母もストレス発散になります。
韓国料理のチャプチェ、帆たて、タコ、ヒラメの柚ごしょうドレッシング
冷たい韓国餃子のぴょんす カブと柿の漬けもの ワインを飲みながら、楽しく宴会が続きましたが、、、、突然孫娘の夜泣きで大変なことになりました。 人が一人入ると、環境の変化に敏感に反応しますね。 しかし、ジロ母は犬と人間の子供との共通性を検証する楽しみがフツフツと 沸いてまいりました。
2009年10月23日(金) |
二度ある事は三度ある、、、 |
ジロ母は明日から札幌です。 前日予約サービスのお知らせメールが届いたので留守番ジロ父にフライトを 知らせるメモを取りました。
ん?!
千歳発?
ぎゃぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!
なんと、あたしゃ羽田発11:30を予約したと思っていたら 千歳発になっているではないか。
慌てて、電話で確認したところ
はい、お客様千歳でご予約頂いております
とキッパリ仰るではありませんか。
ひやぁ〜〜、偉い事になってもうた。 兎に角、羽田発に変更しなきゃならないので、一番安いフライトに変更を お願いしました。 キャンセルと新たに予約とを済ませたら、ちっとも安いチケットの意味が 無くなりました。
そうして一件落着かと思っていた所、猫の長さんが挙動不審。 もしかして?! 洗濯機ダ!
洗濯機の排水ホースを抜いて、水が床いっぱいプールになっているではないか。 階下の天井からも水漏れ! 長さんの趣味はホース外しで、ホース口を銜えてぶちまくのがストレス発散になっているのか、、、 カジカジされて取り替えたばかりなのに、もうガッカリです。 後片付けを済ませ、夕飯の支度にとりかかりました。
カブの皮剥きしていたら、、、二度ある事は三度ある、その通りになってしまった。 指を切ってしまい、カブは血だらけになり、私も止血するのに時間がかかり 夕飯どころでは無くなってしまいました。
嫌〜〜な雰囲気です。 不穏な空気です。 生きて帰れるのか、その前に無事に着けるのか、、、、、、。 もうここまで来たら、丸投げ状態でひとり遊びを楽しむことにしますわ。 気を付けて行ってきます。
段々、可愛い顔になって来ました。 相変わらず抱っこは嫌がりますが、撫で撫では大好きで体を寄せて来ます。 目の衰えは一段と進みましたが、変わって感性を研ぎ澄ましながら 生きている感じがしています。
店内で放してやると、商品にぶつかるのですが慣れるとそういう事も ありません。 臭いや空気の流れ、気配を感じ取りながら確認して移動しています。 耳も遠いので、コトバの代わりが大事になり、体に触れて合図をすることが 一番安心のようです。
触れる事でジローとの目に見えない繋がりを感じながら過ごすこの頃です。
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