
|
 |
2004年09月24日(金) ■ |
 |
号泣する準備はできていた・・の巻 |
 |
蛇にピアスを読み終わり、どうしようもない気持ち(なにかわからなかったけど今日判明)になりました。 そのどうしようもない気持ちってのは、NET友達のKちゃんのお言葉から・・
>読後感より読中感の素敵な作品だと思いました。 読んでいる間は彼ら彼女らのような人生を経験できるという カタルシスです。 大島渚の愛のコリーダや愛の亡霊に通じる間隔ですね (Kちゃんのお言葉拝借)
OH!まさにその通り! さすがkちゃん。 あのストーリーに引き込まれて彼ら彼女らを自ら経験しているような 気分。だから、もやもやしているのだ。 繊細な心を描写しているのが印象に残って、町中でピアスをどこの部族 だ?と思うくらいつけている男性を見かけると少しだけ胸が苦しくなるの ですよ。
現在はタイトルの本「号泣する準備はできていた」を読んでいる のですが(図書館で予約待ちなんでみなさんよりも一歩も二歩もずれています)、江國香織は好きです。女性そのもの、自分の心や気持ちなどそのまま 書かれている。なんで知ってるのですか!?と思うようなことまで。 時間のあるときに、ミルクティー(ミルクたっぷりにして)をのみながら 、それも外は雨のほうがいいな。そんな時間と空間の中で彼女の本は読みたいと思いました。 それと、冷静と情熱の間の赤・青両方買いましたが、赤のほうが好きです。 やはり女性の視点から書いたものが好きなんですかね。
きっと、自分が彼女らの気持ちになれるからだと思います。
で、号泣する準備はできていたのなかで バーでお酒を飲んでいるシーンで「彼は私のいすの背もたれに腕をまわした。私が好んでいることを知っているからだ」というところがありました。 あ、文章は多少違いますので・・ 女性はやはりこういうの好きなんですかね。 私も好きですが・・車を男性が運転している時バックするとき、助手席に手を回して・・そういう仕草がたまらなく好きという女性がいますね。 手というのは、一番簡単で一番身近なスキンシップだと思うんです。 恋人同士の一番最初のスキンシップはやはり手をつなぐことでしょう? あ、違う人がいるかもしれませんが。。 安心できる・守られている・大事にされていると思う(思いがち)なんで しょうね。
私の手フェチはそういうところからきているのかもしれないと思いました。 あ、あと食事中、きちんとお箸をそろえて置くところとか、ギターを弾いているところなんかも好きですけど笑
のろけているのではありません。 なんとなく、手フェチは自分だけじゃないというのが(間違った見解かもしれませんけど)わかったような気がしてうれしかったのですよ。
|
|