Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年04月08日(月) 新学期、スタート

とりあえず驚いたのは、
大学のホームページがリニューアルされていたこと。
大学に行ってどういうと言うよりも前に、
これがとてもびっくりした。
そして、せっかくフラッシュのムービーを使って
きれいに作っているのに、
それを表示できない大学の環境に悲しくなった。
せめて、自分の大学のページくらい
見られるようにしておけよ、と思ってしまう。

ここのサイト、外部から接続すると、
学内向けのページは見ることができない。
しかし、実はあの学内向けというところ、
中身はなにも入っていないのだ。
「いったいなにが入っているのだろう?」と期待に胸を躍らせた方が
いるかも知れないが、
残念ながらそういうことだ。

それで、今日から講義がスタートした。
今日はほとんどの講義でガイダンスしか行っていないので
ほとんど実質的な授業はなかった。
輸送機器設計は別だったが…。

輸送機器設計と言っても、
実際は自動化機器の設計について、という話のようだ。
知人の先輩は、そんなもの独学でちゃんと作っているが、
僕たちのレベルでは、
半期をかけて勉強しなければならない内容のようだ。

具体的には、
コンピュータの基盤を利用して、
自動的に様々な処理をこなす機械を設計するという内容なのだそうだ。
実例として、
「部屋の明るさを一定に保つ機械」ということが挙げられていた。
もちろん、太陽の光が入ってくる部屋で、という条件だ。

それ以外で驚いたのは、
なんと、この大学には経営工学の講義がある、ということだ。
MBAで有名な、アレだ。
教科書までアメリカの経営学修士の講義で使われるものと
同じものを使うと言うのだから呆れる。
もっとも、英語など読める学生はこの大学にはほとんどいないので、
訳本を用いるわけだが…。
まあ、教科書はMITと同じでも、レベルはそうはいかないだろう。
訳本では同じとは言えないかも知れないが。
どうでもいいが、学部生でこんな内容を
理解できる奴などいるのだろうか?
ちなみに、教科書代は一万円である。
非常に高価ではあるが、おもしろそうなので買ってみることにした。
後悔することは間違いないが…。
ちなみに、一万円で2冊である。
6100円と4800円で合わせて10000円という、
少々おかしい計算である。
まあ、世の中そうしたことはよくあるものだ。
この場合、著者割というもので価格の引き下げを図っているそうだ。
高いことに違いはないが。
ちなみに、著者割は本来一割引らしいので、
それを考えると9810円ということになるが、
そのあたりはあえて突っ込まないことにする。
もしかしたら、MITで使っている、という方の
教科書は著者割の対象外なのかも知れない。

あと、知識情報処理という講義は
教官がアメリカに行ってしまっているので
開講は五月になるそうだ。
9月11日にニューヨークにいたようだが、
特に被害には遭わなかったらしい。

もう一つは多変量解析という講義である。
名前を聞いただけで逃げたくなるが、
僕が逃げる前に教官が逃げてしまったらしく、
いくら待っていても教官は来なかった。
掲示が出ているかどうか確認したが、
正真正銘、何かのミスのようだ。

それから、もう一つ重大な事実がある。
万が一、この日記を読んでいる人の中に
東京商船大学を受験しようと考える人がいるなら、
よく考えて欲しい。

なんと、学食がうまくなったのだ。
これまで、学食はひどい味で、評判は最悪であった。
学内にある学食よりも、
10分も歩かなければならない牛丼屋を選ぶ
学生が多くいたくらいである。
それが、業者が変わったおかげで、
値段も手頃になり、味もググッとグレードアップしたのだ。
「ゆでたまご付き小麦粉のしょうゆづけ」が月見うどんになったのは
大きな変化である。
なんせ、しょうゆではなくつゆになったのだ。
中身も、小麦粉の固まりではなく、うどんになったのだ。
これは大きな変化である。
質もそうだが、量も大幅にアップし、選択肢が広がった。

これは、まさに改革である。
売り上げで前年を上回れば今後もこの業者が
学食を担当するらしいのだが、
味だけ比べれば間違いなくこの業者の方が上である。
意外なところが良くなって、非常に嬉しい。

そう言えば、昨年度後期の成績であるが、
安全工学を落としたこと以外は、
だいたい問題のない成績であった。
前期のように、必修単位を落とすこともなかった。

しかし、今年度の前期は問題がある。
昨年度に落とした必修が、教職と重なってしまって
履修することができないのだ。

久しぶりに友達に会ったが、みんなそれぞれ変わっていた。
一番驚いたのは、
ゲームばかりしていた友人が、
いつの間にかアルバイトで成績トップになっていたことだ。
ちょっと前まで勤務態度が良くないということで
クビになりかけていたのが信じられない。
ちなみに、原付を購入するそうだ。

今日は、定期を買うつもりだったが、
結局買うことはできなかった。
新宿は混んでいたし、町田はもっともっと混んでいた。
あれ、どのくらい並んでいたのだろうか…。
一時間くらいは待たされるのではなかろうか?
ちなみに、町田駅では嫌な思い出がある。
一時間近く並んで、窓口に行ったら
必要ないはずの在学証明書を要求されたのだ。
それを大学の方に報告したら、
「ふざけるな、こっちに電話をかけさせろ!」
と言ってくれた。
やはり間違っているのは駅員の方らしい。
小田急も、時々そういう駅員がいるようだ。
新宿の駅員さんは割と印象が良かったのだが。
まあ、それもいろいろだ。
若い人は愛想が良くて、年が上がるにつれて無愛想になる
傾向があるようだ。
接客業なのに仏頂面は良くないと思うのだが…、
こんなことで若い人間に負けていてどうするのだろう?

そうして定期の購入をあきらめたあと、
ルミネという百貨店に向かった。
僕は明らかに合わない雰囲気の店だ。
しかし、ここの6階にはかなり大きめの文房具屋が入っている。
嫌な雰囲気ではあるが、やはりせっかく文房具を買うなら
多くのものを比較検討してみたいと思うのは
おそらく間違いではないだろう。
もっとも、比較検討したところで、
どれが良いか見極める目などないのだが。

結局、ノートを10冊と、
シャープペンシル、黒の水性ボールペン、
書類入れ、弟のペンを数本。
以上を購入して帰途についた。
そう言えば、弟に貸したお金、
まだ4000円返してもらっていない。
忘れてもいいような額ではない。
一応、念頭に置いておかなくては…。
弟は常に金欠なので、持っているときに回収しておかないと
いつまで経ってもお金を返してもらえない可能性がある。
にしても、本当に返してくれないとは…。

そう言えば、友人がシグマリオン2を購入していたが、
Librettoと赤外線通信を行うことができなかった。
専用のソフトが必要なのかも知れない。
なかなか難しいものだ。
FDでそのソフトがついているらしいのだが、
Librettoには、スマートメディアドライブしかない。
今の新型Librettoはどうなっているか知らないが…。

それにしても、1限も2限もないのに、
朝の7時45分に大学に行ってしまうとは、
なかなか間抜けなことをした。
僕が見ていた時間割表では1限があることになっていたが、
今年はなくなったようなのだ。
こんなことなら、人の少なかった定期券売場で
定期券を購入しておくべきだったかも知れない。

これから先、睡眠時間はどんどん不足することは間違いない。
今のうちに寝ておくことにしよう。
昨日から今日にかけて、実質2時間も寝ていないことだし…。
ちなみに、その理由は単純である。
日曜日、春休みのだらけた生活に慣れきっていて、
14時などという時間に起きたせいで、
深夜の3時にならなければ眠れなかったのだ。
5時半起床なので、本当にほとんど寝ていない。
かなり神経がすり減っているが、
我ながらよくこれで平気なものである。
きっと、こんなことを言っていられるのは若いうちだけなのだろう。
悲しいことだ。
人は必ず老いさらばえて衰える。
絶対に変えられない運命とは言え、残酷なものだ。


 < 過去  目次  未来 >


Seak [MAIL]

My追加