2003年08月25日(月) |
「小説家を見つけたら」 |
期待度 ★★★★☆ 満足度 ★★★☆☆
いいお話でした。 が、ちょっと地味というか、渋いというか、退屈というか(^^;)
ショーン・コネリーは素敵なおじさまですが(自転車に乗っている姿はすばらしい)、天才肌の偏屈役が多いですね。これでもそうでした。
天才的な小説家と天才的な文才を持つ少年の交流……天才ではないわたしにはちょっとばかし、見ていて辛いものがあります。 むしろ、挫折した小説家・教師の方に感情移入してしまったりして。 だから、あまりに悪役一点張りの描かれ方にかわいそうになってしまいました。 最後ぐらい、ちょっと花をもたせてあげてもいいのにな。 でも、実際にこういうタイプはけっこう危険なんだろうな。こうならないように、気を付けよう。
ラスト。ショーン・コネリーの質問には「やられた」と思いました。 そうか、そういうことか。
気になることは。 主人公の少年って、一度でも笑ったっけ??? ずっとまじめな顔をしていたような。
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