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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2002年08月29日(木)
Vol.170 夏と秋のはざまで

おはようございます。りょうちんです。

高校野球の秋季大会予選を見に行った。予選なので、いろんな球場で開催されている。今日俺が行ったのも、市内にある運動公園。実はこの場所、高校のマラソン大会や小学校の陸上競技大会で使われたりと、俺としても昔からなじみ深かったりする。交通の便は非常に悪いが、その分緑に囲まれた球場なのだ。
駐車場に車を止めて、野球場まで歩く。ものすごい蝉しぐれ。この夏、蝉の声はたくさん聞いていたが、これほどまでに蝉の鳴き声を大きく感じたことはなかった気がする。アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ、まだ昼も過ぎたばかりだというのにヒグラシの鳴き声も。マジですごかった。
さて野球場に着いて、いつものように試合観戦をしていたのだが。たしかに残暑は厳しいのだが、7月に比べるとひざしがだいぶ翳ってきた気がした。直射日光はさすがにまだ鋭いが、太陽が雲間に入ったりするとちょっと和らいだ気分になる。何よりも、時々吹いてくる風がすっかり涼しくなっていて、どことなく夏の終わりのにおいがしていた。ふと目をやると、とんぼ。秋風に吹かれながら、そっとフェンスに止まっていた。
空を見上げれば、なんだかずいぶん高くなった気がする。夏特有の入道雲もあったことはあったのだが、この空はもう夏の空じゃないな。暑い暑いばかり言っていたけど、そうか、季節は確実に変わっていってるんだよなぁ。よし、夏の終わりをもっと楽しまなくちゃ。秋に向けてもっとがんばらなくちゃ。新チームになった球児くんたちを見て、夏と秋のはざまで俺はそんなことを考えてみた。そういえば今年はまだ、かき氷食ってないな〜。



2002年08月28日(水)
Vol.169 ribbon

おはようございます。りょうちんです。

高校1年生だった夏、俺は生まれて初めてのアルバイトをした。とあるラーメン屋さんでのお仕事。餃子の仕込みをしたり、お客様の注文を聞いたり、できあがったラーメンを運んだり、お会計をしたり。汗だくになりながら、30分も自転車をこいで通っていた。今となっては、もう懐かしい思い出だけど。
最初のお給料で買ったものは、ずっと欲しかったCDコンポだった。貯金していたお年玉と合わせて、奮発して手に入れた。そして初めて購入したCDは、渡辺美里の『ribbon』。あの夏、俺の頭の中では常に彼女の清らかな声がこだましていた。
俺にとってこの渡辺美里の『ribbon』は、究極の名作として選ぶ一枚だったりする。青春時代のど真ん中にいたあの頃の俺は、このアルバムに入っている曲の歌詞からいくつもの大切なコトバを胸に刻んできた。「ハートは石でもガラスでもない」、「夢を夢のままでは終わらせないでいて」、「一番速いランナー勝つとは限らないよ」、「一番の勇気はいつの日も自分らしく素直に生きること」、「あれから10年もこの先10年も振り向かない急がない立ち止まらない」…etc。あれから10年どころか時はもっと経ってしまったけれど、いつになってもけして色褪せることのないコトバの数々に、くじけそうになった時も助けられてきた。
もう何度聴いたかわからない『ribbon』。だけど今でも俺は、時々このアルバムを聴いてみる。そしてそのたびに、あの夏の「リボンが風にゆれるサマーデイズ」は、甘酸っぱい思い出として鮮明によみがえってくるのだ。俺がいつも遊びに行く某HPで、最近このアルバムの歌詞が話題になっているのだが、俺と同世代の人の中には、このアルバムに少なからず影響を受けた人がたくさんいるのだろう。そう、まるで俺のように。



2002年08月26日(月)
Vol.168 中華街

おはようございます。りょうちんです。

それは突然決まった。遅い夏休みで4連休中のSくんからの「中華街においしいものを食べに行こう!」という電話。休みだった俺は、もちろんOKの返事。というか、俺らはいつもこう。計画なんて立てたことがない。いつものように思い立ったら即行動なのだ。
実は昔、横浜市民だった俺だけど、中華街って行ったことがない。おいしいものをたらふく食べてやると、期待を胸にわくわくモード。1時間後、お迎えに来たSくんと出発。途中、池袋でKさんをひろう。渋滞の首都高を抜けて、横浜に着いたのはもう4時も過ぎた頃。お昼ごはんを食べてなかった俺らは、おなかぺこぺこ。さっそく中華街名物の豚まんを買ってほおばった。うまいしでかいし、もう幸せ♪ でも今日のメインはおいしいディナー。満腹じゃないけど、ひとまずこれでがまん。それから俺らは、雑貨店に入ったり山下公園で大道芸を見たり。お、横浜って、なにげに楽しいじゃん! それにしても、ラブラブカップルの多いこと。男2・女1のドリカム状態の俺らって、ちょっと浮いてたかも?
さてさて、いよいよメインの夜ごはん。回るテーブルを期待してたのに、普通のテーブルに通されてちょっとがっかり。やっぱ3人じゃ、回す必要ないもんね。で、せっかくだからとすこし贅沢をして、普段はなかなか口にできない高級食材をいただくことにした。フカヒレ、つばめの巣、北京ダック。実はどれも生まれて初めて食べたのだ。う〜ん、お値段がお高い割にはどうも…。あんかけチャーハンとエビチリとマンゴープリンの方が、100倍うまかったっす。ううっ、やっぱり俺ってしょせんは庶民なのね〜。
おみやげに、おもちゃのヌンチャクを買ってきた。ちょっと練習してみよう。うまくヌンチャクができるようになったら、今度は雑貨店で見つけたブルースリーの黄色いつなぎを買っちゃおうかなぁ。



2002年08月24日(土)
Vol.167 ハダカでばったり!

おはようございます。りょうちんです。

ずっと銭湯に行きたかった。いくつもの心地よいお風呂につかることで、ここんとこたまってる疲れを取りたかった。休みだったおととい、朝から銭湯に行こうと決めていたのだが、夕方になっていろいろとばたばたしてしまい、あきらめざるをえなかった。
んで、昨日のこと。久しぶりに仕事を早めに切り上げられた俺は、前の日に行けなかった銭湯に今夜こそは行ってやろうと張り切っていた。さあ、どこの銭湯にしよう? いろいろと考えたが、ちょっと遠いが深夜3時まで営業しているスーパー銭湯にしようと決めて、30分も車を走らせた。
さて、銭湯にて。カラダを洗って湯船につかっていたら。ふと顔を上げると、そこにいたのは友達のEさんだった! お互い、ハダカとハダカでばったり! ふたりしてびっくり! だって、Eさんは家も全然違う場所だし、なぜにこんなところで会うかなぁ。聞けば、銭湯に着いた時間もほとんど同じ。お互いの家から離れたこんな場所で、会う約束をしたわけでもないのに。ホント、偶然って、こういうことを言うんだなぁと実感した出来事だった。
結局Eさんとあちこちのお風呂巡りをしながら、いろんな話で盛りあがった。しかし、長湯好きな俺。サウナでのぼせてしまったEさんは、俺を残して途中で帰ることに。でも、話し相手がいてよかった♪ その後ひとりになっても、俺はマイペースでお風呂巡りを続け、気がつけば4時間半もたっていた。いくらなんでも、そりゃ長過ぎだな…。お風呂上り、全身の脱力感で魂まで抜き取られたカンジ。でもやっぱり、銭湯サイコー!



2002年08月22日(木)
Vol.166 夏は終わらない

おはようございます。りょうちんです。

甲子園でおこなわれていた夏の高校野球が、今年も終わりを告げた。いくつもの熱い感動と興奮が、またさらに俺の高校野球熱を高めた夏だった。甲子園まで行ってナマで観戦はできなかったのは残念だが、その分TVやネットでの情報にくぎづけだった。
明徳義塾高校の優勝。全国4761校の頂点に立った明徳義塾の馬渕監督や選手たちに、まずはおめでとうを言いたい。明徳義塾と言えば、やっぱりあの10年前の出来事。石川・星陵の松井(現巨人)への5敬遠事件。いまだにこの件に関しては賛否両論別れるが、監督という立場の前に教育者である人が出すべき指示ではないだろうと、俺としてはあの頃そう考えていた。そして悪者というレッテルが貼られてしまった明徳義塾に、やっぱり俺もあまり好感が持てなくなってしまった。
しかしあれから10年。今の選手たちが小学生だった頃の話。そしてあの事件の後、2度も辞表を出したという馬渕監督。きっとチームも監督自身も変わったのだろう。彼らのプレーをTVで見ていて、俺はそう感じた。誰よりも一生懸命がんばった結果が、優勝という答えなのだ。だから改めて俺は言いたい。優勝おめでとう!
さて今大会、俺のココロを震わせた試合がいくつもあった。1回戦。見事リベンジを果たした浦和学院vs報徳学園戦。延長13回もの投手戦となった桐光学園vs鳥栖戦。2回戦。あっぱれの逆転劇がすごかった川之江vs浦和学院戦。延長11回のサヨナラヒットに唖然とした小山西vs玉野光南戦。3回戦。最後まではらはらどきどきだった明徳義塾vs常総学院戦などなど。時間ができたら、撮りためてあるビデオをもう一度見よう。そして改めて胸を熱くして涙を流したいと思う。
甲子園はもう終わってしまったが、また新しいチームで球児くんたちは次の目標に向かって動き始めている。だからまだ、そんな球児くんたちの夏は終わらないのだ。そして千葉では、新チームを従えての秋季大会が、明日23日から始まる。



2002年08月20日(火)
Vol.165 答え発表

おはようございます。りょうちんです。

さてさてお待ちかね、前回の心理テストの答え発表です。てか、まだ前回の心理テストを読んでない人は、ひとつ前の「ひとりごと」に戻ってそこから読んでねー。
でもその前に。俺って、こういう心理テストとか占いとかって、全然信じない人。つーか、見てもすぐに忘れちゃうんだよね。例えば雑誌の占いとか見ても、ものの1分もしないうちに書いてあったことに興味がなくなっちゃってる。でもこの心理テストはちょっとストーリー性があっておもしろかったから、今回こうやって書いてみました。
それではいよいよ答えっす。準備はいいっすか? この登場人物、それぞれA子は愛、B男は常識、船乗りCはお金、船乗りDは性、E男は家庭を意味しているんだそうで。で、いちばん共感できる人物が、生きてく上でもっとも大切だと思っていること。逆にいちばん共感できない人物が、どうでもいいと思っていることなんだそうだ。
俺の場合。共感できる人物にE男、共感できない人物にB男を選びました。つまり、俺って家庭をいちばん大切に思っているかわりに、常識なんてどうでもいいと考えてる人ってこと。むむっ、言われてみればたしかに…。俺、両親や弟とかはすげー大切だと思ってるし。モラルとか常識なんて今でもくそくらえって思ってるし。なんかばっちり当たってる気がするんだよなぁ。
みなさんはいかがでしたでしょうか? 当たってた? みなさんのいろんな回答、ぜひ教えてくだされ! お待ちしております〜♪ てか誰か、共感できる人に船乗りDを選んだ人はいなかった〜?



2002年08月18日(日)
Vol.164 心理テスト

おはようございます。りょうちんです。

A子とB男は愛し合っていた。でも住んでいるのは大きな川を挟んだ両側。ある日洪水が起きて、たったひとつしかない橋を流してしまった。B男に会えないA子は、彼が元気かどうか心配でたまらない。
どうしてもB男に会いたいA子は、船乗りCに向こう岸まで連れてってくれるようお願いした。しかしCは、「こんな水かさも増した危険な川を渡るなんて命懸けだ。でも1億円払ってくれるのなら船を出してやる。」と条件を出してきた。そんな大金を持っていないA子は、残念な気持ちを胸にCのもとを去った。そして今度は船乗りDに、同じお願いをしてみた。するとDは、Cと同じように断ったが、「お前のカラダとひきかえに船を出してもいい。」という条件を出してきた。A子はさんざん考えたが、やっぱり愛するB男のことが気になるので、仕方なくDにカラダを許し、なんとか無事にB男の住む向こう岸までDに連れて行ってもらうことに成功した。
さて、命懸けで会いに来てくれたA子にひどく感動したB男だったが、A子がここまで来たいきさつを聞いて、Dとカラダの関係があったことを知ると、「愛する俺以外の人にカラダを許したなんて許せない。」と別れを告げてしまった。A子はとても悲しんだのだが、もうあとの祭。B男以外の人とカラダの関係があったのは事実。泣く泣くA子は、再びDの船で帰路についた。
帰ってきてからも落ち込んでいたA子に、E男が近づいてきた。何を隠そう、E男はずっとA子のことが好きだった。でも、すべてのことにおいてB男に劣っているE男は、今まで何も言わずA子とB男が幸せになることを願っていた。しかしB男にふられたA子を元気にしてあげようと、いろいろとA子の話を聞いてあげるようになった。そしていつのまにかA子とE男の間に愛がめばえ、その後ふたりは幸せに暮らした。
さてここで問題です。この話の登場人物A〜Eの中で、いちばん共感ができるのは誰? 逆に、いちばん共感できないのは誰? 実はこれ、心理テスト。答えは次回の「ひとりごと」で。お楽しみに!



2002年08月16日(金)
Vol.163 夏は待ってくれない

おはようございます。りょうちんです。

世間じゃお盆休みだとか夏休みだとかいろいろ言ってるけれど、俺にはまったく無縁な話。連休なんていつから取ってないんだろう。それでも夏は待ってくれない。だったらたった1日しかない今日の休みを、思いっきり遊びに費やしてやろう。昨日の夜からそうココロに決めていた俺は、友達と海に行く約束をした。
睡眠時間が3時間だってなんのその。遊びとなったら話は別。早起きをしてさっそく海へと向かった。海パンもフリスビーも用意して、車の中ではかなりウキウキモードの俺だったのだが。海に着いて、いささかテンションがダウン。と言うのも、近づいてる台風13号のせいで、うねりも出てて海は若干荒れ模様。それよりも、昨日まではあんなに暑かった夏空が、海に着くなり一気に曇天。おまけに遠くで雷の音も聞こえてる。お世辞にも、海水浴日和なんて喜べない状態。
それでもせっかくだからと海水浴をはじめる俺らだったのだが。ほどなくして、雨が降ってきた。そしてあっという間にどしゃ降りに。なんと、千葉県南部に大雨洪水警報発令だって。きぃ〜、こうなったら意地でも海を楽しんでやる! どうせ海でぬれるのも雨でぬれるのも一緒だもんね、なんて思いながら雨なんて気にせずひたすら波とたわむれていた俺ら。
そのうち雨も小降りになり、持っていったフリスビーをやったり、拾ったボールと流木で野球をやったり、岩場を探検したり。何とかそれなりに海水浴を楽しむことができた。ひざしがなかった分、全然日焼けしなかったのが残念だったけど。
やっぱり夏は海に行かなきゃ。何にもできない夏なんて、もったいないもんね。さぁ、夏が終わる前に、まだまだ夏を楽しむぞ〜!



2002年08月15日(木)
Vol.162 あの時のDくん

おはようございます。りょうちんです。

今日のひとりごとは、高校野球観戦こぼれ話その2。
強豪・志学館に、劇的なサヨナラ勝ちをした我が母校・佐倉高校の試合を見た後、まだ興奮も冷めないまま、俺はトイレへと向かった。そして、そこで出会ってしまったのだ。Dくんに。
高校に入学した時、同じ中学だった友達はみんな違うクラスになってしまった。今でこそ誰とでもすぐに打ち解けられる俺だが、あの頃の俺はかなりの人見知り。自分から誰にも話しかけることができず、途方に暮れていた。そんな俺に声をかけてくれ、いちばん最初に友達になったのが、前の席に座っていたDくんだった。Dくんはいつもさわやかで元気で、笑顔がステキだった。今になって思えば、俺が初めて同性に対して憧れを抱いた人が、Dくんだった気がする。とにかく、高校時代の俺はいつだってDくんのことが気になっていた。
Dくんは野球部に所属していた。3年の夏、最後の試合。主将だったDくんはあの日もさわやかにプレーしていた。日焼けした笑顔が、まったく彼らしかった。しかし、努力の甲斐もむなしく敗れてしまった。そして試合後、応援席に向かって礼をした時、俺はフェンス越しに見つけてしまったのだ。Dくんの涙を。あんなに元気であんなに強かったDくんが、初めて見せた涙。うなだれて悔し涙を流す彼を見た時、俺も胸が熱くなって涙があふれてきた。
卒業後、Dくんと何度か連絡は取っていたが、いつのまにか音信不通になってしまった。そんな中の今回の再会。俺にとってはうれしい偶然。きっと会うのは卒業以来。あの時のDくんみたいに坊主頭じゃなかったが、相変わらずかっこよかった。お互いの近況を話し、また応援に来るよなんて言ってのに、その後Dくんとはもう会えなかった。
さて。なんだかこわくて聞けなかったのだが。Dくんの指に光るリングに俺は気づいたけれど、Dくんは結婚したのだろうか?



2002年08月13日(火)
Vol.161 迎え盆

おはようございます。りょうちんです。

小学生だった頃、夏休みには田舎に帰るんだという友達がうらやましかった。なぜなら俺には、帰る田舎というものがなかったからだ。「なんでうちには田舎がないの?」と親にごねたこともあったが、「あなたの田舎はここでしょう」と諭された。たしかに。俺の実家はいわゆる本家なので、お盆には俺らが帰省するのではなく、親戚一同が実家に集まってくるのが恒例だった。最近でこそ何年かに一度の大きな法事のある年しか集まらなくなったが、昔はいとこやはとこなどたまにしか会わない親戚たちが、お盆中には毎年実家を訪れていた。
今日から盆の入り。迎え盆の今夜、休みだった俺は実家に帰って親や弟と準備をした。なすときゅうりに、足に見たてたおがらという割り箸のようなものを刺して、馬と牛のお飾りを作ったり。迎え火に持って行くちょうちんや線香を用意したり。そして夕方、迎え火のため墓地まで。墓地では線香やお供えををあげて、帰りには持って行ったちょうちんに灯をともして帰ってくる。
昔は、こんなイベントが夏の楽しみのひとつだった。なすときゅうりにおがらがうまく刺せなくて、カッコ悪い馬と牛になっちゃったり。迎え火のついでに、墓地の裏にある栗林にくわがたを探しに行って怒られたり。風でちょうちんの灯が消えないように、帰り道はやけに慎重になって歩いたり。今になってみれば、みんな懐かしい思い出だったりする。
俺はどんな宗教も信じちゃいないけど、こういう伝統みたいなものはこれからも大切にしていきたいと思っている。俺の記憶に残っているご先祖様は、数年前に亡くなった祖母しかいないが、毎年この伝統を守り続けていくことが、大好きだった祖母への最高の供養なのかもしれない。