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食べ物の記憶 - 2003年06月11日(水) 私は特に記憶力が良い方ではないけど、 「その人と何を食べたか」ということに関しては どういうわけかものすごく記憶力が良い。 初冬のススキノでライブの帰りに、 友達と食べた豚まんは、 寒さと空腹を癒す、究極の味。 遠い親戚のお通夜で、 知らない親戚とモソモソとつまんだイカのおつまみは、 なんだか手持ちぶさたな味。 初めて訪れたあの子の部屋で、 突然ふるまわれたカレーライスは、 自分にはつくれない初めての味。 などなど。 体に直接取り込まれる種類の記憶というのは、 なんと確かなことか…と思うのです。 そう思うともう、なんだかやたらに どうぞ、幸せに、幸せに。 という気持ちになる。 なにに対して?わからないけれど。 - 書いたり描いたり - 2003年06月10日(火) ひさしぶりにマンガ仕事。 やっぱり文章だけのものより こっちの方が自分の作業的にはスムーズな気が。 たぶん、他人が立ち入れない領域での作業を できる割合が高い仕事だからなんだと思う。 自分にしかないテンポとか、間合いとか、 そういうものを見てもらってる感じが強いというか。 ただ作業に本腰を入れるまでにやや時間かかるのが、 子どもの頃からの性分でして… (そのかわり始めると早いです) お前、何屋なんだ…という感じですが… まあ、まあ…。 -- 以前、会社にいた先輩に 「絵も描けるのがゴトーさんの個性なんだから、 そこは殺すことない。そのまま行けばいい」 というようなことを言われたのが、 実は密かに私のパワーになってたり、してます。 そこを生かせる環境にしてもらっているのは、 ありがたいです。本当に。 -- そんなわけで… 「ケイコとマナブ北海道版8月号」特集に 4コマ漫画&イラスト描きまくりました。 7/4発売です。みてね。 - 生きていた - 2003年06月09日(月) なんか全然休まってない感じの週明け。 そういえば朝、市電に乗ったら 1カ月くらい前の終電車内で バッタンバッタンと倒れまくって頭打ちまくって みんなに迷惑&心配をかけまくっていた泥酔青年… が爽やかなスーツ姿で席に腰掛けていた。 あんたねえ。 と思ったけど、生きてたんだ、よかった。 - 最近日記が - 2003年06月08日(日) すっ飛び気味ですみません… かなり不本意なのでここでリアルタイム言い訳。 木曜の夜行バスでちょいと実家帰ってまして 今朝JRで戻ってきてそのまま会社に来ました日曜日。 明日の準備とかいろいろして これからよーやくうち戻ります、 市長選挙(再)も行かなくては…。 なんなんでしょうこの忙しさは。 --- バスターミナルの衛星放送で見た 「YEAH YEAH YEAHS」のPVが妙に頭に残って 地元のCD屋で探したらあったので購入。 前から気になってたのだけど バスターミナルって場所が私の欲に拍車をかけた。 ボーカルのカレンちゃん、声が強くてジューシーで 強靱な楽器みたいでいいわあ。 ちょっとお下品なパフォーマンスも多いんだけど エロくない、というか…。 品格ある下品といいますか…。 --- 次の週末は神宮のお祭りだ〜。 - 極悪人がつくるすごくうまいもの - 2003年06月07日(土) 極悪人がつくるすごくうまいもの というのは、あるのだろうか。 ないのだろうか。 うまい食べ物をつくれる人というのは、 根本的に「イイ人だからできること」、のような 気がしてませんか、なんとなく。 どうだろう。 連続殺人凶悪犯がつくる絶品カレーとか… (なんか入ってそう…)。 - 松前に行く - 2003年06月06日(金) チチハハと法事のため車で松前へ。 うちの菩提寺は 実家から車で約1時間半の、 松前町という城下町にある。 北海道で城下町と呼べるのは ココだけです。 ここの街並みは 江戸時代のスケールそのまんまで 商店街とかが成立しているので、 北海道らしからぬ狭さで面白いです。 北海道ではココだけという 孟宗竹林もあります(最南端の街なので気候がちがう)。 あとはイカ!イカ激ウマネ! 夏場はサイコウネ! 北海道らしさを味わいたくない方におすすめ。 なんのこっちゃ。 - 夜行バスで実家へ - 2003年06月05日(木) 法事のため、夜行バスで実家へ帰る。 法事といっても、父と母と、私だけ。 だからなおさら帰らねば、という気がして、 かなりキツかったけど帰った。 夜行バスはバス会社が変わったせいか 以前より少しだけ快適で、着くのも早かった。 降りたらもうそこはふるさとで、家の近所で、 さっきまでうつらうつらとしていたせいもあって… まーなんだかものすごく変な感じがした。 朝の4時半に、ひとりでこんなとこに立ってる。 カッコウが鳴いてるのが聞こえる。 知らなかった。朝の4時半て、 このあたりはこんな感じだったんだ。 家の前の路地に入っていったら、 もう全然知らない顔ばかりの 近所の犬たちに吠えられまくった。 おはよう、おはよう、 あすこんちのムスメです。 - 大人になっちゃイヤ! - 2003年06月03日(火) はっと気がつけばもう6月で、 新緑がやわらかくってきれいだなあなんて 思っていた ソコラ辺の木々も いつの間にか夏の茂みの色へと 変貌を遂げていて、あーあ、と思う。 娘だ娘だと思っていたのに はっと気がついたら女になってた…みたいな… …何を言っているんでしょうか私は……。 (つかれてます) - 野菜が食べたい! - 2003年06月02日(月) 野菜だ!野菜が足りないんだ!ジュースじゃ駄目なんだ! そう心の中で宣言した私は、 最終で帰ってから(晩ごはん食べ損ねた) 昨日スーパーで買っておいた野菜たちを 自己流ラタトゥユにする。 はじめてラタトゥユというものを食べたのは 3条通りにあった「LaLa宇宙」だったなたしか。 あの店も、気がついたらなくなってた。 好きだったのに。 トマト、パプリカ、なす、ジャガイモ。 野菜は別になんでもよいのさ。でもナスは必須かな。 全部刻んで蒸し焼きにして、塩・胡椒・ワインビネガーとか なんかまー適当に入れて味付け。 とにかく薄味に薄味に。 あとは冷蔵庫で冷やしておけばいい。 生野菜よりもずっとずっとおいしい。 冷たいパスタの具にするのもいい。 鶏肉か、ベーコンを入れるのも良さそうだ。 少しだけ取り分けて、寝る前につまむ。 相変わらず忙しい、忙しいけど、 自分の時間はやろうと思えば ひねり出せるもんだなと 最近ちょっと思う。 こーやって夜中に野菜を刻んでるときとか そう思う。 すべてが意思で解決するとは思わないけど、でも。 - 足湯 de 混浴 - 2003年06月01日(日) 定山渓へ。 といっても温泉にバッチリ入ったわけではなく、 無料で入れる「足湯」というのに ちょっと寄ってみただけ。 定山渓は札幌市内だけど、 完全に山の中なので 空気の中の緑成分やら土成分が濃いめな感じで、 それを吸っただけでなんか元気出ます。 ちょっと寂れてるけど。 「足湯」は3畳くらいのスペースの浅い湯船に まわりをぐるりと囲むようにして みんなで足を突っ込む、という状態になるのですが 知らない人同士で(隣も向かいもめちゃめちゃ近い) すねまでまくり上げてボーっとしてるってのはかなりヘン。 あれだ、直島にあった 「文化大混浴」に通じるものが。 -
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