蒼粒子

2002年02月05日(火) 『仮面ライダー龍騎』ペルソナ化計画

最初見たときは“何だあのデザインは?!”と思ったものですが…、またあれもこの先変化してゆくんでしょうな。前作よりもCG多用(?)で、良いか悪いかはともかく、グラフィカルでスピーディーでオープニングから魅せますよね〜。テーマ曲は松本梨香だし。内容はまだ初回なのであれですが、ゲーム的要素が強いなという印象をもちました。カードとかモンスターと契約って、すごい『ペルソナ』チック…と思うのは私だけ?



2002年02月02日(土) 【おばちゃまはイスタンブール】ドロシー・ギルマン

書名:おばちゃまはイスタンブール
著者:ドロシー・ギルマン/柳沢由実子 訳
発行:集英社文庫
定価:524円

…………………………………20010128読了

面白かったデス〜! 前作は苦難・忍耐・苦難……って感じでしたが、今作はよりアクティブにスピーディーに物語が展開します。御都合主義がなんだ! 次々に現れる人物たちがみんな魅力的で(きっとおばちゃまに感化されてそうなるのだろう)、それから、それから、それから? と息つくヒマもなく読ませきります。ちゃんとあっといわせる仕掛けもあり、サービス満点。そしてさりげなく散りばめられた「人生ってこんなものよ」という、決して重くはないけれど、深みと温かさのあるメッセージ。
全シリーズ、読むぞ〜!


ところで、ガオレンジャーの次に始まる戦隊シリーズは『忍風戦隊ハリケンジャー』なんですね……。カクレンジャーの後継なのか?!
それにしても『Best Hit TV』マシューに負けてない玉山くん、面白かった〜(^○^)



2002年02月01日(金) 【おばちゃまは飛び入りスパイ】ドロシー・ギルマン

書名:おばちゃまは飛び入りスパイ
著者:ドロシー・ギルマン/柳沢由実子 訳
発行:集英社文庫
定価:630円
…………………………………20020131読了

というわけで読み終わりました、おばちゃまことミセス・ポリファックスシリーズ第1作。そもそもこのシリーズを読もうとしたきっかけは、『このミス』を立ち読みして、です。アーロン・エルキンズの『略奪』もそう。けっこう翻訳物って翻訳者によっても善し悪しがあって、あまり読まずに最近まで来てるとこがなきにしもあらずでして、買うときは人の意見を結構参考にしてます。
で、ほんとは2作目の『イスタンブール』を先に読んだんですけど、期待に違わず面白かったです。はらはらドキドキ、次から次へと襲いかかってくる苦難に立ち向かうおばちゃまが本当に素晴らしい。ある日突然、人生を変えてみたくなって(さらっと書かれてはいるけど、ちゃんとした思いがあって)CIAにミセス・ポリファックスがスパイ志願に行くところから物語は始まるのですが、とにもかくにも彼女の愛すべきキャラクターが全編生き生きと染み渡っていて、読み終わると幸せな気分に浸れてしまうのです。
今作で特筆すべきは、ヒジョーに人間臭いCIAスパイのジョン・セバスチャン・ファレル。ハンサムなのにおばちゃまにオイシイとこ持っていかれっぱなし(笑)。おやすみ前の読書におひとついかがですか?


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里村朋佳

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