蒼粒子

2002年05月12日(日) 山本周五郎作『さぶ』

14日にドラマでやるんですよね! だいぶ前からチェックはしてたんですけどね〜あの男前で器用な栄二を藤原くんが、ぐずだけど誠実なさぶを妻夫木くんがやるというのですから、期待度大! しかし……CMを見ましたが、「禁断の愛の物語」ってι そんなキャッチいいのかよ〜(ーー;)
で、ドラマを見る前に、原作をもう一回読んでおこうと思って、埃まみれの文庫本を本棚の奧から引っ張り出してきました。前に読んだのは中学生ぐらいの頃で、その時読んでも面白かったんですが今あらためて読んだら、泣けました。「さぶちゃん、いい人すぎる〜(T_T)」周五郎、あんたの言いたいことすごくよくわかるよ!って感じですか(おまえは何様だ!)。

ーさぶ、と栄二は心の中で叫んだ。ああさぶ、もういちどおまえに会いたかった。

ドラマ見たら、また感想書きます!
……といいつつ『タイムスリップ森鴎外』の感想をまだ書いていない私。



2002年04月23日(火) 再来年の大河ドラマは新選組!

最近、新選組の映像化の話を聞いても、素直に喜べない私。でも今回は大河だ! しかも脚本は三谷さん! 期待してもいいじゃないでしょうかね〜。出来ることならば『振り返れば奴がいる』のような! 格好いいドラマを、カッコイイ土方を(笑)!お願いしたいです。おっさん土方だけはやめて……(~_~;) 問題はキャストだな。けどまあ、『利家とまつ』で大幅な若返りが図られたことですし、そのへんは大丈夫かなっという気もします。
個人的に椎名桔平さんとか……ダメですか?

『竜馬におまかせ!』結構面白かったので。大河だから、ああいうコメディタッチにはならないんでしょうが……。マニアックなツボ抑えてましたからねー、もしかしたらそれが万人受けしなくて、視聴率イマイチだったのかもと思ったりもするのですが。いいのよ、面白ければ! 史実そのままでも笑えるところを、ちゃんとすくってくれるのが三谷さんのいいところだと思うので。とりあえずは「大河で幕末モノは当たらない」というジンクスを打ち破ってもらいたいですね。



2002年04月20日(土) 文學ト云フ事

今日、まったく偶然に(『仲良きことは美しきかな』の出典を探していた)『文學ト云フ事』のサイトを見つけてしまいました! すっごい嬉しい。これは1993〜1994年頃、深夜にやっていた番組なんですが、文學作品の壮大なる予告編と銘打って、谷崎やら三島やらの作品を紹介してたんですよ。映像が綺麗で役者もおいしい(『雁』の岡田役の袴田くんなんか特に!)。内容というかスタイルも凝ってたし。何作かはビデオにとって、あと何作かは友人にビデオを貸してもらったんですが、まだ私の知らない作品があったらしい……。スカパーで再放送といわず(泣)ビデオ化してください〜! このサイトのおかげでずっと気になっていた『蓼喰ふ虫』で使われていた音楽がわかって、よかった(感涙)。


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里村朋佳

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