幸福と 科学   ...ごとうみちこ

 

 

100円ショップで燃えた - 2004年01月07日(水)


きのうのところにも書きましたが
明日、某官公庁系パンフレットの料理ページ撮影のために
なぜか私が料理を担当するのですが
(予算がないので私が。場所は同僚の実家のキッチンを使用)

さすがに家の食器などそのまま使うのは見栄えがやばい、ということで
100円ショップや東急ハンズなどで食器や材料などを買いまくった。

最初に近くの100円ショップに行ったのですが、
「ここにある限られたものでいかに見栄えをよく見せるか」
が腕の見せどころだ…と考えたとたん火がつき、

「あのカゴは卵を入れよう」
「この皿は使える」などと考え出したらもう止まらない。
いやあ、燃えましたね。
真のクリエイティブ(?)とはこういうことかもしれないよ。

しかしそのあと、100円ショップでは事足りなかったので
東急ハンズまで行ったのですが、
「本物はいいなあ」と思ってしまいました、
100円ショップのあとだと。



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タブレットを買いに - 2004年01月06日(火)


前々から欲しいと社長にお願いしていた
「ワコムペンタブレット」を買ってもいいことになり、
打ち合わせのついでに電器店へ行ったら、

髪の長い、気持ち悪いほど長い
60歳くらいの小さいおばさん(浮浪者?)が
子どもに混じって得意げにプレステをやっていた。

親子なのか?

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で、パソコンのフロアに上がって色々見ていると
(ペンタブレットって微妙な商品らしく、
どの店に行ってもわかりづらい場所に置いてある)
なんかヘンなニオイがするので振り向いたら、
明らかに浮浪者とおぼしきおじさんが
デモ機を使ってインターネットをやっていた。

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今週、撮影でなぜか料理を担当している仕事があって、
デパ地下でバラ肉の塊を2本買った。
右手にタブレットの入ったビックカメラの紙袋、
左手には肉の塊という状態で会社まで戻った。




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ゴミだし - 2004年01月05日(月)


今日から会社。
朝、年末に出しそびれた燃えるゴミを
意地でも出そうと、あわててドアをあけたら
もうそこに収集車が来ていて
(アパートの前がゴミ置き場)

こうなったら階段の踊り場から落として
お願いしようと(2階くらいなら大丈夫と思った)
すみませーんすみませーんこれもー、
と声をかけると「あーいっすよー」と
収集の兄ちゃんが言うので上から落とそうとしたら、
急に持っていたゴミブクロがすーっと軽くなり
中身がボダボダボダボダボダと下に落ちた。

「あーあーあーあー」と言いながら
一瞬なにが起きたのかわからなかったのだけど、

落とそうと持ち上げたときに
ゴミ袋が階段の手すりの氷にはりついてひっかかり、
破けてしまったようだった。

下にいたお兄さんは
眉間にしわを寄せるようなことも舌打ちするようなこともなく、
あああーちょっと待って!と言いながら、
収集車に備えてあった熊手とスコップをささっと取り出し
「カラスが来るとアレだからね」と
私がぼたぼた落としたゴミをさーーーっと拾って
ポイッと車の中に捨て、
大丈夫大丈夫〜〜という感じで去っていった。

私が高校生くらいだったら
この人のことを好きになるかもしれない。
とか一瞬思った。



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なぜか室蘭にいたよ。 - 2004年01月04日(日)


たまたま行った室蘭で、
ほんとにたまたまなのだけど白鳥大橋というのを見た。

室蘭というところは、私の中では
なんとなーく印象のワルイ街で
(ちゃんと行ったことないのに…住民の方すみません)

※1 
しかし白鳥大橋というやつは建造物として
ちょっとしたみものだったので、機会があ
ったら是非。特に夜をおすすめします。


実際に訪れた室蘭というのはやっぱり
なんというか印象のワルイ街で(重ね重ね住民の方すみません)

吉野家でも入ろうか適当に、と考えても
適当な場所に吉野家が見当たらず、
ついには「吉野家を探しまくる」という
「適当に」と言ったそもそもの意味がまったく失われる
事態にまで発展する…そんな街でした(私にとっては)。


※2
もしかしたら吉野家じたいがなかったのか
もしれないですが、なんとなく「あるんじゃ
ないか?」という雰囲気だけはあるという、
中途半端に栄えた感じの街なのです。



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仕方ないので大きなスーパーによくある
焼きそばとかたこ焼きとか売っているところで焼きそばを頼んだ。

そこのレジのおじさんは、
こういう類のところには明らかに不似合いな
堅そうな風貌をしている上にやたら毛深く接客もおぼつかず顔色悪く、
離婚なんじゃないかとかリストラなんじゃないかとか
色々と想像をたくましくさせてくれる分には興味深かったです。

焼きそばは塩っからく、当然のようにまずかったのですが、
私が出る頃に入ってきた50歳くらいのおじさん(我々以外の唯一の客)が
うまそうにそれを食べているのを見て
「うまいのかなあ」「こういう日常もあるんだなあ」と
またいろいろ想像をたくましくしたりしたのでした。

そんなわけで、知らない町で、その町の人のふりをして歩くのは、
けっこう面白いものです。



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新しい函館駅舎 - 2004年01月03日(土)


今日は、札幌へ帰る日。

昨年新しくなった函館新駅舎を、
はじめてちゃんと見た。

これが結構よくて、ちょっと感心しました。
昨年春オープンした札幌駅舎は、
妙に気合いが感じられてしまうというか、
建物に威圧感があってやたらと人が小さく見えるので
私はあまり好きではないのですが、
それと比べると新しくなった函館駅は
人心地がいいというか、なかなか好感を持ちました。

あのションベン臭いだけだった函館駅が…
とかつての駅舎がかなり辛かったことを思い、涙しました(うそ)。

3時間半、またうまく眠ることができなくて
ぐだぐだになって札幌駅についた。
4日間ほったらかしていた私の部屋は、外より寒くなっていました。



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ベーコンを作った。 - 2004年01月02日(金)


実家に私あての年賀状は一枚も来ませんでした。
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今日は、なぜか家で「豚のベーコン」を作った。

なぜかというか、これにはちゃんと理由がありまして、
休み明けに官公庁系の冊子ものの「料理ページ」の
撮影を担当しておりまして、
本来ならそんなものは専門家がやるべきなのですが、
簡単な物だし予算ないしということで
同僚の家の台所を借りて
私がやることになっている…

というその練習です。
さすがにやったことのないものを
いきなりやるわけにはいかないので、
シーズンオフの自主練習ですネー。

そんなわけで、帰る前に
スパイスやら燻煙用のチップやら
いろいろ札幌で買ってきたんだけども、

フライパンで簡単にやる方法だったのですが、
これがすごく美味しくできまして。

なんだろう、焼き豚とベーコンの中間くらいのものって感じで、
手作り風のワイルドな味なんだけど、それはそれでとても美味しい。
こんどは、いつか外でやってみよう。

お正月にやった、年賀状以外に唯一生産的なことでした。



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生まれて初めて元旦に - 2004年01月01日(木)


今年もMacの「謹賀新年」を見れませんでした。
今年は欲しいねMyマシン。

祖父が亡くなって以来、いとこが大集合するという行事が
いつの間にか自然消滅し、我が家の正月はすごく静かです。

おせち料理って嫌いじゃないんだけどさ、
朝からあんなに食べる必要はないと思うわけですよ。
(温泉宿の晩ご飯とかもそうだが)

ちなみに私が好きなのは、
1 煮〆(とくに里芋とフキが)
2 なます
3 昆布巻き

です。
※煮〆はふだんから好んでよく食べます(渋)。


午後から、生まれて初めて元旦に初詣に行った(親と)。
これは28年の人生で初めてのことだ。

うちの親たちは最近歩くことにコッていて、
わざわざ神社からすごく離れたところに車をとめ、
寒空の下、函館元町界隈を歩かされた。

もう昼すぎだしどうかな?と思ったけど、函館八幡宮には
まだまだけっこう人がいて、にぎわっていた。
(といっても、たいした人数ではない)。

行列があったので、何かと思ったら
神主さんが「獅子頭」を持って、参拝者のあたまの上で
「かちかちかち」とやるアレをやっていた。
すごくやってみたかったが、時間がかかりそうなのであきらめた。

たぶん1人だったら並んだ。
(でも私が子どもだったら泣くなアレは)

境内で飲んだ甘酒は、とろりと濃厚でとてもおいしかった。
昔は飲めなかった、コレ。

境内のにぎわいを見回しながらなんとなく、
このぐらいの規模の街って悪くないよな、と思った。





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年末模様(5) - 2003年12月31日(水)


昼頃から年賀状の宛名がき。
ぱぱっとやって、さっさと出せば年内年内…(おい)
とタカをくくっていたら、夕方5時頃までかかる。

官製年賀はがきではないので
切手を買わねばならないわけですがこの時間。
※注・実家から最寄りのコンビニまでは正直遠い。

まあなんとかなるだろうと賀状の束を持って外へ出、近くのスーパーのサービスカウンターならきっと切手があるんじゃないかと思いつき立ち寄ったらドンピシャ。50円切手を50枚買って、なんとかその足でポストに突っ込んで行きたかった私はたまたま鞄に入っていたティッシュを濡らし、スーパーの入り口にあったベンチに座ってぺたぺた切手を貼り、そのままポストに出してきたよ!

と戻ってから父親に自慢げ(?)に話すと
「俺にはそんなやっつけ仕事はできねえな」
と言われた。

大晦日は毎年「クジラ汁」と「鯉のあらい」を食べます。
そばは食べなかった。

ダラダラとテレビを見るけど面白くなく、
夜中の1時半頃から、NHKでやってた養老猛司と犬養道子の新春対談が
シリアスな内容ながらかなり面白くて見入る。

そういえば去年もこの時間にこのNHKの対談見てた、と思いだした。
あれ、去年は誰だったっけなー。



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年末模様(4) - 2003年12月30日(火)


朝なんとか起きて、札幌駅から特急で帰省。
寝ることができない上に首から上の収まりが悪く、
酔って具合悪くなって函館に着いた。

久しぶりに家に入ると、いつもまず線香の匂いがする。
はっきり言ってこの第一歩目に感じる匂いはいつも
「よそん家のニオイ」って感じ。

今私が暮らす私のアパートの部屋も、
なんだか自分の匂いがするもんな…。

仏壇にお土産やらあげてお茶飲んだあと、
ベッドに直行、晩ご飯まで爆睡。

いつも六花亭ばっかりなので、たまには違うのをと
選んだお土産は「甘仙堂」の和菓子詰め合わせ。

ここの和菓子は、上品で素朴で、
ちゃんと甘いのにしつこくなくて、ついぺろりと食べてしまう。
札幌のココしかない店なので、お土産にもおすすめ。




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年末模様(3) - 2003年12月29日(月)


ガスタンクの見える小さな喫茶店で
今年最後の小さなパーティ、があるというので
しばらくぶりに参加。

お腹がすいていたので
オムライスを頼んだのですが、
薄味のさらさらケチャップライスに
ほどよくふわふわの薄焼き卵(薄焼きなんだけど絶妙に半熟)
にデミグラスソースがかかっているという
ちょっと大人風のやつで、すんごく美味しくて
あっという間に完食。また食べたい。

オムライスは、丸々と太った力士のハラ、
みたいな形のがいっとう美味しいと思います。
卵が厚くてトローリ半熟も美味しいけど、
ちょっと薄焼き気味の方が好きだなー。

そとは珍しく雪で、ガスタンクも雪景色。
こうしてわいわいと小さな店に身を寄せ合っていると、
なんかこういうのも悪くないなあと思う。

あの、今年の1月だったか
ハナレグミのライブを小さなお店に見に行った夜もものすごい大雪で、
あのときもちょっと、こんな感じだったな。

冬のこーいうのは
億劫がらなければ、なかなかよいものです。



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